読書灯でベッドをおしゃれな空間に!失敗しない選び方とは

眠る前のわずかな時間、読書を楽しまれる方はたくさんいらっしゃいますよね。

しかし、くつろいだ姿勢で読むにはお部屋の電気が暗かったり、家族と同じ寝室の方は気を使って読書をできなかったり、意外に眠る前に読書をするのは難しいこともあります。

そこで、今回はベッドで使用できるおしゃれな読書灯をご紹介していきます。

選び方のポイントや、使用時の注意点も合わせてご紹介しますので、読書灯選びのご参考にしてみてくださいね。

ベッドランプと読書灯は違うもの?

まず最初に確認しておきたいのは、読書灯とはどのようなものを指すのかということです。

ベッドには元々ランプが付いているものもありますが、それは読書灯なのでしょうか。

実際にはベッドランプの中で読書灯と呼ばれるものがあるわけで、大きく違いがあるものではありません。

しかし、ベッドランプならばやさしい明かりや手元しか見えないくらいのほのかな明かりでも構いませんよね。

読書灯は、ある程度の明るさにできるものを総称しているのでしょう。

現在は読書灯としてLEDライトを使用しているものが多く普及しています。

また、段階別に調光できるものや、タイマー設定できる読書灯もあります。

電源も、コード式だけではなくコードレスに充電式のものがあり、形も様々です。

種類が豊富で迷ってしまいそうになりますが、自分のお部屋に合ったおしゃれな読書灯を探してみるのは楽しいともいえます。

ベッドの読書灯を選ぶポイントとは?

ベッドに置く読書灯は、インテリアとしても素敵なものを選びたいものです。

しかし、おしゃれなだけでは本来の用を成さないかもしれません。

読書灯を選ぶには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。

・文字がしっかりと読めるほどに明るいか

・置く場所を確保できるか

・無理な姿勢にならずに使用できるか

通常のベッドランプならほのかなやさしい光でも良いのですが、読書灯ならばある程度の明るさが必要となります。

また、ベッドといっても宮付きのものがあれば、シンプルなマットレスのみのベッドもあるため、置く場所に困ることもあるでしょう。

置く場所に困ってベッドから離しておくのでは本末転倒ですし、スイッチが遠くなってしまうということもあります。

できることなら読書の姿勢からそのまま気持ち良く眠りたいものですよね。

読書灯を購入する前に、まずどこへ置くのかをしっかりと決めて、サイズなども測るようにしましょう。

棚や宮付きのベッドに置くおしゃれな読書灯は?

それでは、読書灯をご紹介していきましょう。

まず、ベッドフレームに棚や宮が付いているベッドに置く、おしゃれな読書灯はどんなものがあるでしょうか。

宮付きのベッドは、実は一番読書灯を置きやすい形ともいえます。

宮付きのベッドにはコンセントの差し込み口が備え付けられているものが多く、コードを引っ張ってくる手間が省けるので、選べる商品も多いですよね。

それでも、頭の上部分になるものですから、万が一落ちてくることも考えてできるだけコンパクトなものを選ぶと良いでしょう。

お勧めは、スワン電器の「MiraコンパクトLEDライト」です。

幅7cmと小さいながらも、3段階に調節できる調光機能付きのLEDライトなので読書をするのにも向いているといえます。

コードが1mと少々短めではありますが、コンセントのある宮付きであれば問題はないでしょう。

もうひとつのお勧めポイントとして、壁掛けにできることも挙げられます。

ちょこんと頭を下げているかのようなフォルムが、ベッドを可愛らしく演出してくれるでしょう。

サイドテーブルを利用したおしゃれな読書灯は?

サイドテーブルを利用するのであれば、頭上に落ちてくる心配がないので少々大きい読書灯でも良いかもしれませんね。

サイドテーブルでも使用できる読書灯は多くあり、中でもクリップとして挟んで使用できるものは場所を取らないのに明るく、人気の高い商品です。

しかし、おしゃれという観点からだと少しシンプルすぎて物足りないと考える方もいらっしゃるかもしれません。

ここでぜひお薦めしたいのは、KingSoの「月ライト」です。

リアルに月面を再現していて、ベッドサイドに本当に月があるような不思議なランプです。

サイズは15cmで、16色の明かりをリモコンで選ぶことができるので、読書灯以外に癒しの効果もあるランプです。

そのため、眠る時には光を変えて楽しむこともできますよね。

更に、明るさの調節も可能です。

月のランプは他にも色々なメーカーから出ていて、光の加減や種類が異なるものがありますので、探してみるとお好みの一色が見つかるかもしれませんよ。

ベッドに宮やサイドテーブルがなくてもおしゃれに

さて、ベッドに宮が付いていなかったり、サイドテーブルが置いていない場合には読書灯を置くことはできないのでしょうか?

読書灯というと、高さの低いコンパクトなものをつい思い浮かべてしまいますよね。

しかし、置く場所がないのなら思い切って床に読書灯を置いてしまうという手もあります。

商品としては、読書灯ではなくフロアライトやフロアランプと呼ばれるものですね。

フロアライトは、スイッチがコードの途中に付いているものが多いので、ベッドの横にあれば寝転んだままでも楽に消灯することができます。

フロアライトを使用する時には、ベッドと色味や雰囲気を合わせるのも統一感があって良いのですが、アルミニウムでできたスポットライトのようなシンプルなものですと、どのようなベッドにも合わせやすいといえます。

あるいは、長い蛍光灯が直立したような形のライトも、お部屋を選ばず使用できて、雰囲気を損なうこともありません。

フロアライトは存在感がありますので、その分お部屋をおしゃれに演出しやすいでしょう。

また、無印良品の「LED持ち運びできる明かり」のように、引っ掛けることができるフックデザインのランプなども場所を取らずに設置できますので、フロアライトよりも使い勝手が良いという方もいらっしゃるかもしれません。

ベッドで読書灯を使う時に注意したいこと

ここまで様々な読書灯をご紹介してきましたが、読書灯を使用するにあたって気を付けたいことがあります。

読書灯は、当たり前のことですが暗いお部屋で使用することが多いものです。

昔は「暗い場所で本を読んだら視力が悪くなる」という言葉をよく聞いたものですが、実際には暗い場所自体と視力の低下に因果関係はないといわれています。

視力に響くのは暗さではなく、眼と本の距離感ということですが、ベッドで本を読む場合には必然的に本を顔に近づけてしまうこともありますよね。

そのため、あまり明かりは落とし過ぎるのも良くないのかもしれません。

しかし、残念なことに明るすぎる読書灯も眠る前の使用には向いていないのです。

文字の読みやすい明かりというと、白っぽい明かりの「昼白色」や「昼光色」が思い浮かびますが、白っぽい明かりは覚醒を促し、寝付きが悪くなってしまいます。

そのため、読書灯として使用するならば「電球色」や「温白色」のような柔らかい赤みのある明かりにする方が視力のためにも睡眠のためにも良いでしょう。

ライトは白っぽい明かりの方が好みだという方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、赤みのある明かりの方がお部屋をおしゃれに見せやすい効果もあります。

たくさんの商品を見て、自分の眼が疲れないように長時間使用ができて、お部屋の雰囲気も損ねないような読書灯を探してみてくださいね。

毎日使うものだから最高のひとつを

ベッドに読書灯を設置すると、読書をしない日でも使用することがほとんどです。

なんとなく見た目だけで選んでしまうと、せっかくの安らぎタイムに少しだけがっかりしてしまうことがあるかもしれません。

毎日それではもったいないですよね。

ゆったりとした癒しの時間を過ごすためにも、本当にお気に入りのひとつを見付けてみてはいかがですか?