照明のダウンライトはリビングや寝室にはどうなの!?

おしゃれで邪魔にならないダウンライトは、今の家でも多く取り入れられています。

そんなダウンライトだけで、リビングや寝室の明るさはどうなのでしょうか。

今回は、リビングと寝室の照明にダウンライトは適しているのか、ご紹介していきます。

リビングの照明にダウンライトだけだと暗い?

賃貸アパートには、よくシーリングライトが使われていますが、しかし、新築をおしゃれにしたいとのことであれば、ダウンライトを使用するのも良いでしょう。

しかし、シーリングライトに慣れている人にとって、ダウンライトは暗いと感じるかもしれません。
実際のところはどうなのでしょう。

ちなみにダウンライトは、ほとんどのものが明るさの調整ができません。

20畳前後のLDKなら、リビングとして使う空間は8畳くらいです。
この8畳の広さに対しては、ダウンライトを4つ設置するのが良いでしょう。

その4つは、散らばって設置せずに、まとめて設置するようにしましょう。
散らばって設置すると、ダウンライトがぼやけるからです。

まとめれば、シーリングライトのように明るくなります。
LDKを全部ダウンライトにする場合は、リビングに4つ、ダイニングに3つ、台所に4つ、というようダウンライトを設置して、それもまとめて設置するのをおすすめします。

ダウンライトは、メインではなく補助の照明であるため、暗さが気になる場合は、シーリングライトなどと一緒に使ってください。

リビング照明にダウンライトと組み合わせるなら?

ダウンライトの照明は、ライトを集めてメインの照明にする方法と、白い壁を照らして反射させて明るくする方法、 あるいはその組み合わせや間接照明との組み合わせ、などがあります。

壁を照らすときは、壁の色が明るくなければ明るくならないので、壁が暗い場合はスポットのようなアクセントにすると良いでしょう。
また、1面に3灯くらいの照明が必要になります。

ダウンライトは補助の照明のため、リビングにダウンライトだけを使うのが心配な場合は、シーリングライトとダウンライトを一緒に使いましょう。

ダウンライトは明るさのイメージがしにくいため、明るさが足りなくて失敗してしまうこともあります。
マンションなどの見学会で、ダウンライトの明るさを確認して、良さそうな照明方法があれば、照明を真似てみるのも良いでしょう。

また、照明を選ぶときは、廊下、トイレ、部屋の周りはダウンライトにして、メインはシーリングライト、ダイニングテープル上はペンダントライト、玄関はダウンライト、などにすれば、雰囲気のある部屋作りをすることができます。

リビング照明のダウンライトは何色がいい?

最近はLEDのダウンライトも安く買えるため、リビングなどはLEDにするのをおすすめします。

しかし、LEDには、青白い光。白っぽい光、オレンジっぽい光とたくさんあります。
そこで昼光色(青白い光)、昼白色(白っぽい光)、電球色(オレンジっぽい光)の特徴をご説明していきます。

・昼光色
青白い光で部屋をすっきり明るく見せます。
部屋がクールな雰囲気になります。
子供の勉強部屋や、現代的なリビングによく合います。

・昼白色
白い自然な光で屋を明るくするため、いきいきとした部屋の雰囲気になります。
自然な明るさを好む人に向いている色です。

・電球色
暖かみがある色で、部屋が落ち着いた雰囲気になります。
部屋ではリラックスして過ごしたい人向けの色です。
和室にも合う色になります。
リビングの照明にも向いています。

また、電球色のダウンライトは、シーリングライトと一緒にスタンド式の照明器具などを設置すれば、雰囲気のある部屋になります。

また、和室にもよく合う照明です。
今持っている照明器具を、電球色の蛍光灯に変えれば、さらに落ち着きのある和室になります。

寝室照明の選び方は?

寝室の照明器具の選び方をご紹介します。

寝室の照明は、安らぎを一番に考えてください。
暖かみのある電球色は、部屋を落ち着いた感じにするため、入眠しやすいです。

また、照明器具の位置を低くすれば、落ち着きが増します。

逆に寝付けが悪いのは、光が目に入って眩しい状態です。
なかなか眠ることができません。

光が強すぎるものはできるだけ避けて、顔の真上に照明が来ないようにしましょう。
また、できることなら、全体照明はカバー付きのシーリングライトにしましょう。
更に、目に優しい拡散光や間接光をしようすることで、人をリラックスさせてくれます。

また、リモコンで明るさの調整ができたり、スイッチのON/OFFができる場合は、寝たまま好みの照明に調整が可能なのでおすすめです。

また、ダウンライトを取り付けるときは、リビングのダイニングテーブルの上に設置するときとは違って、光が直接目に入らないように足元に取り付けましょう。

また、夜中に寝室から出るときのために、寝室にフットライトを置くと良いでしょう。

ただ、ベッドから光が見えないように取り付けてください。
LED照明は、消費電力が少ないので、一晩中照明をつけていても電気代を心配しなくて大丈夫です。

寝室の照明はダウンライトだけで大丈夫!?

寝室は、照明でリラックスできる空間を作りましょう。
その際に寝室にダウンライトだけで照明を設置してもいいのか疑問に思う方もいると思います。

リビングと同じく、寝室の全体照明もダウンライトやシーリングライトだけでも良いです。
しかし、間接照明を使うなど、色々な照明器具を使うのもおすすめではあります。

また、天井や壁に照明器具を付けずに、スタンドライトやフロアーライトなどを使うのも良いでしょう。

このように照明の種類に拘るのも良いですが、寝室の照明の光の強さにも拘ると更に良い寝室にできます。
ということで、寝室の全ての明かりを調整できるタイプにするのがベストです。

このように照明を設置する際に、快適な寝室にするための気をつけることをご紹介します。

①眠るときに、眠気を邪魔しない明るさにする。
②横になったときに、照明器具の光が直接目に入らないようにする。
③上半身を起こしたときも、光が目に入らないようにする。
④起きたときに、快適な目覚めができるような明るさにする。

このことに配慮して、照明を設置しましょう。

更に寝室では、本を読んだり、ベッドの横に時計などを置いて眠ったりするため、ベッドの横にテーブルライトなどの照明があれば便利です。

寝室照明にはオレンジ色の電球を選ぼう

オレンジ系の電球色は、目への刺激が少ないです。
また、夕日などをイメージしやすい色なので、心が落ち着きます。

そのため、リビングでくつろぐときや、就寝前の読書のときに向いている色です。
特に就寝前は、明るい昼光色よりオレンジの電球色をおすすめします。

日本では、照明は白っぽくて明るい「昼白色」や「昼光色」が人気があります。
しかし、明るいと活動的になるので、リラックスするための部屋の使用には向いていません。

このことから寝室の間接照明は、電球色にしましょう。
昼白色より暗いですが、とてもリラックスすることができます。

家族団らんをする人は少し明るめの照明にして、リラックスを重視する人は暗めの照明にすると良いでしょう。

暗めの照明を使用した部屋で、読書などをするのであれば、机には手元を照らす照明を置きましょう。
そうすれば、部屋が暗くなっても問題ありません。

また、ダウンライトなどのライトの数で、明るさを変えるのも良いでしょう。
寿命が長くて節電もできるLED電球にも、電球色が最近はたくさん出ています。

ダウンライトは他の照明と組み合わせがおすすめ

ダウンライトは補助照明として扱われていますが、リビングや寝室にダウンライトだけでも十分明るさが取れることが分かったかと思います。

ですが、せっかくならば、ダウンライトだけでなく、いろいろな照明を組み合わせて、よりおしゃれにするのも楽しいですね。