ダウンライト、安易に取り付け工事をやっちゃって大丈夫?

朝は日の光で起床したいですし、夜寝る前の部屋の光はほんのり暖かみのあるものがいいですよね。

明かりは人間のバイオリズムを整える役割を持っています。

起きているときだけでなく、寝ているときももちろんですよね。

今回は、ダウンライトの取り付け工事を行う際のポイントや注意点をご紹介します。

ダウンライトの取り付け工事を行うメリット

普通のライトからダウンライトに切り替える工事をした場合、どんなメリットがあるのでしょうか。
ダウンライトを採用した場合のメリットについて記述してみようと思います。

まず、一番のメリットとしてあげれるのは、見栄えです。
天井を見上げたときに出っ張りがなく、すっきりとして見えます。

リビングなどは、ダウンライトのみを取り付けすることで、見た目はすっきりと格好良くなります。

また、シーリングライトの方が見た目が好みだと言う人もいますが、天井からの出っ張りが気になる方には、ダウンライトのほうがすっきりとしておすすめです。

それに上手に配置することで、間接照明のような感じで部屋を照らしてくれるので、部屋に奥行きを感じさせることができます。
ちょっとだけ照明について勉強し、間接照明っぽくなるようにダウンライトを配置していく必要性がありますが、それを考えるのも楽しいです。

また、リビングなどにダウンライトを中心にして4つ配置している方もいると思います。
シーリングではなくダウンライトなので、出っ張りはなくスマートだと思います。

しかし、ダウンライトの良いところを最大限に出すことができません。
また、次にご説明する弱点を際立たせてしまう可能性があります。
そのため、ダウンライトには、配置がとても大事でだということが言えます。

ダウンライトの取り付け工事を行うデメリット

デメリットがなさそうなダウンライトにも、実はデメリットがあります。

それは一般的に言われていることですが、価格とランニングコストです。
複数を取り付け工事しないとと暗いので、価格が高くなります。

光量や色の調整などもシーリングは比較的安くできますが、ダウンライトの場合はシーリングライトとは違って、ダウンライトは費用がかさんでしまいます。
ここが大きなデメリットです。

また、一体型のダウンライトを使用した場合、交換をするには電気工事士の資格が必要です。
そのため、LEDライトの寿命を迎えた時に自分で交換することもできず、業者に頼まないといけません。

しかし、LEDライトの寿命は長いので、問題になるのは何年も先の事になります。
寿命がきて、いざ交換しなければいけないというときがきます。

しかし、その頃には技術革新もあり、LEDも進化しているはずです。
もしかするとその頃には、価格が安くなったり、簡単に交換できるようになるかもしれません。

また、交換して思うことが、思ってた以上にダウンライトが眩しいと感じることです。
しかし、すべてのダウンライトが眩しいわけではありませんので、交換を検討している方は、明るさも気にしてみると良いでしょう。

ダウンライトの取り付け工事、OKな場所とNGな場所①

ダウンライトを取り付けた時に眩しいと感じる場所は、どこなのでしょうか。
ダウンライトの取り付け位置は、とても重要になってきます。

ダウンライトが眩しいと感じる場所は、2ヵ所あります。

1ヶ所目は、書斎です。

この書斎は、ダウンライトの位置と座る位置が重要になってきます。
ダウンライトがデスクの真上や、椅子に座ったきに真正面にあったりすると、読み書きする程度なら気にならないのですが、デスクに置いたパソコン画面を見ると眩しさを感じます。

もう1ヶ所は、リビングです。

こちらもローテーブルの真上にダウンライトがある場合は、ダウンライトが眩しく感じます。

しかし、ローテーブルで食べたり飲んだり、読み書きをする程度なら気にならないのです。
それでは、どんな時に眩しさを感じるのかと言いますと、ソファがある場合に座ってローテーブルに目線を向けると、光源が視界に入り、眩しく感じます。

中央照明の下にローテーブルを設置しておくと中央照明を付けなくなるかもしれません。
ライトの取り付け計画段階だと、中央照明の存在は一番重宝すると考えて取り付け工事をしてもらうと思いますが、このようにローテーブルをライトの下に置くとこのようなことになることもあります。

ダウンライトの取り付け工事、OKな場所とNGな場所②

先程もご紹介した書斎とリビングのダウンライトですが、光が拡散するタイプのダウンライトと仮定してください。

例えば、椅子などに座って、液晶の画面を見ると光が視界に入り込み、眩しく感じてしまいます。
調光機能があると、光を弱くできますが、場所によってはそれでも視界に光が入り込み、眩しく感じてしまいます。

調光機能があっても、場所によっては眩しく感じるということです。
そのため、上に取り付けられているダウンライトを使わなくなるという方もいるでしょう。

取り付け工事をの設計段階で、どこになにを置くかを事前に考えて、眩しく感じるのかを事前に考えておくと良いでしょう。

中央に配置しておくと、状況によっては眩しく感じるため、壁側にライトを付けておくとこのように眩しく感じることが少なくて済むかもしれません。
ダウンライトの扱いはとても気をつけないといけないということです。

寝室のことも考えてみましょう。
寝室はライト次第で、眠りにつきづらくなります。
そのため、眩しくなることを想定してライトを取り付けましょう。

できることなら、ダウンライト以外に、眩しくないパネルミナなどのライトを使って、寝るときに眩しくならないようにするといいでしょう。

寝室にダウンライトは良くない?

雰囲気はとてもいいダウンライトですが、使いやすさの方はというと、シーリングライトのようにリモコンがないので機能性に不満が残ります。

例えば、消灯するときとかなどはスイッチを消しに行かなければなりません。
そのため、少々面倒に感じてしまいます。

簡単なことじゃないかと思うかもしれませんが、ベッドから動くのが辛くなります。
ベッドに入りせっかく温まったと思って、電気を消そうと思ったときにベッドから出るのは少し嫌ですよね。

ベッドに入っているときに、ポチっとするだけで消せるならどれほど楽なのかと考えてしまいます。
また、明るさ調整ができないと眠りにつきづらいです。

今ではダウンライトの明るさを調整できたり、リモコン操作できるものもあります。
ダウンライトの取り付け工事をしようと思っている方は、取り付けるダウンライトのタイプを考えておくといいでしょう。

また、シーリングライトだとリモコンで明るさの調整ができるので、ダウンライトより利便性に優れているとも言えます。
そのため、お客さんがこない寝室の場合は、ノーマルなシーリングライトの取り付けもいいでしょう。

寝室に取り付けるべき照明とは

利便性のみを考えるのであれば、ダウンライトではなく、シーリングライトを選ぶのがいいでしょう。
またその場合は、LEDシーリングライトは妥協なく選ぶことが大事です。

シーリングライトとは、天井に取り付け工事をして部屋を全体的に明るく照らす照明器具です。
今はLED電球型のシーリングライトが一般的で、一度設置すると10年間は電球が持ちます。

電球の交換作業などがなくなってきているということです。
エコで長生きなLED電球は、寝室などにはもってこいです。

リビングなどと比べると使う時間が短く、長く使うようになります
見た目や使い勝手を考慮して買うべきです。

斜め天井でも取り付けは大丈夫で、天井にシーリングライトをつけるための配線を引っ張っていれば、自分でつけることができます。
斜めの天井であっても、工事は頼んでおくべきです。

LEDシーリングライトの良い点は、防虫効果があり、電気の交換頻度が少ない、なんといっても消費電力が安いのが大きい点です。
寝ているときに虫がいたら嫌ですよね。
それを防ぐだけで快適な空間を作れます。

LDEシーリングライトの悪い点は、少し暗くてやはり割高なところでしょうか。
それと駄目になったらLEDの場合は、器具ごと交換になりますので、ランニングコストは低いです。
しかし、初期費用が高くなってしまうのが厳しい点と言えます。

睡眠に重要な明かり選び

睡眠障害は、健康を考えると一刻も早く治したい病気ですよね。

明かりを変えるだけでぐっすり眠れるのであれば取り入れて損は無いでしょう。

寝室空間は、プライベートな場所ですから。好きな色や好きな形、香りも自分好みにコーディネートして、癒しの空間にしてください。

寝室の明かりやコーディネートに困ったら、インテリアショップなどを参考にすることをオススメします。