お子さまの勉強机に設置した蛍光灯は、買ってきてすぐに取り替えるような消耗品ではなく、長年使用するものです。
使用している間に蛍光灯の寿命が来て、取り替えることもあるでしょう。
天井に設置する蛍光灯と同じように簡単に交換できると思いきや、意外に悩んでしまうことも!
今回は勉強机の蛍光灯の交換や、そのほかに考えたいことについてお話します!
勉強机の蛍光灯を交換するときに外れない場合には
お子さまの使用される勉強机を購入してから数年経過すると、自然にライトが点きにくくなって点滅したり、あるいは点灯さえしないといった事態が発生するものです。
こういう時には、蛍光灯を交換するのが一番の解決方法です。
さて、勉強机の蛍光灯を交換しようといった時に、「ちょっとしたトラブルがあってうまく外れなくて交換しにくい」、といったことが起こる場合があります。
特に挙げられるのが、「蛍光灯を外すときにうまく外れない」といったトラブルです。
勉強机に備え付けられている一体型のライトに多くみられることで、一番の要因は蛍光灯を覆っているカバーが、蛍光灯を外すときに邪魔になるというものです。
カバーがついていても簡単に取り外して交換できるものもありますが、カバーがあるために交換しにくいといった場合には、一旦カバーが外れないかどうか調べてみましょう。
大抵がビス止めになっているので、ドライバーで簡単に取り外すことが可能です。
また、カバーが外れはしたものの、蛍光灯をうまく外せなかったり取り付けられない場合には、2通りの問題が考えられます。
一つは元々ついていた蛍光灯と同じメーカーで、同じタイプのものかどうかです。
交換するときにはできれば、全く同じものを取り替えた方が無難です。
もう一つは、蛍光灯の差込口が差さる溝に注目していないということです。
溝の方向に合わせて蛍光灯をセットし、回転することで取り付けが可能になるといったタイプが多いのです。
勉強机の直型蛍光灯の交換をする方法
今まで勉強机の蛍光灯を交換したことがない場合には、どうしたらいいか迷うことがあるものです。
特に簡単に交換できると思っていたら、意外に外すのに手間取るといった例が多数あります。
もし、交換するときに悩んだら、決まった方法での取り外し方が存在しますので、これからお話する外し方を参考にしてみてください。
勉強机の蛍光灯を交換する方法を前述しましたが、実はもう一つ別に方法があります。
勉強机の蛍光灯は、基本的に直型のタイプが普通です。
この直型のタイプの交換方法として、溝を確認し、はめ込み、中で回転させて固定するといったものが前回お話した方法ですが、他の方法として、どちらか一方の端に蛍光灯を押すことで外れるといったものです。
ばね形式の場合には、この方法で取り外しが可能です。
ばね形式と溝にはめて回転させる形式の見極めは、実際に回転させて取れるものか、左右に押して外れるものか、確認する必要があります。
がっちりすべてが固定されているのではないので、力を入れず確認してみましょう。
お子さまのスタイルに合わせて勉強机の蛍光灯を交換する
お子さまの勉強机を購入するときに気をつけたいのが、ライトが一体型であるかないかというものです。
机と一体型で良くある問題が、勉強机の蛍光灯を交換する際に交換しにくいといったことですが、カバーを取り除くことで簡単に解決する場合があることは前述の通りです。
しかし、もし勉強机のみを購入し、バリエーション豊かなライトを別個に購入するとしたら、問題があるのでしょうか。
実は何点か、考えておかなければならない点があります。
「ライトなら基本は明るく」と思うかもしれませんが、あまりギラギラと明るすぎると目に影響が出て良くありません。
選ぶときには、落ち着いた明るさのものを選びましょう。
また、良く取り上げられる蛍光灯の色ですが、文字がよく読みやすい明るさとして昼光色が挙げられます。
ただ、とても明るいタイプなので、白色の方が良いとされる向きもあります。
こうした選択肢から自然に候補に挙がってくるライトは、最近様々な点で見直されているLEDライトです。
LEDの最大の利点は、「電気代が安く済みながら明るくて長持ちする」といったところにあります。
しかし、勉強机などにセッティングする従来のLEDライトの場合は多重影のため、暗くなりがちで人気が今一つでした。
最近のLEDライトは暗さに関して克服しており、更に調光機能で明るさを好みのものに調節できます。
更に、調色を選択できるので、状況に応じて蛍光灯の色を変えて使えます。
スイッチを押すと消灯点灯を繰り返す勉強机の蛍光灯の交換方法
勉強机のライトのスイッチを押すと、消灯と点灯を繰り返すということはありませんか?
こういう時には今までお話した、勉強机の蛍光灯を交換する方法をまず考えましょう。
一目でわかるのが、蛍光灯の端が黒ずんでいると、取り替え時であるサインです。
もし、黒ずんでいなくても蛍光灯が点きにくくなっているときには、先ほどお話した方法で速やかに取り替えてくださいね。
ところが、蛍光灯を取り替えても、やはりチカチカする場合には、別な要因があると考えられます。
お部屋の天井に取り付けられているライトにもついている、ある部品の老朽化が原因であるときに起こるものです。
グローランプという名前を聞いたことがありませんか。
正式名は点灯管といって、これが寿命である場合に蛍光灯を新品に取り替えたとしても、うまくライトが点かないのです。
ライトを見て小さな円筒形の玉があれば、グローランプ式なので、取り替えるべきか確認しましょう。
しかし、もしグローランプがないインバーターのライトであったなら、どうでしょうか。
インバーターの場合には、蛍光灯を取り替えるだけで解決すればいいのですが、取り替えても症状が変わらないというのが多いのです。
これは長年使っている間に内部にある安定器が古くなっていくことから、ライトの点灯がしにくくなっているためです。
内部をいじらなければならないので修理を頼むより、寿命だとあきらめて、ライト本体まるごと新品に取り替えるようにしましょう。
勉強机の蛍光灯を交換するか?新品にするか!グローランプとインバーター違い
先ほど、「グローランプで点灯するタイプのライト」と「インバーターのライト」についてちょっとだけお話しました。
簡単に見分けるには、グローランプがあるかないかだと思うでしょう。
基本的な知識として覚えて置こうとするなら、グローランプがあるものは、勉強机のライトのスイッチを入れた時にチカチカと明かりが瞬いてつくものです。
インバーターはグローランプ式と違って、スイッチを入れれば瞬時につくのです。
グローランプ式とインバーターではどちらが便利かというと、どちらも性質自体が違うので甲乙つけがたいのが正直なところです。
グローランプ式の場合には、ライトの点灯速度はインバーターに比べて遅めですが、メンテナンスの面から言うと蛍光灯やグローランプを交換することでライトが点かないといった悩みを解消できます。
一方インバーターでは、ライトの点き方は一瞬で済みますが、使用する年月が過ぎるにつれ、新品と交換するといったことを視野に入れて置かなければなりません。
交換の時期は、10年過ぎたらお取替え時期だと思った方がいいでしょう。
様々な点で見直そう!勉強机の蛍光灯を交換するより新品を購入する
蛍光灯などを交換することで対応できるものはいいのですが、交換ではなく勉強机の照明器具自体の買い替えとなると、予算なども考えておかなければなりません。
一体型については、市販で単品の状態では売られていないのが一般的です。
勉強机を購入したお店やメーカーに問い合わせて、取り寄せ、取り付けてもらうようにしましょう。
もし、単品で購入するなら家電量販店やインテリアを扱っているお店などで、簡単に購入できます。
予算は大体5から6千円程度で、良いものがあります。
現在は昔と違ってライトが熱くなったり、ライトのアームが固定されているものばかりではありません。
ライトは発熱性が少ないものに変化しており、アームも自由な角度に変えられる、フレキシブルなタイプが出回っています。
また、電熱費についても省エネを考えた商品が多く出ているので、長く点灯しても経済的には負担が少ないものになっています。
何をポイントにするか考えよう
勉強机の蛍光灯を交換するうえで、念頭に置いておきたい事柄を述べてまいりました。
蛍光灯の交換の方法をやってみてもライトが点かない時には、グローランプを取り替えるといった別な面での対策が必要です。
インバーターの場合には蛍光灯の交換をしてもライトが点かなければ、思い切って新品に替えるようにします。
ライトの種類も様々で、お子さまにあった明かりを重視し、それぞれのライトの個性を良く見比べて購入するようにしましょうね!