人は人生において多くの時間を睡眠に費やしていますよね。
疲れがとれてスッキリと目覚めるような睡眠がとれれば良いのですが、なかには眠りが浅いことにお悩みの方も多く見受けられます。
では、睡眠の質や眠りが浅いのを改善するにはどういった方法があるのでしょうか?
この記事でくわしくみていきましょう。
眠りが浅いと普段の生活に支障も!①
睡眠の質が悪く、眠りが浅くて悩んでいるという方も少なくはないはずです。
そんなことが毎日のように続くと、身体や精神面にも悪影響が出てきてしまいます。
これからご紹介することがあてはまっている場合には、睡眠の質を改善させる必要があるかもしれません。
どんな悪影響があるのか、以下に記載していきます。
◆疲労が回復しにくい
眠りが浅くて睡眠の質が低下している状態は、脳にとってよくありません。
要するに、眠っているのにも関わらず脳の活動が続いているので、十分に休むことができずにいるのです。
もちろん、身体の回復は進んでいるのですが、それだけでは疲労回復につながりにくいといわれています。
身体の回復とともにしっかりと脳の回復を促せないと、ずっと疲労感が続いてしまうのが人間なのです。
ですから、身体だけでなく脳の疲労を緩和・回復させることが大切になってきます。
◆昼間の活動時に眠気が続く
普段の生活を送るうえで、ずっと眠いなんてことが続くと作業効率も下がってしまいます。
仕事や勉強、家事などが満足に行えないほどの眠気を催してしまうとなると、生活に支障をきたしかねません。
眠りが浅い状態というのは睡眠が満足にとれていない状態と重なってしまうので、このような結果を生み出してしまう可能性があるのです。
眠りが浅いと普段の生活に支障も!②
眠りが浅い状態になってしまうと、私たちの生活に悪影響を及ぼしてしまうようですね。
疲労が回復しにくいことや、昼間の活動時に眠気が続くことの他にも、私たちの身に及びかねない悪影響が存在しています。
◆寝起きがよくない、熟睡感が得られない
やはり、眠りが浅くなってしまうと、朝スッキリと目覚められないことが多々あるようです。
熟睡感が十分に得られないと、朝起きるのが億劫になってしまいがちですよね。
きちんと熟睡できているかどうかは、夢を見たかどうかで大まかに判断することができます。
熟睡できている場合には、夢を見ないことが多いといわれているのです。
睡眠の質が低く、眠りが浅い場合には夢を見ることが多いので、覚えておくと良いでしょう。
夢を見た翌朝は、お布団から起き上がるのが辛いほど寝足りないと感じるケースが多いかもしれません。
以上のことが自分にあてはまったような方は、原因を知って、睡眠の質を改善していくのが大切です。
次の項から2項続けて、眠りが浅いことが原因で引き起こされる悪影響についてまとめてみました。
睡眠の質を上げたい!眠りが浅いのを改善しよう!①
眠りが浅くなってしまうと、身体や精神面にどんな悪影響を与えてしまうのかについてご紹介してきました。
身体や脳を回復させ、翌日に疲れを残さずに活動を行うためには、やはり質の良い睡眠をとることが重要となってきます。
朝スッキリと目覚められて、熟睡感を感じてから活動を開始できれば、気持ちの良い朝がスタートできますよね。
では、どうしたら睡眠の質を向上させ、眠りが浅いのを改善できるのでしょうか?
くわしくみていきましょう!
◆規則正しい生活を送ろう
やはり、規則正しい生活を送ることは熟睡するためにも大切なことです。
浅い眠りを改善するには、体内時計を正常化することが必要となってきます。
体内時計が正常に働くと、睡眠リズムも同時に整っていきます。
ですから、昼間はしっかりと行動して、夜は身体を回復させるという生活リズムを保ちましょう!
反対に、体内時計に反した不規則な生活を続けると、熟睡から遠ざかり、疲労感を感じやすい体質へと変わってしまいます。
◆毎日朝ごはんを食べよう
こちらも体内時計の正常化に役立つといわれています。
なぜなら、朝ごはんと太陽の光は眠っている体を起こしてくれるので、体内時計をスタートさせてくれる役目があるからです。
朝の時間帯は余裕をもって、毎日朝ごはんを食べることを心がけましょう。
睡眠の質を上げたい!眠りが浅いのを改善しよう!②
引き続き、睡眠の質を上げて、眠りが浅いのを改善する方法をお伝えしていきます。
◆仮眠は適度な時間にしよう
お昼すぎには眠気が生じてしまうこともありますよね。
体内時計が正常ですと、この時間帯にも眠気が生じるのは自然なことですから、無理に我慢しなくても良いのです。
むしろ、適度な仮眠を行うことは、一日の生活リズムがキープされることにもつながります。
そのため、夜の時間帯の快眠へと導いてくれるという報告がされているのです。
ですが、仮眠をとる場合には時間に注意しましょう。
ここでいう適度な仮眠時間は、15分くらいを目安にしてください。
あまりにも過剰に仮眠時間をとってしまうと、起床時に倦怠感を感じやすくなってしまいます。
◆上手にストレスを発散させよう
ストレスも睡眠状態に影響を与える要素のひとつなのです。
あまりにもストレスをためていると自律神経のバランスが悪くなり、その結果浅い眠りが続いてしまうなどの悪影響を与えてしまいます。
ストレスと上手に向き合うことができれば、睡眠の質を改善させる第一歩ともなりえます。
他にもある!睡眠の質を改善する方法とは?
これまで、浅い睡眠が続いてしまわないための対策方法について考えてみましたが、上記に挙げたこと以外にも試していただきたいことがあります。
◆湯船に入るときは温度にも気をつけよう
浅い眠りを改善させるには、お風呂に浸かるのも有効です。
ですが、ここで注意したいのがお湯の温度です。
なかには熱いくらいのお湯に浸かるのが気持ちが良いと感じる方も少なくはないでしょうが、これは快眠にとってあまりよくありません。
好みは人それぞれあると思いますが、快眠を促したい場合には38度くらいのぬるいお湯にとどめておくのが賢明です。
入浴時間は5~30分ほどを目安に、その日の体調などをみて決めましょう。
熱いお湯は思っている以上に身体へ負荷をかけてしまうので、このくらいの温度が最適なのです。
リラックス効果も十分に期待できるのでおすすめですね。
◆自分で行える範囲の運動をしよう
生活リズムを保つには、昼間に運動をしてみるのもひとつの手段です。
キツイ運動が苦手であれば、軽めのヨガや体操、ウォーキングなども良いでしょう。
自分にできる範囲の運動を生活の中に取り入れることで、睡眠の質が改善できる効果が期待できます。
睡眠状態が改善されない!無理せず医療機関を受診しよう
睡眠が浅いとなると、身体や精神面に悪影響を及ぼしかねますし、なんとか改善したいものですよね。
上記では睡眠の質を改善させるための方法をいくつかご紹介してきましたので、参考にしてみてください。
いくつかの改善策を試してみて、睡眠状態が良くなれば良いのですが必ずしも改善できるという保障はありません。
いろいろな方法を自分で試してみても、あまり良くならないという人は、一度医療機関へ出向くほうが賢明でしょう。
睡眠障害の症状が顕著になってしまっていると、やはり個人の力ではどうにもならない場合もあります。
然るべき環境で治療を受けたほうが安心感も高まりますよね。
睡眠状態が悪い場合には無理をせずに、睡眠障害を対象としている医療機関を探してみてはいかがでしょうか。
睡眠の質を改善させたい人は
ずっと眠りが浅い睡眠をとっていると、疲労が回復しにくい、昼間に眠気が続く、熟睡感が得られないといった悪影響を及ぼすことになります。
そのような事態になってしまうと、なかには普段の生活に支障が出てしまう方もいるようです。
当記事では、睡眠の質や浅い眠りを改善したい人に向けて、その対処方法をいくつか挙げてみました。
自分にできそうなものから試してみて、毎日快眠できる日々を目指しましょう。