みなさんは冷蔵庫の下に敷くものについてどうお考えですか?
特に気にかけず、引っ越してから直に床に置いている方も多いかもしれませんね。
ですが、直に床に置いてしまうとフローリングに傷痕が付いてしまったり、液体が垂れたときに拭き取ったつもりが実は冷蔵庫の下だけベタベタなんてことも...
そんな風にならないためにも、冷蔵庫の下に敷くものは何がベストなのか検討してみましょう。
そもそも冷蔵庫の下に何か敷くべきなの?
冷蔵庫の下に何か敷くべきなのか、そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、洗濯機には殆どの方が専用のトレーなどを使用されているかと思いますが、冷蔵庫となると話が変わってきますよね。
わざわざ用意するほどの物ではないし、できるだけお金をかけたくもないからと敷いていない方も多いのではないでしょうか。
ですが冷蔵庫の下に何も敷かなければ、置かれていた場所にくっきりと痕が残ってしまうことが考えられます。
持ち家であれば問題ないかもしれませんが、賃貸の場合には大家さんから下にマットなどを敷くように言われることもあるようです。
言われなかった場合にも、状況次第では修繕を求められるかもしれません。
そんなトラブルを未然に防ぐためにも、冷蔵庫の下に敷くものを今一度真剣に考えてみましょう。
ほぼ0円?冷蔵庫の下に敷くもの
やはりできるだけお金はかけたくないですよね。
そこでまず初めに冷蔵庫の下に敷くものの候補として挙げるのは、ダンボールです。
クッション性があり、吸水性も備えている上、引っ越しした際に使ったダンボールを再利用すれば実質0円で済みます。
非常に経済的な選択肢と言えそうです。
しかし、はみ出さないようにカットして使ったとしてもやや見た目が悪いです。
クッション性があるため、床へのダメージを最小限に抑えることができるのは素晴らしいポイントですが、吸水性があることがむしろあだとなり、放置すれば虫が繁殖する可能性があります。
女性にとっては恐怖に他なりませんね。
ダンボールである利点として、取り換えがしやすいという点を挙げることができますが、冷蔵庫のような重い家電の下に敷いた物を定期的に交換するというのは骨の折れる作業です。
お金がかからないとはいえ、多くの方にとってはお金を払ってでも誰かにお願いしたい作業であるに違いありません。
まとめると、ダンボールの利点はクッション性とリーズナブルさです。
ですが長く使えるとはとても言えず、引っ越しした際に一時的な下敷きとして使うのがベストでしょう。
100均で選ぶ!冷蔵庫の下に敷くもの
先程書いた通り、さすがにダンボールでは頼りないですよね。
それでは、100均で買えるアイテムでどこまでできるか検討してみましょう。
候補として挙げられるのはアウトドアなどで使用される銀マットです。
あまり厚さはありませんが、カットするのも容易で、はみ出さずに冷蔵庫の下に敷くことが可能です。
これは思いの外、利点となりえます。
ダンボールほど水を吸いやすくはないため、雑菌や虫の繁殖は比較的防ぐことができますが、ダンボールほどの強度とクッション性は無い物が多いです。
これではへこみが残る恐れがありますね。
そこで、クッション性をプラスするアイテムを組み合わせてみましょう。
ジョイントマットや滑り止めが付いた厚手のマットなどは使い勝手がよく、手に入れやすいアイテムです。
これらのマットを下に敷き、その上に少し大きめに切った銀マットを乗せることでクッション性が確保される上、銀マットがあることで多少の汚れはカバーでき、いざというときの手入れもしやすくなります。
最低限の費用で冷蔵庫の下に敷くものを用意したいのであれば、この組み合わせは実用性もある程度確保することができるため、おすすめです。
DIYが得意な人向け!冷蔵庫の下に敷くもの
ここまでご紹介したのは、極力費用も手間もかけない方法です。
ですが、どちらも最低限といったところです。
通常、冷蔵庫は大規模な模様替えか、引っ越しの機会でもなければ固定したまま移動しませんので、敷いた後は交換することなく、最低でも数年単位で使い続けられる物が好ましいところです。
そこで、多少手間はかかりますが、冷蔵庫の底面のサイズに合わせてベニヤ板などの木材を使って下敷きを作る方法があります。
自分自身でカットするのが難しい場合には、購入したホームセンターなどでカットしてもらえることもあるため、無理をせず検討してみるのも手です。
冷蔵庫の下に痕が残ってしまうのは冷蔵庫の足が小さく負荷が集中しているからです。
そのため、ベニヤ板を敷くだけでも負荷を分散させ、へこみの程度を軽減させることができます。
ベニヤ板であればすぐに劣化はしませんので、十分実用性がありそうです。
滑らないようにしたい場合には、ベニヤ板にゴムマットを張り付けるなどの工夫をすればよく、冷蔵庫のサイズや形状に合わせて柔軟に対応できるのが利点です。
冷蔵庫のカラーに合わせてペイントすれば見栄えの悪さも解消できますね。
少しハードルが高く感じる方もいるかもしれませんが、DIY好きな方なら材料費含め1000円前後で可能なため、やってみる価値はあります。
冷蔵庫の下に敷くものまで自分の手で作れたら、なんだかキッチンにもっと愛着が湧きそうですね。
やっぱり専用の物が一番?冷蔵庫の下に敷くもの
これまでダンボールや100均のアイテム、ベニヤ板などいくつかの候補を挙げましたが、今まで見てきた物はいわば代用品です。
冷蔵庫の下に敷くものは様々な物が考えられますが、専用のマットがホームセンターなどで販売されています。
専用のマットは傷やへこみを防止してくれるのは勿論、耐久性もあり、耐火性のある物や手入れがしやすくなっているタイプなど、バリエーションも様々です。
それでは、それを買うのがベストなのでは?と、そう思われると思います。
やはり専用に作られているだけあって必要な性能は全て持っています。
ですが、ホームセンターなどで買う場合、3000円~5000円程度はします。
ネックとなるのは価格くらいかと思いますので、長く使う前提で購入するのはいい選択肢だと思います。
一回きりのお買い物と割り切れば、そこまで高価ではないかもしれませんが、冷蔵庫の下に敷くものにそこまで出したくないな…とお考えの方はこれまでにご紹介してきたアイテムを検討してみてはいかがでしょうか。
どの選択肢が最善かは皆さん次第ですが、費用対効果を考えてベストな選択をして頂ければ幸いです。
冷蔵庫の下に敷かないほうがいい物
ここまで冷蔵庫の下に敷くものについて検討してきました。
手軽な選択肢から、手堅い選択肢まで様々でしたね。
ですが、冷蔵庫の下に敷かないほうがいい物もあります。
まず、「熱で変性する恐れのある物」です。
これは板材やプラスチックなど、その種類によっては形状が変化したり、そこまでではなくとも変色したりする恐れのある物のことです。
冷蔵庫の底面は側面ほど温度が上がるわけではありませんが、念のため避けたほうがいいでしょう。
次に、「空気の吸い込み口を塞ぐ恐れがある物」です。
冷蔵庫の下のほうには空気の吸い込み口があります。
その吸い込み口を塞いでしまうと冷却力の低下に繋がります。
毛足の長いカーペット生地のマットやビニール製で吸い込み口に張り付いてしまいかねない物などは避けましょう。
今回ご紹介したアイテム以外から選ぼうと考えている方もいらっしゃるかと思いますが、この2点は気を付けて選びましょう。
また、どのような下敷きを選んだとしてもこまめに冷蔵庫の下を掃除し、ホコリや汚れが溜まらないように心がけることが大切ですね。
どんなアイテムを選ぶべきか
ここまで読んで頂きありがとうございます。
生活に関する疑問はなかなか明快な答えが無い場合も多いので難しいものですよね。
冷蔵庫の下に敷くものについて検討するだけでも、何を敷くのがベストなのか、どのくらいお金がかかるのか、そもそも敷くべきなのか、疑問が湧き出てきます。
そういった些細な疑問を解決するきっかけにこの記事の内容が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。