ベッドパッドが重要!ウール製シングルサイズの人気商品は?

みなさん、ベッドの衛生面での対策、きちんとされていますか?

ベッドマットレスは洗えないので、きちんとした対策をしないと、ダニが発生したりカビが生えたりと、不衛生な状態になりかねません。

そのような時におすすめなのが、ウール製のベッドパッドです。

そこで、今回は、シングルサイズのウール製ベッドパッドについてご紹介していきます。

興味のある方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

ベッドパッドの役割とは?

ベッドを清潔に保つにはベッドパッドが重要といわれていますが、実際に、ベッドパッドにはどんな効果があるのでしょうか?

まずは、ベッドパッドの役割を見ていきましょう。

《汗を吸収してくれる》

人間は、寝ている間にコップ1〜2杯もの汗をかいているといわれています。

通常、この寝汗は、シーツなどを通じて、ベッドのマットレスに染み込んでいってしまいます。

しかし、ベッドのマットレスの場合、洗濯をすることができません。

そのため、寝汗がマットレスに染み込むのを防ぐのに必要となってくるのが、ウールのような吸湿性のよい素材でできた、汗取り用のベッドパッドです。

いわば、ベッドを使う時の必需品ともいえるものです。

《寝心地を調整してくれる》

高級なベッドであれば寝心地は快適なものが多いですが、なかなかベッドにお金をかけられないという方も多いと思います。

特に、一人暮らしを始められた方や、子供用にと購入される場合は、リーズナブルなシングルベッドを選ばれる方も多いでしょう。

このようなリーズナブルなベッドの場合、あまり寝心地は期待できません。

そういう時に活用するのが、厚みのあるベッドパッドです。

マットレスの上に敷くことで、柔らかな寝心地になります。

このように、衛生面だけでなく、睡眠をより快適なものへと変える役割も、ベッドパッドにはあります。

ベッドパッドにはどんな素材のものがある?

上記で、ベッドパッドの役割をご紹介しましたが、シングルサイズのベッドパッドにはどんな素材のものがあるのでしょうか?

まずは、中綿に使用される素材を見ていきましょう。

《ウール》

値段は少しお高めになりますが、吸湿性と発散性に優れた素材のため、寝汗をよく吸収してくれる上に乾きも早い、おすすめの素材です。

また、保温性にも優れているため、冬の寒い日でも暖かく眠ることができます。

季節を問わず、快適な睡眠に適した素材といえるでしょう。

《綿》

吸湿性に優れているので寝汗をよく吸収してくれますが、発散性に優れていないため、乾くのに時間がかかってしまいます。

そのため、こまめに洗濯したり天日干しをしないと、ムレ感が気になってしまう場合もあります。

《麻》

ウールと同じくお値段が少しお高めですが、吸湿性・発散性ともに優れており、よく寝汗を吸収してくれます。

熱を溜め込まず、また、触り心地もサラッとしているため、夏の暑い日などにおすすめの素材です。

《ポリエステル》

1番リーズナブルなお値段のものが、このポリエステル製です。

吸湿性は上記3つよりも劣るため、よく寝汗をかく方や暑がりの方には不向きです。

また、品質がよくないものだとすぐにへたってしまうため、できるだけ良質なものを選ぶ必要があります。

以上のように、中綿には4種類の素材が用いられていますが、側生地も素材が重要になってきます。

側生地に使われているものには、主に①綿、②ポリエステル、③麻の3種類があります。

ただし、ここで重要なのが、中綿との兼ね合いです。

中綿も側生地もポリエステルの場合は、耐久性もよく、洗濯もしやすい上にリーズナブルなので、何の問題もありません。

また、中綿が麻の場合は、側生地も麻が使われている場合がほとんどなので、これも問題ありません。

問題なのは、中綿にはウールや綿を使っていても、側生地がポリエステルの場合です。

このような組み合わせだと、側生地のポリエステルが汗の吸収を抑えてしまうため、ウールや綿のメリットが全く生かされません。

そのため、中綿が綿やウールの場合、側生地は綿の方が効果を発揮しやすいので、おすすめです。

シングルベッドにベッドパッドをセット!その使い方は?

上記のように、いろいろな素材のベッドパッドがありますが、実際には、どのようにして使えばよいのでしょうか?

シングルベッドにベッドパッドを敷く際の、使い方を見ていきましょう。

《汗取り用ベッドパッド》

ベッドマットレスの寝心地は十分なので、汗取り用のベッドパッドだけ必要という場合は、以下のような使い方をします。

①ベッドマットレスの上に、汗取り用のベッドパッドを敷く
②敷カバーもしくはシーツを敷く
③敷パッドを敷く

《寝心地調整用ベッドパッド》

ご自宅にあるベッドの寝心地があまりよくないという場合は、寝心地調整用のベッドバッドと汗取り用のベッドバッドの2枚重ねがおすすめです。

また、この際に選ぶベッドパッドは、中綿の量が1.5kg以上(シングルサイズ)あるものの方が、より寝心地の改善が実感されるのでおすすめです。

では、その使い方を見ていきましょう。

①ベッドマットレスの上に、寝心地調整用ベッドパッドを敷く
②汗取り用のベッドパッドを敷く
③敷カバーもしくはシーツを敷く
④敷パッドを敷く

ベッドパッドの使い方をご紹介しましたが、では、どの素材のものが適しているのでしょうか?

筆者がここでおすすめするのが、ウール製のベッドパッドです。

上記でご紹介した通り、ウールは吸湿性・発散性・保温性に優れているため、1年中快適に眠ることができます。

また、ウールの繊維には縮れがあり、この縮れが、圧力を分散させてくれたり、衝撃を和らげるという特長があります。

さらに、弾力性にも優れているため、快適な寝心地を実感できるのです。

そこで、次項では、ウール製の人気商品をご紹介していきます。

汗取り用ベッドパッド!人気のウール製シングルサイズ商品は?

まずは、汗取り用に適した、ウール製のシングルベッド用ベッドパッドをご紹介します。

・スリーププラス【「一年中快適に使える」洗えるウールのベッドパッド】

中綿:フェルトストップウール100%(1.0kg)、側生地:綿100%の商品です。

中綿に使われているウールには特殊加工が施されているため、洗濯をしても縮みにくくなっています。

そのため、洗濯機で気軽に洗えるのも、おすすめポイントの1つです。

また、ウールは乾きやすいため、洗濯しやすいのも嬉しい点です。

・neruco【ウール100%使用の消臭ウールベッドパッド】

中綿:ウール100%(1.0kg)、側生地:綿100%(防縮加工)の商品です。

このベッドパッドに使われているウールには、消臭機能が備わっているため、寝汗などの臭いを抑えてくれる効果があります。

また、厳しい品質基準をクリアしたものだけに与えられる「ウールマーク取得商品」のため、その品質は折り紙付きです。

さらに、IS09001認証を取得している日本国内の工場で丁寧に作られている商品なので、安心してご使用いただけます。

・四国繊維販売株式会社【日本製フランス産ウォッシャブルウール100%ベッドパッド】

中綿:フランス産ウォッシャブルウール100%(1.0kg)、側生地:綿100%(防縮ウォータープルーフ加工)の商品です。

素材調達から完成まで、一貫して日本国内の工場で丁寧に生産されている、高品質のベッドパッドです。

中綿に使われている厳選されたフランス産ウールは、「ウールマーク取得商品」であり、通常のウールよりも、保温性・弾力性・吸放湿性に優れています。

さらに、耐水性もあるため、自宅での洗濯が可能です。

中綿だけでなく、側生地に使われている綿も、200本ブロードの高品質なものを使用しており、触り心地も抜群です。

寝心地調整用ベッドパッド!おすすめのウール製シングルサイズ商品は?

次に、寝心地を調整するのに適した、ウール製のシングルサイズベッドパッドをご紹介していきましょう。

・睡眠ハウスたかはら【二層式羊毛ベッドパッド】

中綿:羊毛100%(2.0kg、スチーム&ドライ加工)、側生地:綿100%の商品です。

中綿に入っているウールは二層式になっているため、厚さは4cmもあり、寝心地が悪いベッドでも快適におやすみいただけます。

また、ぎっしりとウールが詰まっているおかげで、他の商品よりもへたりにくく、長持ちできる商品です。

さらに、側生地には多針キルトが使われているため、形が崩れにくく、長年ご愛用いただけます。

・江崎ふとん店【2層タイプ羊毛/ウールベッドパッド】

中綿:フランスウール100%(2.0kg)、側生地:綿100%の商品です。

新毛のみが使用されている高品質の証「ウールマーク取得商品」であるフランス産ウールが、中綿としてたっぷり入っています。

また、ウールが2層構造になっているため、へたりにくいというメリットもあります。

この商品の1番のおすすめポイントして挙げられるのが、側生地の縫製方法です。

ウールの片寄りが起こらない程度のキルト幅で縫製されている「コンフォーターキルト」を採用しているので、中のウールが圧迫されず、ウール本来のふんわり感が再現されています。

さらに、側生地の表と裏で違うキルトをかけているため、キルトの縫い目が重なることで起こる凹凸感がなく、快適な寝心地を味わえます。

・ビラベック社【羊毛ウールベッドパッド】

中綿:ロイマリンドウール100%(1.5kg)、側生地:マコ・トリコット100%の商品です。

世界初の羊毛布団を製造したことでも知られるドイツのビラベック社は、品質にこだわった寝装品を作ることで世界的にも有名です。

そんなビラベック社のベッドパッドが、この羊毛ウールベッドパッドです。

中綿には、縮れが強い最高級のフランスウール「ロイマリンドウール」が使われていますが、その中でも、より縮れの強いメインボディーのウールのみ厳選して使用されています。

それにより、より弾力性にとむ中綿になり、快適な寝心地を体感できます。

また、もう1つおすすめポイントして挙げられるのが、側生地に使われているマコ・トリコットと呼ばれるエジプト綿です。

非常に通気性に優れた綿であり、ウールの持つ吸湿性・発散性の良さを最大限に生かしてくれます。

お値段は高めですが、耐久性にも優れた人気のおすすめ商品です。

ウール製ベッドパッドのお手入れ方法は?

上記でご紹介してきたシングルサイズのベッドパッドは、品質にも機能性にも優れ、快適な睡眠を得られるおすすめの商品です。

決して安い買い物ではないので、できれば、品質を保ち続けながら長く使い続けたいですよね。

では、ウール製のベッドパッドを長持ちさせるには、どのようなお手入れ方法を行えばよいのでしょうか?

ここでは、日常的に行うお手入れ方法をご紹介します。

《天日干しをする》

ウールの風合いを保つためには、定期的に天日干しをし、風に当てることが大事です。

できれば、1週間〜10日に1度、最低でも1月に1度は天日干しをして下さい。

その際、ウールの繊維がちぎれるのを防ぐため、くれぐれも叩いたりしないで下さい。

ベッドパッドの表面に付いたホコリを、ブラシや手で取る程度で大丈夫です。

《洗濯をする》

これは、洗濯可能となっているベッドパッドのみです。

ただ、できるだけウールの品質を落とさないよう、ドライコースで洗濯するのをおすすめします。

《クリーニングに出す》

自宅で洗濯できないウール製ベッドパッドの場合、汚れを取るにはドライクリーニングに出す必要があります。

ただ、ウールはキューティクルで覆われており、汚れが付着しにくいという性質があります。

そのため、頻度としては2〜3年に1度で大丈夫です。

日常的に行うお手入れ方法としては、上記の3つが挙げられます。

ただ、ウールの風合いを長持ちさせるには、できる限り汚れを防止するのが1番です。

そのためにも、必ずベッドパッドの上には、シーツもしくはきカバーを付けて下さい。

また、ダニなどが気になる方は、シーツを防ダニ製のものにするなど、対策をきちんとして下さい。

ウール製ベッドパッドで快適な睡眠を!

ベッドパッドの種類や役割、そして、ウール製のおすすめシングルサイズのベッドパッドなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

特に、ウール製ベッドパッドは、吸湿・発散性・保温性に優れているため、年間を通して快適に使うことができます。

また、寝心地までも改善できる点は、素晴らしいの一言です。

もし、ベッドで快適に眠れないとお悩みの方は、ベッドパッドをウール製のものに変えてみられてはいかがですか?

ぐっすりと熟睡できるようになるかもしれませんよ。