暖色系の明かりが睡眠に良いって聞いたことありませんか?
これって本当なのでしょうか。
忙しい現代人は快眠や熟睡を求めています。
短い睡眠時間だからこそ、質だけは良くしたい!
誰もが願うことですよね。
部屋の電球や蛍光灯を赤っぽい色に変えるだけで、本当に効果はあるのでしょうか?
また、電球に色を塗ることができるか疑問に思う方もいますよね。
その疑問にも答えていきます。
電球の種類とメリット・デメリット
一口に電球といっても、その種類は様々です。
そこで、電球に色を塗ることの前に代表的な3つの電球についてまとめてみました。
まずは、近年イルミネーションに用いられるなどして有名になったLED電球です。
そのメリットは、なんといっても耐久時間が圧倒的に長いことです。
蛍光灯の寿命は約3年半であるのに対し、LEDはなんと約11年も持つのです。
さらに、それだけではありません。
蛍光灯の熱量を40パーセントから50%も半減してくれるため、省エネになります。
その反面、デメリットとしては、初期の導入費用が高いこと、熱に弱いため浴室などの利用ができないことです。
もっとも、近年のLEDはこれらをカバーしたものも登場しています。
次に、電球型蛍光灯です。
これの利点は、白熱灯よりも寿命が長く、消費電力も少ないことです。
反面、点灯・消灯を繰り返すことで寿命が縮むことです。
最後は白熱電球です。
最大の利点は、すぐに明るくなること、そして単価が安いので初期コストが少ないことです。
デメリットは、発熱するため火事の原因ともなりやすく、使用場所を選ぶことです。
電球に色を塗ることはできるの?
LED電球に色を塗る、ということが近年話題になっていますが、これは安全性の面からみて、安心できることなのでしょうか。
ここでは、その疑問と回答を集めてみました。
まずは、色を塗ることについての危険性です。
まず、この点については、燃え出すような塗料でなければ大丈夫です。
次に、使用するのに便利な道具はあるか、という点です。
これについては、「ランプペン」という便利な道具があります。
このランプペン、マニキュア感覚で簡単に塗ることができます。
このランプペン、全6色です。
透明ですので、クリア電球や普通蛍光灯に塗るだけで、カラー電球やカラー蛍光灯に変えることができる便利な品ものです。
ガラスやアクリル板にも使用ですることができます。
耐久性について疑問がある方が多いのですが、高い耐久性を有しています。
そのため、ルアーや浮きなどの釣り道具にも使用できます。
また、電飾を作ることもできます。
電球に模様を書いたりと、個性的な照明を楽しむこともできます。
電球に色を塗って、シーンによって使い分けよう
電球の色で、集中・安眠など、心身の状態も変わってきます。
使いたいシーンによって、色を使い分けてみましょう。
集中したいときは、暖かみのある昼光色、昼白色が効果的です。
具体的には、約5,600K(ケルビン) 照度:約800Lx(ルクス)との記載のある電球を選ぶといいでしょう。
また、これに加えて、カーテンなどの顧問に青を用いるとより効果がでます。
さらに、より高い位置から照らすと効果的です。
白色・青を帯びた光は脳を活性化する効果・覚醒する効果があります。
計算などの勉強にも向いているので、塾での照明や、子供部屋の照明に選ぶと適しているでしょう。
洋服を飾る、または選ぶときも明るい温度の照明がベターです。
お洋服を選ぶときは、明るい照明の下で選びましょう。
また、お店でも照明の下で服に合わせてみるといいでしょう。
近年では、先程もご紹介したような電球に色を塗ることができる道具も売られています。
マニキュア感覚で簡単、かつ安全に電球のカラーチェンジが可能です。
そのため、用途に合わせて電球の色を塗り替えることも良いですね。
電球に色を塗ることでリラックスすることができる!
リラックスしたかったり、ゆっくり食事をしたい時などは、色温度の低い、かつ白熱灯の光が最適です。
その中でもオレンジ系の照明がよいとされています。
この温度の照明は、ほっとできる落ち着いたリビングの照明にうってつけです。
夕日でもある暖色系の色は、人間の古代の記憶に訴えてメラトニンを創り出し、入眠を促したり、心を落ち着ける作用をもちます。
特に、足元の暖色の光は、たき火を連想させるため、安心感や疲れをいやす効果があります。
そのため、眠る前にもおすすめの色と言えます。
また、食事をおいしくみせる効果もあります。
シーリングライトを併用することによって、よりムードのある空間を演出することができます。
反対に、白熱灯は蛍光灯に比して、色を忠実に見せてくれます。
陰影がはっきりするため、立体感がでることから、料理をより一層おいしそうに見せます。
料理の写真を撮る際などにもおすすめです。
電球に色を塗ることができますので、電球を替えることが難しいようでしたら、色を塗り替えるのが簡単です。
明かりの色にご用心!青い電球は睡眠に悪影響!?
電球に色を塗ることができることは分かったかと思いますが、ここでは色を塗ることだけでなく、ブルーライトが及ぼすと言われている影響についてもご紹介していきます。
近年話題のブルーライト、日常生活を営んでいれば、ブルーライトを避けて通ることができないといっても過言ではありません。
オックスフォード大学の研究チームによると、ブルーライトで睡眠ホルモンの分泌量が低下すると判明したとのことです。
この実験では、他にも緑・紫・青それぞれの人工照明の灯りが、入眠時間や睡眠時間にいかなる影響を与えるかを研究したものです。
この結果によると、緑の灯りは、睡眠時間が数分早まったという結果があるのに対し、紫の灯りは、睡眠時間が5分から10分遅れたという結果になり、ブルーライトである青の灯りは、睡眠時間がなんと20分近く遅れるという結果が出たとのことです。
さらに、2006年のハーバード大学での研究調査でも、興味深い結果が報告されています。
健常な16人を対象とし、青か緑のいずれかを6時間程度当て続けたところ、青色ライトの方が、メラトニンの分泌量が2倍以下も低下してしたとの結果が出ました。
これらのことから、人工照明のなかでも得にブルーライトが睡眠に悪影響でであることが明らかになったのです。
もっと快眠したい方に!寝室の家具を塗る!!
睡眠は、日々の生活、そして私たちの健康に欠かせない重要なものです。
そして、心地よい睡眠を得るためには、オレンジ色が適しています。
そのため、寝室の家具をオレンジ色に塗ってしまうのはいかがでしょう。
ペンキの塗り方は簡単です。
まずは、サンドペーパーを使ってケバを慣らします。
次に、塗装環境を整えるため、床にビニールシートを敷きます。
そのうえで、下塗り用の塗料を塗った後、ペンキを薄め、そしてローラーにペンキを含ませて、ペンキを塗っていきます。
ローラーは返さず、端から一気に動かすのがポイントです。
仕上げには水性のニスを用いましょう。
マニキュアのトップコートのように、塗装面を保護する役割があります。
かならず、ペンキが乾いたことを確認してから行いましょう。
もっとも、素人がペンキを塗るのは、準備も技術も必要ですよね。
そのため、寝室の家具色を変えるのではなく、電球を替えるのが、手っ取り早く、かつ簡単でおすすめです。
快眠をするなら、電球の色を工夫しよう
私達の生活にとって睡眠は重要ですよね。
忙しい現代社会では、なかなかぐっすり眠ることが難しいです。
心地良い睡眠を得るためには、準備も必要になってきます。
今回ご紹介したように色の変化で、様々な効果があることが分かったかと思います。
まずは、部屋の明かりの色を工夫するところから始めると良さそうですね。