天井に埋め込まれたダウンライトは、照らされた対象を浮かび上がらせ、とても美しく見せてくれます。
そんなダウンライトですが、洗面所や納戸などのような狭い空間での使用には適していますが、リビングや寝室には適していないと言われています。
新築時に寝室にダウンライトを設置してしまった方、眩しすぎてお困りではありませんか?
ダウンライトからシーリングライトに交換したい!とお考えの方、ぜひ読んでみてください。
ダウンライトは寝室には不向き!?
近年ダウンライトが若い人の間で流行し、注目を集めています。
そのため、新築になったのを機に新たにダウンライトをシーリングに設置した人もいるのではないでしょうか。
しかし、ダウンライトはスポットライト的ライトの役割なので、洗面所や納戸などの狭い場所にはもってこいなのですが、リビングのような広い空間では、光の具合は十分ではないので、適しません。
そのため、部屋が暗くなってしまいます。
設置してから後悔のないように、十分に設置場所を考慮してから設置した方が良いです。
ベッドルームなどでもダウンライトを設置してしまうと、ベッドの真下にある場合では明るすぎて、良く眠れなくなります。
ですから、ベッドを置く位置などが制限されてしまいかねないのです。
逆に洗面所などの狭い空間での使用では、髪型なども良く見え確認するのに最適な明るさを提供してくれるます。
メイクの具合などもしっかり確認でき、うまくメイクができることでしょう。
このように、ダウンライトには良い点と悪い点があるので、あとで取り付けたり、違う照明に替えても費用もかさみますから、交換などということにならないように設置する際には、注意が必要です。
寝室のダウンライトをシーリングライトへ交換できる?
雑誌などのインテリアからダウンライトに憧れて設置したのはいいけれど、眠る時に明るすぎて困っている、という方の悩みを聞くことがあります。
こういったケースの場合、ダウンライトからシーリングライトへの交換を希望してする方も少なくありません。
ここで問題なのは、ダウンライトを取り外すと、すっぽりと丸い穴があいてしまうということです。
ですから、シーリングライトを設置する前にこの丸い穴をクロスなどでふさいで修復しなければなりません。
また、シーリングライトはある程度重さがありますので、その重さに耐えれるように下地を埋め込んで天井を修復しなければなりません。
下地ができたところで、引っかけローゼットと言われる部品を取り付けて、そこにシーリングライトを設置することになります。
器具自体の費用に関しては、3,000円程度と安く済みます。
しかし、この修復作業料が一体いくらかかるかというのが問題になります。
この部分の料金については、業者と要相談ということになりますね。
ダウンライトから交換する前に、シーリングライトの特徴は?
シーリングライトはダウンライトと違って、部屋全体を明るくしてくれるので、リビングなどの広い場所に適したライトです。
LEDシーリングライトなどでは、省エネの面から見ても、優秀ですし、設置から10年ほど経っても、まだ電球は使えますし、コストパフォーマンスがとても良いものです。
また、消費電力が低いというLEDシーリングライトの良い点以外にも、虫が寄ってこないなどの点もあります。
このように長く使えるものですから、デザインなどは妥協せずに決めたいものです。
今では、こんなLEDシーリングライトが、ベッドルームの定番となりつつありますが、実は業者に頼らなくても、自分で設置することも可能なのです。
このようにLEDシーリングライトの良い点ばかりをあげてきましたが、悪い点もあります。
悪い点についてご説明をしていきましょう。
・蛍光灯よりも若干暗くなってしまう
・費用が少々かかる
・交換する場合は電球だけでなく、器具全てを交換することになる
などの点があげられます。
ですから、初期投資が必要なライトといえるでしょう。
ダウンライトやシーリングライト以外の寝室照明は?
ダウンライトやシーリングライトについてご説明をしてきました。
しかし、この二つのライト以外にもたくさんライトの種類はあります。
他のライトについてご紹介していきます。
まず、モロッコ発祥のインテリアであるモロッカンというライトがあります。
日本ではあまり見られない、紫や緑、オレンジなどの色の照明です。
オレンジなどは、特に人に癒しを与えてくれる色でリビングルームなどに最適です。
今までと違う雰囲気にしたいと思っている方は、モロッカンに交換してみるというのはどうでしょう。
また、クローゼットや絵画などを照らすスポット的ライトである関節照明などのライトもあります。
日本では比較的使っている家庭も多いと思います。
寝室では、特にシーリングライトだけでは、風水的に良くないと言われています。
そのため、スポットライトなどの関節照明を取り入れることで運気を上げることができるため良いことでしょう。
また、天然素材からできているシェードというライトも費用も安い上にとてもおしゃれです。
月日が経つにつれて、使いこなせば使いこなすほど、どんどんと味が出てくる素敵なライトです。
素材にこだわると部屋のアクセントともなるので、取り入れるのも良いでしょう。
また、畳などの和式に昔から用いられている行灯なども良い雰囲気を醸し出しています。
和風な寝室にも合います。
そのため、近年では外国でも人気を得ています。
柔らかい灯りで心が癒されることでしょう。
オレンジ色の照明に交換して快眠を手に入れよう!
照明の色は様々で、場所によって適切な色というのかあります。
その中でも寝室は特に大半を過ごす場所です。
ここでは、寝室の照明についてお話をさせていただきます。
寝室の照明として、あまり適さない色としては、ノーベル賞も受賞して近年注目されている青色LEDです。
私たちの周りでもこの青色LEDはパソコンやスマホ、はたまたタブレットなどで「ブルーライト」と呼ばれるライトが身近なものに使われています。
このライトは、人間の脳を活性化させ、眠りにつくのを妨げてしまう可能性が高いので、夜寝る前のパソコンやスマホが良くないと言われているいわれになっています。
そのため、青色LEDは寝室にはあまり適さないのです。
寝室などのダウンライトやシーリングライトの灯りは、できるだけオレンジ系統の色を選んだ方が良いでしょう。
オレンジはリラックス効果があるため、快適な眠りへと誘ってくれます。
また、蛍光灯の白色は勉強など作業をするのには向いていますが、眠る場所には向いていないません。
もし、現状あまり寝付けが良くないということなら、オレンジ色の照明に交換した方が良いと言えるでしょう。
また、日本ではあまり見られないフロアランプですが、設置してみると、いっきにインテリアとしておしゃれ度が増します。
LED電球にすれば、思ったより電気代費用なども安く抑えられ灯りを楽しむことができます。
ぜひまだの方は、取り入れてみてください。
寝室には複数の灯りで快適に!
寝室のライトを選ぶ際に考えることとしては、部屋のインテリアにあっているかどうかということでしょう。
ですから、ただ単にダウンライトがいい、シーリングライトがいいと、自分の好みだけで選んでは失敗してしまいます。
寝室では、十分時間をかけて照明計画というものを練った方がうまくいきます。
寝室は、眠るだけの場所ではなく、ベッドにもたれかかって読書などをすることもあるでしょうし、服を着替えたりすることもあるでしょう。
ですから、寝室のライトを設置する際に、ホテルの部屋などを参考に暗いライトにしてしまうと、後から支障が出てしまうのです。
そのような暗いライトでは、毎日の生活の中でちょっと暗すぎて不便をきたします。
ですから、いろいろな生活のシーンを頭に思い浮かべて、最適のライトを選ぶようにしてください。
あとからライトを交換するなどとなった場合には、費用が余計に嵩んでもったいないです。
寝室全体を照らせるようなメインになるライトを選んだ後は、手元などの灯りを取り入れれるように、複数の灯りを準備することも大切です。
寝室にはシーリングライト!
やはり寝室にはシーリングライトが良いですね。
虫が寄ってこないというのは、寝ている時には特に有難いです!
寝室にダウンライトが設置されていて「眩しすぎる!」とお困りの方は、工事は必要ですが思い切ってシーリングライトに交換されるのも良いかもしれません。
ダウンライトやシーリングライト以外にも、補助照明を活用して素敵な寝室を作ってはいかかでしょうか。