照明スイッチの交換を価格で決めていいの?賢い業者の選び方

照明スイッチを交換しようと思ったら、まず気になるのは、価格ではないでしょうか。

価格は、どこに交換を依頼するかで違ってきます。

交換してから「失敗したな」と思う前に、依頼先のメリットとデメリットを比較してみましょう。

そこで今回は、照明スイッチを交換してくれる業者と価格についてお伝えします。

照明スイッチは交換できるの?

照明スイッチは、毎日、家族の誰かが触っているので汚れています。
そして、プラスチックでできたパネルは、使っているうちに変質していきます。

よく見ると、随分とヘタっていると感じるかもしれません。
また、汚れてしまった壁紙を新しく張り替えたら、古い照明スイッチが目立ってしまうこともあります。

そんな時は、照明スイッチを交換しましょう。

とはいえ、照明スイッチには、家庭用電気が通じています。
下手に触ると感電する危険もあります。

そのため、法律では「電気工事士の資格を持った人が工事すること」と決められています。

つまり、照明スイッチ全体を取り換える場合は、資格を持った職人さんに工事してもらうのが一般的です。

そして、もし、壁紙が汚れているのが気になっていたら、工務店にお願いして、壁紙ついでに、照明スイッチも交換してもらいましょう。

また、シーリングライトをLEDタイプに交換したついでに、スイッチも交換するのもおすすめです。
何かの工事と一緒なら、価格もお得になることが多いでしょう。

照明スイッチ交換には資格が必要

家庭用の照明スイッチや、コンセントなどの工事を行うには、先ほどもお伝えしたとおり、電気工事士の資格が必要だと法律で決められています。

また、照明スイッチやコンセントには、家庭用の100Vの電気が流れており、下手に扱うと感電します。
家庭用とはいえ、感電すると、死亡することもあるのです。

つまり、素人がうかつに触っていいものではないのです。

そのため、電気の危険性を理解して、安全に作業できるスキルを持っている電気工事士が、工事を担当する必要があります。

ちなみに、電気工事士の資格は、決して難しい資格ではありません。
電気の安全に関する基本的な知識と、安全に作業できる技術を身に着ければ、誰でも取れます。

そして、照明スイッチの材料は、ホームセンターなどでも買えるので、資格を取得して、自分で照明スイッチの交換をしても構いません。

とはいえ、照明スイッチの交換のためだけに、資格を取るのは面倒なので、専門の業者に依頼することが一般的でしょう。

もちろん、工事費用はかかりますが、自分で資格を取って交換することを考えれば、その費用は高いものではありません。

そして、電気工事をしてくれる職人さんは、大抵は依頼先から派遣されるので、どこに依頼するかによって、工事費用の価格も変わってきます。

照明スイッチ交換の依頼先とは

知り合いに、電気工事士の資格を持った職人さんがいる方は別ですが、直接職人さんに照明スイッチの交換を依頼するケースは稀です。

職人さんは、個人でやっているか、工事専門の業者に所属しています。

そのため、大抵は、エアコンやシーリングライトを購入した際に、家電量販店から派遣されて工事を行ってくれます。

また、工務店にお願いして、コンセントを増やしたり、照明スイッチの位置を変える工事を行う場合も、同じように資格を持つ職人さんが派遣されて工事してくれます。

もちろん、工事をお願いする業者さんを、自分で選ぶこともできます。
もし、家を建ててくれた工務店と付き合いがあるのなら、照明スイッチの交換の相談をしてみてください。

また、行きつけの家電量販店があったり、街の電気屋さんと付き合いがあるのなら、そのお店に相談するのもいいでしょう。

なお、そのどちらも思いつかない場合は、電気工事会社をインターネットやタウンページで調べてみましょう。
インターネットなら、サイトに工事費用の価格が載っているので、参考にしてください。

住宅会社や工務店に交換を依頼した場合の価格

もし、家を新築で建てた際に、担当した住宅会社や工務店と付き合いがあるのなら、まずはその会社に相談するのがいいでしょう。

家を建てるには、多くの職人さんが関わります。
住宅会社や工務店は、そういった職人さんを多数抱えているのです。

その中から、都合のつく電気工事職人を派遣してくれます。
職人さんの都合にもよりますが、比較的速く、こちらの都合に合わせて工事してもらえるでしょう。

ただし、住宅会社や工務店が、手数料を取るので料金は高めです。
価格は、スイッチ1個に1万円くらいかかることもあります。

ただし、壁紙の張り替えやスイッチの位置の変更など、リフォームに合わせて照明スイッチの交換を行った場合は、単独で依頼するよりも価格を安くしてもらえるでしょう。

さらに、住宅会社や工務店なら、不具合があった場合に、すぐに対応してくれる安心感もあります。
家のことで長く付き合う住宅会社や工務店なら、気軽に相談できるのもメリットの1つです。

街の電気屋さんに交換を依頼した場合の価格

照明スイッチの交換なら、大手の家電量販店や、街の電気屋さんにもお願いできます。

今住んでいる家を見渡してもらうと、シーリングライトの他に、エアコンや換気扇など、多くの電気製品が設置されているのが分かると思います。

しかし、それらの電気製品を長く使っていると、故障することもあります。
そんな時に相談しやすいのが、街の電気屋さんです。

もし、街の電気屋さんが近くになかったら、郊外の家電量販店でも相談できるので連絡してみてください。

街の電気屋さんや家電量販店から、シーリングライトを購入すると、取り付け工事を電気工事士の資格を持つ職人さんが行います。

価格は、照明スイッチの1つの交換作業だけなら、4,000円くらいです。
なお、照明スイッチの部品やパネルといった材料次第で、価格が変わることがあります。

もし、シーリングライトが古くなっているのであれば、シーリングライトと一緒に交換するのがおすすめです。

新しい家電製品を購入した場合は、それに伴う工事の価格を値引きしてくれることも多いです。
これをうまく活用すると、照明スイッチの交換を、半額程度の価格で行ってもらえるかもしれません。

インターネットで交換を依頼した場合の価格

インターネットで交換工事を行ってくれる業者を探すと、コンセント工事や照明スイッチの交換を、安く請け負ってくれるサイトもあります。

「照明スイッチの交換だけ」と、割り切ってやってもらうなら、こういうサイトを利用するのもいいかもしれません。

価格はサイトによりますが、照明スイッチの交換費用だけなら、1件3,000円からあります。
なお、インターネットで依頼した場合は、近くに住む職人さんが来てくれるとは限りません。

隣の市から来たり、別の工事が終わった後、空いた時間に来てくれることもあります。
そのため、時間の指定ができなかったりします。

また、こちらが希望する日や時間に作業してもらえない可能性もあるので、注意してください。
そのため、「その分、価格が安い」と割り切るべきでしょう。

そして、インターネットのサイトは、業者に仕事を紹介するだけで、工事後のサポートは行ってくれません。
工事後に不具合があっても、対応してもらえなかったり、追加費用がかかったりします。

工事前に業者と相談して、後悔することのないようにしましょう。

照明スイッチの交換を依頼する業者の選び方とは

照明スイッチの交換は、電気工事士の資格を持ったプロに任せましょう。

交換を依頼する業者によって、工事価格が違います。

それぞれの業者のメリットとデメリットを比較してみましょう。

そして、価格に納得して依頼しましょう。