寝具を風水で選んでみよう!幸運を引き寄せる色は何色?

寝具の材質や色はどのように決めていますか?

眠る時だから落ち着いた色が良いという方がいれば、明るく華やかな色が良いという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、もしかしたら使用している寝具の色を変えると、もっと運気を引き寄せることができるのかもしれません。

今回は、開運のためにどのような寝具を選んだら良いか、風水では何色が寝室には向いているのかをご紹介していきます。

寝室における風水では寝具を換えるのが有効!

家の顔である玄関や、多くの時間を過ごすリビングなど、風水では様々な開運方法がありますが、寝具を選ぶ時にも風水が重要だというのはご存知でしょうか?

睡眠は、一日の中でも占める時間の割合が多いですよね。

また、眠っている時には新しい「気」を体の中に取り入れるといいますので、寝室はできるだけ良い「気」で満たしておきたいものです。

そして、風水ではやったほうが良いことだけではなく、やってはいけないこと、というのもあります。

その中には、方位や家具の配置などに関わるものもあるのですが、家の立地や形によってはどうしても避けられないこともありますよね。

特に、方位については自分ではどうにもできない問題ですし、そのために引っ越すというのも現実的には難しいでしょう。

そうした中でも、できるだけ良い方向へ導くために一番簡単にできることとして寝具の選び方があります。

寝具は、家具やカーテンなどに比べると簡単に取り換えることができて、色も豊富に揃えられているので好みのものを見つけやすいですよね。

では、どのようなものを選ぶと良いのでしょうか?

風水で開運のベッドを選ぶには?

まず最初に、ベッドの選び方からご紹介します。

ベッドは簡単に取り換えることのできない寝具ではありますが、自分の使用しているものが風水としてはどうなのか、気になるところですよね。

一般的に、眠っている時には「水」の気が強くなっています。

そのため、ベッドを選ぶ時には「木」の気が強いものを選ぶと良いとされています。

木は水を吸収するものですから、陰の傾向が強い水の気を吸収して、寝室のバランスを取ってくれることになるのです。

木のカラーといえば緑が浮かびますが、緑のベッドを選ぶわけではなく、材質を文字通り「木製」のものにすると良いでしょう。

スチール製のパイプベッドなどは陰の気が溜まりやすいため、風水では良くないとされていますが、もしすでに使用しているならばシーツの色などでカバーすることができます。

また、ベッドに関しては配置や枕の位置も重要になります。

配置としては、お部屋の入り口から対角の位置が良く、壁との間に隙間は空けない方が安心です。

そして、一般的に好まれない北枕も風水としては一番良い向きになります。

ただし、北枕でもお部屋の入口に向かっているのは良くないので、その場合には枕を東へ向けるようにしましょう。

風水で選ぶ幸運の寝具の色は?

風水では、全てのお部屋に同じ色が良いというわけではなく、お部屋の方角によっても変わってきます。

この場合の方角は、家の中心から見た寝室の位置となり、その方角がどのような「気」を持つかによって相性の良い色がわかります。

東(木の気) ・・緑、青、水色

南東(木の気)・・緑、オレンジ、黄

南(火の気) ・・ベージュ、茶

南西(土の気)・・ベージュ

西(金の気) ・・・白、ベージュ、金

北西(金の気)・・ベージュ、金

北(水の気) ・・ピンク、グリーン

北東(土の気)・・白、差し色に赤、茶、オレンジ

多少の例外はありますが、全体的には気に合わせて色を選ぶことが多くなります。

そして、涼し気な色ももちろんあるのですが、どちらかといえば明るめの色が多いことも特徴ですね。

しかし、場合によっては眠るお部屋が変わることもあるかもしれませんし、方角で考えるのは難しい場合には、グリーン系を選んでおくと間違いないでしょう。

先ほど述べたように、寝室は「水」の気となっていますので、「木」の気でお部屋のバランスを整えてくれます。

また、風水とは関係ありませんが、一般的に落ち着く色でもありますので、グリーン系の寝具ならば安らげる寝室が作れそうですね。

開運の寝具の色は願いによって変わる?

前項で方角を考慮して寝具の色を選ぶと良いということを述べました。

しかし、漠然と風水で良い色を探しているのではなく、何か強い願いを持っているような時には、自分の願いに合う色を優先させた方が良いでしょう。

例えば、寝室が東ならば方角的にはグリーン系や青系を選ぶと良いのですが、強く願うことが恋愛運の場合にはピンクの布団カバーを選ぶ、というようなことですね。

具体的には以下のような力があります。

赤系・・・・仕事運、人気運、積極性を上げる

青系・・・・仕事運、誠実、冷静、静かにやる気を起こす

金色・・・・強い金運、社会運、

黄色系・・・金運 家庭運、気持ちをポジティブに変える

白系・・・・金運、浄化、人間関係運、他の色の力をアップさせる

紫系・・・・知性、気品、自信を持つ

グリーン系・健康運、成長運、仕事運

ピンク系・・恋愛、結婚運、魅力を引き出す

オレンジ系・出会い、人と人をつなぐ

寝具の色を選ぶ時には、カーテンにも配慮して選ぶと良いといいます。

願いが金運で、カーテンに金糸などが使われていれば、寝具は白にすることで金運のパワーを上げてくれます。

風水で避けるべき寝具の色は?

ここまでは、開運を呼び込む寝具の色を見てきましたが、反対に避けなければいけない色というのもあるのでしょうか?

色自体が良くないということではなく、寝室における風水では避けるべき色というのは確かに存在します。

それが、前項でも出てこなかった「黒」系の色です。

黒系の寝具というとモノトーンのお部屋ではコーディネートしやすく、特に男性では使用されている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、黒系は「陰の気」が強いために、寝ている間に運気を停滞させてしまいます。

全体的に明るい色の寝具に変えると良いのですが、華やかな色味のお部屋が苦手だという方は、すっきりと白い寝具を使うと良いでしょう。

また、方角によっても避ける色というものもあります。

それぞれの方角の気を「妨げる気」を持つものは避けるべきです。

例えば、南は「火」の気が強いので「水」の気を持つ色は避けるべき色となります。

そして、妨げる色ではありませんが、南に関しては「火の気」が強すぎることもあり、そこへ同じ火の気を持つ赤などを投入すると、火の勢いが強すぎて落ち着けないこともあります。

南には穏やかなベージュなどを選ぶと、ゆったりとした良い気を運んでくれるでしょう。

色だけじゃない?寝室に風水で注意する点は?

風水で重要な寝室には、寝具の色以外にも開運を呼び込むための方法がたくさんあります。

それ以上に、やってはいけないこともたくさんあります。

この項では、寝室における風水での注意点をご紹介します。

まず、ベッドではなくお布団派の方は、和室ならばそのままでも構いませんが、フローリングの時には必ずマットレスをお布団の下に置くようにしましょう。

次に、鏡やテレビなど自分の姿が映るものは置かない方が安心です。

本来自分が吸うべき良い運気を、代わりに吸ってしまう可能性があります。

どうしても寝室に置く必要がある場合には、寝姿を移さない位置に置きましょう。

同じく運気を吸ってしまうという理由で、人形やぬいぐるみを過剰に置くこともあまり良くありません。

お部屋のカーテンはレースとドレープをしっかりと二重にして、寝ている間に運気を逃さないようにしましょう。

ただし、朝になったらしっかりとカーテンと窓を開けて換気をし、気の流れを良くすることが大切です。

最後に、一番大切なことは寝室の掃除とシーツなど汚れた寝具の取り換えです。

良い運気は、清潔で明るく綺麗なところに集まってくれます。

常に寝具は清潔に、お部屋は美しく保つように心がけると、自然と良い気は集まってくれますよ。

寝ている間に幸運を呼び込もう

「最近なんとなくついていない」

「よく寝ているのに疲れてしまう」

そんな時には、もしかしたら体に悪い気が溜まってしまっているのかもしれません。

一日の内で一番安らげる睡眠時間に、良い気をしっかりと取り入れて明日への活力としたいものです。

寝具は今日からでも簡単に交換ができますので、運気の良い色で幸運をたくさん呼び込んでみてはいかがでしょうか?