ベッド柵には「転落防止」と「お布団のずり落ち防止」の2種類の用途があります。
ここでは、「お布団ずり落ち防止」のための木製ベッド柵について取り上げてみました。
木製ならではの使用感に加えて、さらに素材や特殊加工、こだわりの曲線形状などあらゆる技術を施してつくられ、とことん木にこだわった「SCUDO」。
インテリアとしても人気の木製ベッド柵の特性に迫ります。
木のぬくもりを感じる木製ベッド柵!
ベッドをお使いの方で、「お布団がずり落ちて困る」と悩んでいる方は少なくはないでしょう。
厚みのあるマットレスをお使いの方や、冬場など掛け布団の上に毛布などを重ねると、さらにお布団がずり落ちやすく、寝冷えも心配です。
ロフトベッドや2階建てベッドでは高さがあるために、お布団がずり落ちやすいと、さらに不便を感じることになります。
ベッドフレームとマットレスの間に挟むだけで、そんな悩みを解消してくれる便利なアイテムがベッド柵です。
多種類の商品が出回っている中でも、木製のベッド柵は根強い人気があります。
「木のぬくもり 木製ベッドガードSCUDO」
サイズ:外寸幅60cm×46.5cm×高さ40cm
重量:約3.5kg
本体:天然木化粧合板(樺)
カラー:ナチュラル/ブラウン/ホワイトウォッシュ
木製ベッド柵の中でも、特に人気の高い「SCUDO」を取り上げて、その利便性についてまとめてみました。
木製ベッド柵ならではのメリットは?
ベッド柵にはステンレスなどの金属素材のものから、金属の枠組みにメッシュ生地を組み合わせたものなど、様々な種類のものがあります。
そんな中で、木製ベッド柵ゆえのメリットはどこにあるのでしょうか。
まずは、木材特有のあたたかみのある質感が挙げられます。
金属素材のベッド柵はどうしても冷たい感触があり、肌に直接触れると気になるものです。
特に冬場など、腕や足に触れると眠りを妨げる原因にもなりかねません。
また、木製のベッドフレームによく馴染み、お部屋のインテリアの一部としても違和感なく使えます。
特に、「SCUDO」には3色のカラーバリエーションがあり、自分のベッドにぴったりのものを選べるという魅力があります。
金属素材のベッド柵の場合、寝返りなど体を動かすたびに、多少なりともギシギシという音がしてしまいますが、木製素材ならその心配がありません。
さらに、木製素材ならではの安定感や耐久性も忘れてはいけない特性のひとつです。
このようにオシャレで使い心地がいいだけでなく、機能性にも優れている木製のベッド柵を、是非お部屋のベッドに合わせてみてはいかがでしょうか。
とことん木にこだわった形状!
様々なメーカーが販売しているベッド柵の中で、「SCUDO」には木製にこだわり抜いた特徴があります。
そのひとつが一体曲げ木成形加工です。
これはクギやネジを一切使わずに、木材を曲げて加工する特殊な方法です。
前章で述べたとおり、金属素材は特有の冷たい質感があります。
とくに冬場などは、ほんの小さなクギやネジなどの金属部分が身体に触れるだけでも、ひんやりとした冷たさが気になるものです。
しかし、「SCUDO」は加工工程からクギやネジを一切使わないことで、徹底した木のあたたかみとなめらかさにこだわり、より快適な眠りを追求しています。
また、一般的なベッド柵には、ベッドとマットレスに挟む部分が抜けやすいという問題点が挙げられています。
この対処策としても、一体曲げ木成形加工ならではの特殊技術を活かし、先端部分を適度に曲げた計算された抜けにくい構造を実現しています。
木製ならではの加工方法が生み出した、まさに「木のぬくもり」を感じれるベッド柵です。
丈夫な木製ベッド柵!
木製ベッド柵「SCUDO」の2つ目の特徴として、安定感があり丈夫なことが挙げられます。
まず、素材に着目してみましょう。
「SCUDO」に使われているのは積層合板と呼ばれるものです。
これは、1〜3mmほどに薄くスライスした木材を、繊維方向が互いに直交するように接着剤を使って塗り重ねた、いわゆるミルフィーユ構造に仕上げたものです。
この積層合板には、歪みや反りが出にくく、強度が高いという特徴があります。
このように、使われている素材からも「SCUDO」が丈夫で耐久性があることが分かりますね。
さらに、積層合板は成形時に熱圧力を使用し、プレス加工と呼ばれるこの加工工程が、1枚板では困難とされているなめらかなカーブの成形を可能にしています。
つまり、クギやネジを使わずに成形を可能にする積層合板を使うことで、素材自体に負担をかけず、製品の耐久性をより高いものにしているのです。
強度と耐久性を追求した素材と成形工程から、「SCUDO」が木製ベッド柵ならではのどっしりとした安定感と、丈夫な使い心地を実現しているといえますね。
快眠できる木製ベッド柵!
木製ベッド柵「SCUDO」のもうひとつの特徴は、掛け布団を曲線で受け止める形状にあります。
例えば、ベッド柵の形状が直角だと、ベッドフレームと柵がぴったりとくっつくために、寝ている間に動いたお布団がベッド柵部分にどんどん詰まって、一定方向に片寄ってしまいます。
お布団が詰まり片寄ることで、ベッド内のスペースも減り、睡眠中知らず知らずのうちに窮屈な思いをしていることになります。
しかし、ベッド柵の形状が曲線なら、ベッドフレームと柵の間に空間があるため、体の動きに合わせて適度にお布団も動き、寝ている間に窮屈感がなく、快適な寝心地を維持できるのです。
人は寝ている間に寝返りをうって、長時間同じ体勢を続けることで起こりやすくなるとされる血流の滞りを、無意識のうちに防いでいます。
つまり、自然な寝返りをうてる環境が、質の高い睡眠を維持できるのです。
寝返りをうちやすい環境のひとつが、掛け布団が適度に動くことにつながっています。
掛け布団の適度な動きに対応しながら、ベッド柵本来のお布団のずり落ち防止効果を期待できる、こだわりの曲線形状こそ、「SCUDO」の最大特徴といえるでしょう。
使用用途に適したベッド柵を正しく使おう!
ベッド柵には大きく分けて、お子さんなどの「転落防止」と、ベッドフレームの上に配置された「お布団のずり落ち防止」の2つの目的があります。
近年、ベッド柵に小さいお子さんが挟まるという事故が増えています。
国内でも、赤ちゃんがベッドとベッド柵の間に挟まって死亡したという、悲しい事故もあります。
このような事故を踏まえて、消費者が製品の特徴や機能を理解し、正しい使い方をすることがとても大切です。
安全性に関連する注意事項として、木製ベッド柵「SCUDO」の製品取扱い説明書には、乳幼児は使用しないという旨の記載があります。
特にこの「SCUDO」は、転落防止のためのベッド柵としてではなく、お布団のずり落ち防止のための使用を前提とした製品でもあります。
素材はもちろん、加工工程でも十分な耐久性や安定感を重視し、危険性のない品質にこだわったベッド柵をつくるために、様々な過程を経て製品は生み出されています。
しかし、どんなに高品質で安全を危惧した製品でも、使い方ひとつで事故発生の原因にもなり得ます。
また、ベッド柵選びではサイズやカラー、値段だけではなく、その商品が「転落防止用」か「お布団ずり落ち防止用」かの使用用途をきちんと把握しましょう。
そして、その用途に適した機能性であるかを考慮することが大切です。
使用用途にあったベッド柵を正しく使い、安心で心地よい眠りを手に入れましょう。
木の特性を活かしたベッド柵で安心!快眠!
木の特性を活かしたあたたかみに加え、丈夫で耐久性に優れているのが木製ベッド柵です。
一体曲げ木成形や曲線形状がプラスされた「SCUDO」は、使用感や機能性も抜群です。
さらに、お布団のずり落ちをしっかりガードし、快適な寝心地を維持できます。
インテリアの一部として、ベッドに合わせたオシャレな寝具アイテムのひとつとして、楽しみながら選んでみましょう。