アンティークと言うと、どんなことを思いますか?
骨董品や猫足の家具、金銀の装飾品など高級なイメージでしょうか?
様々なイメージがあるとは思いますが、アンティークのことと、アンティーク家具やインテリアのことをご説明していきます。
また、簡単にアンティークな部屋に変身出来る、壁掛けフレームや、大きな変化を楽しむためベッドについて、アンティークな部屋作りをご紹介をします。
これからのインテリアチェンジの参考にどうぞ。
どのような物がアンティークか知っていますか?
よく耳にする、アンティークの語源を知っていますか?
アンティークとはフランス語で「骨董品」のことです。
その言葉の意味として別の物で、「年月を経て品格があること」という意味もあるようです。
語源はラテン語で「古い」を意味すると言われています。
どのくらい古い物がそれを指すかというと、アメリカで制定された通商関税法には「製造された時点から100年を経過した手工芸品、工芸品、美術品」と記述されているそうです。
アンティークと似た言葉に「ヴィンテージ」がありますが、その明確な違いは経過年数です。
アンティークが100年に対して、ヴィンテージは20~30年以上という意味で使われるようです。
最近は、アンティーク風のインテリア雑貨も人気がありますが、本物のアンティークベッドフレームなどのインテリア骨董品はとても貴重で、なかなか手に入りません。
本物のアンティーク品は、年数が経過した品格も生まれているのでとても素敵ですが、非常に貴重な商品なのでなかなか手に入れることは難しいかもしれないですね。
アンティークな部屋に取り入れやすい写真フレームなどのアイテム!
先ほどもお伝えしたように、本物のアンティーク家具や雑貨を手に入れるのは、少し難しいかもしれませんね。
ですが、安心してください。
アンティークな空間を作るために、手ごろなアイテムをご紹介します。
まず取り入れたいのは、アンティーク調の雑貨です。
近年では、アンティーク家具や雑貨のように経年劣化加工されたアンティーク調の家具や雑貨も増えてきています。
その中でも、手ごろに取り入れやすいと言えばアンティーク調の写真フレームがおすすめです。
大きなサイズですとお値段も高くなりますが、小さい物なら1000円程で購入可能です。
中にお洒落な写真や、ポストカードを入れて飾れば、たちまちお部屋の印象が変わります。
その他に、ジュエリーを入れるボックスは1つあると、グンと気持ちが上がる物です。
毎日アクセサリーを付けるたびに、見ると楽しくなりますよね。
アンティークなジュエリーボックスに収納するだけで、プチプラのアクセサリーも高見えする見栄えになります。
さらに、寝室をアンティーク空間に変身させるなら、ベッドの横にキャンドルホルダーや爛台を置き、火を使わないキャンドルを飾れば高級感が漂う上品な寝室になります。
まずは、手に入りやすいアンティーク雑貨から装飾していきましょう。
壁掛けフレームや照明などでお部屋をさらにアンティークな雰囲気へ
お部屋のインテリアにおいてアンティークなものと言ったら、壁掛けフレームは外せないという程、風合いの出せるアイテムです。
この壁掛けフレームを選ぶ際のポイントは、トーンを下げた暗めの色合いを選ぶことでイメージを保てます。
色の例えで言うと、ダークブラウンやワインレッド、カーキなどの色は重厚で格調高いアンティークのイメージに合います。
また、照明もアンティークとしての雰囲気を醸し出せるポイントになってきます。
元からのお部屋の色が白を基調としているのであれば、白熱灯のようなオレンジ味のある照明器具を使用するといいでしょう。
雰囲気が損なわれずに落ち着いた空間を作れます。
そして、このようにお部屋に合う壁掛けフレームの飾りを購入し、照明などをコーディネートした後は壁にも変化を付けましょう。
海外の古地図を模したポスターは手軽に取り入れられ、飾ることで簡単にイメージを変えられます。
収納家具やベッドなどを買い替える予定でしたら、ブラックを基調とした家具で買いそろえるとアンティーク雑貨に合うコーディネートが出来ます。
他にも、ドライフラワーのリースやアンティーク風デザインの鏡で飾り付けるのも良いです。
自分なりのアンティーク空間を実現しましょう。
アンティークな部屋に合うベッドフレーム
お気に入りのアンティークベットで本を読んだり、くつろいだりずっと寝ていたくなるようなアンティークベッドをご紹介します。
まず始めにご紹介するのは、アイアンベッドフレームです。
繊細なデザインで、ゴージャス感のあるアイアンベッドフレームはデザインに空間がありますので、お部屋を広く見せる効果があります。
1人暮らしで、狭い部屋にベッドを置きたい時は最適のベッドフレームです。
次に、木製のアンティークベッドです。
重厚感がありアンティーク空間を作るにはぴったりのデザインです。
しかし、大きいサイズのデザインが多いので広めのお部屋に適しています。
また、アンティークの木製ベッドでも、材質にこだわったアンティーク木製ベッドがあります。
お値段は上がりますが、色味と艶が格段でクラシックなイメージにはぴったり当てはまるでしょう。
ヘッドボードに彫刻で掘られた模様が描かれていたり、1点1点表情が違うものもあり、特別感も感じられます。
「ベッドだけは、こだわりたい!」
そんな方は、こちらがおすすめです。
希望のデザイン、予算に合わせて素敵なアンティークベッドを選びたいですね。
アンティークなベッドカバーのデザイン
アンティークな空間に、フレームの飾りやインテリアを揃えたらベッドのカバーもそれに合うものにコーディネートしましょう。
アンティークキルトをご存知ですか?
キルトとはつなぎ合わせ1枚の布に仕上げたもののことで、切れ端の布を模様を照らし合わせながらセンス良く仕上げていきます。
とても手間がかかる作業なのですが、出来上がりは素敵です。
この手法は、17世紀から存在しており、今日まで長く受け継がれているのです。
そんな素敵な布で出来たベッドカバーは、アンティーク空間にとても合います。
高価な物からお手頃の価格の物まで色々ありますが、自分好みのデザインを選んでみてはいかがでしょうか。
縫物が好きな方でしたら、自分で縫って仕上げてみるのも良いですね。
アンティークのキルトの布は、貴重なのでなかなか手に入りにくいとは思いますが、生地探しも楽しいものです。
是非、寝室部屋に取り入れてみてください。
アンティークな寝室とベッドの意外な安眠効果!
寝室は、気持ちを落ち着ける場所であることが理想ですよね。
気持ちが落ち着ける色とは、どんな色だと思いますか?
一般的に、青・茶・緑などの自然にある色と言われています。
鎮静作用のある青は、気持ちを落ち着かせ眠りに入りやすいとされています。
また、土の色に近い茶色も、気持ちをのんびりさせてくれます。
そして、緑は副交感神経に働きかけ、興奮を抑えリラックス効果があるとも言われています。
これを参考に考えると、アンティークの色のイメージに当てはまりませんか?
寝室をアンティークに飾ることで、癒やし効果が期待出来るのです。
そして、自分のお気に入りのインテリアで飾られた部屋は、よりリラックス感が生まれて熟睡出来ることでしょう。
また、アンティーク部屋作りの色は、3色以内で納めるのが良いです。
そのため、先ほど紹介しましたインテリア小物や額縁フレーム、ベッド周りなども色を統一したほうが素敵なお部屋は作りやすいことでしょう。
人は、色の視覚から入る情報は、五感から得る情報量の8割を占めると言われています。
それを考えてみると、色が人の心身的状態に与える影響の大きさはすごいですよね。
特に寝室のカラーは、毎日の睡眠を左右してしまうほど重要なものですので、より良い健康状態のためにも、理想のインテリアのためにも見直してみてはいかがでしょうか。
毎日の疲れを癒せる空間づくりの参考になさってみてください。
アンティークなインテリアで良い感じのお部屋作り
アンティークなインテリア雑貨、ベッド、小物に至るまで部屋作りのポイントなどをお話ししましたが、一口にアンティークでも色々なものがあるのです。
最近では、ナチュラルなデザインで、手ごろに手に入るアンティーク雑貨もあり、比較的手ごろに買い求められるようになりました。
インテリアを自分で作りDIYしたり、お金をかけずにアンティーク空間を作ることも可能です。
色々なことを参考にアンティークを楽しんでみて下さい。