皆さん、冷蔵庫の下にマットを敷いていますか?
「そんなの知らない」「先に冷蔵庫を置いてしまったから面倒」などの理由で敷いていない人もいるでしょう。
ですが、賃貸物件などは長く同じ場所に冷蔵庫のような重い物を設置していると、足の部分が窪みになって残ってしまいます。
また、マットは地震対策として活用することもできるのです。
ホームセンターには沢山の種類のマットが売っているので、ご紹介しながら使い方などをお話します。
冷蔵庫の下にはマットを敷かなくてはいけないのか?
家の家具や電化製品の中でも、重さがあるのが冷蔵庫です。
そして、普段の生活の中では、ほぼ冷蔵庫の位置を動かす事はありません。
冷蔵庫だけでもかなりの重さがあるのに加え、食料や飲料を沢山入れるため、更に重さは増します。
その冷蔵庫の下にマットを敷いている人もいれば、そうでない人もいます。
マットを敷く理由としては、やっぱり気になるのが「冷蔵庫の脚の凹み」です。
特に賃貸物件に住んでいる人は、傷や凹みなどは気になりますよね。
基本的には、冷蔵庫の凹みを修繕しろ、とまでは言わないでしょうが、やっぱり退所する際は気になるのが人情です。
そして、日本は地震が多いので、家具や電化製品の耐震強化も気になるところです。
そのため、冷蔵庫に限らずですが、家具や電化製品に対しての耐震グッズが増えています。
冷蔵庫の下に敷くマットも勿論例外ではありません。
フローリングの床などは、傷がつきやすいので、特に気をつけたいところでしょう。
このように、冷蔵庫の下にマットを敷く理由は、主に「傷防止」や「耐震強化」が挙げられます。
それでは、そのマットはどこに行けば手に入るのでしょうか?
それは私たちの身近にもある、ホームセンターです。
ホームセンターには、沢山の種類がありますので、種類と性能をこれからお話します。
ホームセンターにある冷蔵庫の下に敷くマットの種類①
冷蔵庫の下に敷くマットも、沢山の種類がありますのでいくつかご紹介していきます。
ホームセンターには、冷蔵庫用とは謳っていなくても、重い電化製品用のマットが沢山売られています。
一番オーソドックスな物でいうと、ロール状で切り売りされているマットです。
大体「1m〇〇円」という風な感じで売られています。
このロール状マットは種類自体が豊富で、フローリング調、絨毯調、ビニール調などお好きな物を選ぶことができます。
自分の冷蔵庫の四方の長さをきちんと測った上で、購入しましょう。
次は、タイルカーペットです。
30cm四方から58cm四方、また長方形型の物もあります。
そして、これが便利なのは、簡単に好きな形に組み合わせられる事です。
材質も様々で、数枚セットになっている物や、防炎の物もあります。
色や柄も豊富なので、家中どこにでも使用できて重宝します。
値段も特に高価なわけではないので、使い勝手が良いのも特徴です。
ここでご紹介した2種類のマットは、どちらも使い勝手が良く、安価なので実際に使用している人も多いです。
ホームセンターにある冷蔵庫の下に敷くマットの種類②
続いてご紹介するのはコルクマットですが、こちらも冷蔵庫下のマットとして利用できます。
コルクマットもホームセンターには、必ず売っています。
簡単にカットできるので、重宝するでしょう。
柔らかく、重さを吸収してくれるので、床に傷がつきにくいのも良い点です。
次に、タイルカーペットと似ている、ジョイントマットと言うものがあります。
こちらは、四方の淵がパズルのように規則的な凹凸があり、隣同士で組み合わせる事ができるので便利です。
防音になっている物もあり、冷蔵庫の音を軽減してくれる他、素材も柔らかいので、重さも同時に吸収してくれます。
また、ラバーマットという物もあります。
その名の通り、ゴムマットなのですが、軽くて弾力性に優れています。
そのため、傷防止や防振に役立ちます。
このように、冷蔵庫の下に敷くマットと言っても、沢山の種類があります。
冷蔵庫の下に敷くマットは、基本的には重さを吸収し、傷がつきにくい素材の物が多いです。
冷蔵庫の下にマットを敷く時の注意点
ここまで冷蔵庫の下に敷くマットの役割りと、その種類をお話しました。
マットを敷く基本は、床に傷がつかない事、そして冷蔵庫の重みによってできる脚の凹みを防止する為です。
今回はホームセンターで売っている物を、主にご紹介してきましたね。
ここで1つ、マットを使用する際の注意点があります。
それは、冷蔵庫のマットをなるべく濡らさないようにする事です。
そして、マットが濡れるとしばらく乾かないような素材(布や絨毯のような素材)の場合は、特に注意が必要です。
毎日冷蔵庫の下までもきちんと掃除をする人は良いのですが、そうでない場合、マットにカビが生えてしまう可能性があります。
そのため、濡れてもすぐにサッと拭けてキレイに乾燥できる素材ならまだ良いですが、先ほどご紹介した、タイルカーペットの素材などは、濡れると染みてしまう場合が多いので注意が必要と言えます。
ただ、今は掃除機が進化していて、液体も吸引できるタイプの物も沢山出ているので、そういう掃除機を持っていると便利ですね。
また、冷蔵庫が古くなってくると、自然にどこからか水が漏れてきて、知らない内にマットが濡れている、という事もあります。
普段、なかなか冷蔵庫の下まできちんと掃除できる人は少ないかも知れません。
ですが濡れたまま放置していると、漏電の原因にもなりますし、カビが繁殖する可能性もありますから、マットの濡れには十分注意しましょう。
ホームセンターのマットで地震対策もできる?
日本は昔から地震が多い国なので、それなりには何かしらの対策をしている家が多いと思います。
ですが、ここ最近は大きな地震が多く、それも頻繁に起こっているのも事実です。
「やらないよりは、やった方がいい」ではなく、「何かが起きないように、きちんとやっておく」事が大事です。
勿論、冷蔵庫の耐震強度もきちんと確保しておく事はとても重要なことでしょう。
ホームセンターには、耐震グッズも沢山あり、マットも同様の効果を得ることができます。
冷蔵庫用というわけではありませんが、よくあるのが「耐震パッド」です。
ゴムのような素材で、重さや動きを吸収します。
また、張り付くのでこのパッドに物を乗せるとなかなか動きません。
また、「絶対」とは言えませんが、ゴム製の物で一定の場所に張り付ける事によって、地震による揺れを軽減することができます。
地震が来て家中が揺れて物が倒れないようにするには、とても便利で重宝するでしょう。
他にも、「ゴム製」の耐震パッドは形や色を変え、沢山の種類が出ています。
今は、100均などにも耐震パッドは売っていますが、きちんとした物が欲しい時はやはり、ホームセンターで購入するのがオススメです。
冷蔵庫の下はこまめに掃除しよう
先ほど、冷蔵庫のマットは濡らさないように、というお話をしました。
それと同様に、やはり掃除もこまめにしておいた方が良いでしょう。
冷蔵庫の下を掃除するのは、容易ではないかも知れません。
ですが、冷蔵庫の下にはわずかに隙間があり、埃が溜まりやすいのです。
そして、「人が歩けば埃が立つ」と思ってください。
埃は時に、火災にも発展し兼ねません。
特に電化製品のそばに埃があると、とても危険です。
掃除機には、大抵先の細いノズルが付属しています。
それでこまめに冷蔵庫の下の埃を吸い取っておくと良いでしょう。
もし細いノズルがない時は、それもホームセンターに行けば売っています。
今は掃除道具も沢山種類があるので、柄の先に毛が付いていて埃を絡めとるタイプの物でも、簡単に取ることができます。
このように、普段からきちんと掃除をする事で、埃やカビ、火災や漏電の防ぐ事になるのです。
毎日とは言わないので、一週間に一度くらいはしておきたいですね。
後々の為にはホームセンターで対策を!
最後に、新しく冷蔵庫を買う人も、現在既に冷蔵庫はあるが何も敷いていない人も、結果的にマットは敷いた方が良いです。
床の傷や凹みを気にしなくても、地震対策は必要です。
いつまたどこで地震が起きるかも知れません!
むしろ、傷や凹みよりも、そっちの方が重要です!
迷わずホームセンターへ行く事をオススメします!