一日の疲れを癒してくれる「睡眠」は、とても大切です。
そこで、ベッド周りを癒しの空間にするために自分らしくコーディネートしてみませんか?
寝具のテイストや色を合わせてコーディネートすることで、より快適な睡眠を取ることが出来ますよ。
それでは、ベッド周りを自分らしくコーディネートするポイントをご紹介しましょう。
ベッドと寝具を自分らしくコーディネート!「テイスト編」
自分らしいコーディネートの基本は「どんなテイストにするか」です。
ナチュラルな感じが良いのか、カジュアルな感じが良いのかなど、自分の好きなテイストを決めることから始めましょう。
そうすることで、ベッド周りや寝具のコーディネートがイメージしやすくなります。
代表的なものを挙げてみましょう。
【ナチュラル】
木材などの自然素材を生かしたスタイルです。
ベージュやアイボリー、オフホワイトなどの淡い色合いがベースになります。
【カジュアル】
明るく元気なイメージで、型にはまらない自由なスタイルです。
オレンジやイエロー、グリーンなど、明るい色合いがベースになります。
【アジアン】
籐や竹などの自然素材を活かした、アジアのリゾートホテルのようなスタイルです。
自然素材の色をそのまま生かしたり、ブラウン系の色合いがベースになります。
【モダン】
無機質で直線的な雰囲気の、都会的で洗練されたスタイルです。
モノトーンでスタイリッシュな色合いがベースになります。
この他にも、重厚感のある【クラシック】や、華やかなイメージの【エレガント】、日本風の【和風】など、自分の好きなテイストをイメージしましょう。
ベッドと寝具を自分らしくコーディネート!「カラー編」
どんなテイストにするのか決めたら、次は基調となる「コーディネートカラー」を決めましょう。
自分の好きな色や、テイストに合った色を決め、その色を基調として寝具や小物のカラーバリエーションを組み合わせていきます。
今使っているベッドを使う場合には、その色や素材を加味し、テイストやコーディネートカラーを決めてください。
色を統一すると部屋全体がまとまって見えます。
濃淡をうまく組み合わせて、バランスを取りましょう。
さらに、コーディネートカラーに対して、反対色や目立つ色をアクセントカラーとして取り入れると、部屋全体を引き締めたり、遊びごころを演出することが出来ます。
寝具や小物に少しだけアクセントカラーを使うと、違った雰囲気を味わえるでしょう。
また、色には心理的に働きかける作用があるので、うまく取り入れれば、くつろぎの空間演出や、安眠を促す効果も期待出来ます。
それでは、色についてもう少し詳しく見ていきましょう。
色で安眠!?寝具をカラーコーディネート
それでは、安眠するための色のイメージを見ていきましょう。
主な色のイメージは、下記の通りです。
・白:柔軟、健康、清潔、平和、無垢、純粋、新しい
・黒:クール、厳格、孤独、恐怖、拒絶、高級、自信
・灰:穏やか、調和、安らぎ、温厚、無機質、迷い
・赤:愛情、活動的、危険、興奮、緊張、情熱、派手
・青:デリケート、安息、平和、落ち着き、眠り、清潔、知性
・緑:穏やか、くつろぎ、安らぎ、安全、希望、若さ、幸福
・黄:明るい、楽しい、希望、快活、幼さ、軽率
・茶:温和、温もり、安定、自然、素朴、安らぎ
このように、色によって様々なイメージを人に与えることがわかります。
寝室には、気持ちを落ち着かせる青色系が、安眠を促すので良いと言われています。
壁やベッドなどの色を変えることは難しいので、シーツやカバー類などの寝具に青色系を使うと良いでしょう。
また、他にもアースカラーと言われる緑色系や茶色系も気持ちを落ち着かせるので良いと言われています。
コーディネートカラーを決めるときの参考にしてください。
ベッドと寝具を自分らしくコーディネート!「ベッド寝具編」
ベッドや部屋のテイストが整ったら、より快適な睡眠を得るために寝具を見直しましょう。
掛け布団や枕の他にも、ベッドならではの寝具があります。
早速、見ていきましょう。
【ベッドパッド】
マットレスとシーツの間に敷き、睡眠中に出た汗を吸収し、マットレスに汗の湿気が溜まるのを抑えます。
また、ベッドパッドは洗えないマットレスと違い、簡単に洗濯出来るので、寝具を清潔に保つことが出来ます。
ベッドパッドを敷くことでマットレスの寿命も延びるので、まだ使ってない方はぜひ試してみてください。
【ボックスシーツ】
端にゴムが入っていて、簡単にマットレスを覆うことが出来るボックスシーツは、ベッドの必需品です。
購入するときには、マットレスの厚みを考えてサイズをチェックしましょう。
【ベッドスプレッド】
ホテルなどで、ベッドメイキングの仕上げに掛けてある布のことです。
寝具を汚れや埃から守るためのもので、必ず必要というわけではありません。
しかし、カラーコーディネートをする際には、ベッドスプレッドで部屋のイメージが大きく変わります。
また、人を部屋に入れる時には、ベッドスプレッドでベッドを覆ってしまえば、目隠しにもなりますよ。
ベッドは部屋のどこに置いたら良い?レイアウトのポイントは
次はベッドのレイアウトを考えましょう。
ベッド周りを自分らしくコーディネートするには、ベッドのレイアウトも重要です。
ベッドをレイアウトするときには、ベッドの片側と足側に、それぞれ最低50~60cmのスペースが必要と言われています。
また、ベッドを壁にぴったりつけてしまうと寝具が収まらないので、お布団の厚み分10cmくらい離しておきましょう。
ドアや窓の開閉や家具の引き出しなども考慮してレイアウトしてください。
ベッドと理想的な部屋の大きさの関係は次の通りです。
・シングルベッド:4.5畳以上
・セミダブル、ダブル:6畳以上
レイアウトのポイントもまとめておきましょう。
・クローゼットやタンスなどの収納の前は、90cm以上あける
・通路としてのスペースは、最低でも50cmは確保する
・窓の近くに枕元をもっていかない
ベッド周りのスペースは、生活するために必要なので、出来るだけ余裕があると良いですね。
枕元が窓の近くにあると、音や光、冬の冷気や夏の熱気を感じやすいので避けた方が良いでしょう。
ベッドを購入する方へ「おすすめベッド」
最後に、これからベッドを購入する方や買い替えを考えている方に向けて、おすすめのベッドをご紹介しましょう。
【ヘッドレスタイプ】
ベッドのヘッドがないので、狭い部屋を広く見せることが出来ます。
また、ベッドを置く場所や向きも、ヘッドがあるものよりも自由ですし、テイストを変えるときにもフレームだけなので変えやすく便利です。
【収納タイプ】
ベッドの下の部分が収納スペースになっているタイプのものです。
収納の大きさはさまざまなので、たくさん収納出来るものを選べば、タンスは必要なくなるかもしれません。
ただし、引き出しタイプのものですと、ベッドを置く向きが限られてしまうので購入するときには注意してください。
【カスタマイズベッド】
究極のコーディネートは、カスタマイズベッドになるのではないでしょうか。
自分の好みに合わせて、色、フレーム、ヘッドの有無、収納などを自由に組み合わせることが出来ます。
中でも無印良品のカスタマイズベッドは、お値段が手ごろなのでおすすめです。
お気に入りのベッドが見つかったら、コーディネートカラーでベッド周りや寝具を整えましょう。
自分好みのテイストや色でベッドや寝具をコーディネート
このように、自分好みのテイストやコーディネートカラーを使って、ベッド周りや寝具を整えていくと、居心地の良い空間を作ることが出来ます。
また、色のイメージを取り入れると、より良い睡眠も得られるでしょう。
今回のコーディネートのポイントを参考にして、自分好みの癒し空間を作ってください。