ベッド用マットレスの無料処分!分解作業は手順と準備が重要

ベッド用マットレスを処分する際、いくつか方法がありますが、粗大ゴミ回収や廃品引き取り業者への依頼など、有料のものがほとんどです。

しかし、マットレスを分解してしまえば、分別して通常ゴミとして扱うことができます。

そこで今回は、分解作業に必要な道具や分解手順、注意点などに着目してみました。

手間がかかるというデメリットも踏まえて、処分の1つの手段として、マットレスの分解について考えてみましょう。

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ベッド用マットレスの処分方法は?

ベッド用マットレスは大きくて重量もあるため、処分するとなるとなかなか大変です。

まず思い浮かぶのは、各区市町村の指示に従って粗大ゴミ回収してもらう方法です。

1,500~2,000円ほどの粗大ゴミ処分シールなどを購入し、指示された日時と場所に自力で持っていくシステムが一般的ですが、マットレスを粗大ゴミ扱いしていない区市町村もあります。

また、ゴミ処理場に直接持っていく方法も挙げられますが、費用は10tまでが100~200円というような設定で安くつくとはいえ、マットレスを運べる軽トラやバンタイプの車が必須になります。

ご家庭にこのようなタイプの車がない場合は、ゴミ処理場まで直接持っていく処分方法は、選択肢に入れにくくなりますね。

そして、廃品引き取り業者に依頼すると、事前に連絡しておけば、希望の日時に自宅に直接引き取りに来てもらえますが、シングルサイズのベッド用マットレスで、5,000~7,000円もの費用がかかるようです。

そこで、お金をかけず確実に処分する方法として、マットレスを自分で分解してしまうのはどうでしょうか。

思い切ったマットレスの処分方法についてまとめてみました。

なぜベッド用マットレスを分解するの?

基本的なベッド用マットレスの中身は、おおまかに、側生地や詰め物というような布地の層と、スプリングなどに使われる金属の層に分けることができます。

側生地には綿や羊毛素材など、詰め物にはウレタン素材などが使われることが多いようですが、どれも大きなハサミなどで細かく裁断してしまえば、家庭用の可燃物ゴミとして無料で出すことができます。

金属素材のスプリングも、ニッパーで細かく切れば、不燃物ゴミ扱いになります。

ただ、金属素材は粗大ゴミ区分のサイズよりも、小さい状態にしておかなければなりません。

各区市町村で規定は異なりますが、だいたい30cm以下のサイズに細かく切っておけば問題ないでしょう。

「大きくて運べない…」「粗大ゴミでは回収してくれない…」「処分するのにお金をかけたくない…」といったケースでは、マットレスを分解して通常ゴミとして回収してもらう方法がおすすめです。

ベッド用マットレスの分解作業は危険がいっぱい!

実際にマットレスを分解するには、いくつか注意が必要です。

そもそもベッド用マットレスは、長い期間ほぼ毎日、睡眠中の身体を支え続けれるように、各メーカーが耐久性を考慮したうえでつくられています。

しっかりと頑丈な構造、スプリングがへたらない工夫が施されたものを分解するのには、想像以上に重労働で手間と時間がかかることも、しっかり理解しておきましょう。

特に、分解作業中の怪我には気をつけてください。

頑丈な構造のベッド用マットレスを切断するために、工具も使います。

スプリング素材は固く、ニッパーなどで切断する時に手を切ったり、破片が飛び散ったりして目に入らないよう、軍手やメガネなどを装着しましょう。

さらに、分解作業中はかなりのホコリが舞い散りますので、マスクの用意も忘れず、きちんと自分の身を守りましょう。

また、屋外で作業するなら、ある程度の時間がかかるうえ、マットレスの内容物で床などが散らかることも想定して、周りの方に迷惑のかからない場所選びも重要です。

もちろん、分解後のゴミだけでなく、作業中に出る布や金属屑まできちんと片付けることも忘れてはいけません。

ゴミ袋や床を汚さないためのブルーシート、掃除機などの準備もきちんとしておきましょう。

ベッド用マットレスの分解に必要な道具は?

ベッド用マットレスの分解作業に入る前に、最低限必要な道具をご紹介しておきます。

まずは、マットレスに切り込みを入れるために、大きめのカッターが必要です。

とにかくマットレスは硬くて頑丈なので、しっかりした大きいカッターを用意しましょう。

側生地や詰め物を切るためのハサミも、大きな万能バサミや裁ちバサミを準備し、様々な素材に対応できるものを選んでおきましょう。

そして、スプリング素材の切断にはニッパーが必要です。

小さいニッパーではマットレスのスプリングに対応できないことも、把握しておきましょう。

使いこなせる範囲でですが、特殊な工具が用意できるようであれば、作業がとてもスムーズに進み、とても便利です。

電線ケーブルを切断するためのケーブルカッターや、金属などの研磨作業に使うディスクサンダーのディスクを、切断仕様のものに取り替えて使ってもいいでしょう。

もちろん、怪我防止のための軍手やメガネ、マスクは必需品です。

前章で挙げた、床を汚さないためのブルーシート、片付け用のゴミ袋の準備も忘れてはいけません。

マットレス分解作業の前に、このような基本的な道具をきちんと用意しておきましょう。

分解手順を理解しよう!

ベッド用マットレスの分解手順は、とてもシンプルです。

まず、マットレスの側面に、ぐるりと一周カッターを使って切れ込みを入れます。

裏生地との縫い目が分かりやすいものは、この縫い目に沿って切れ込みを入れるといいでしょう。

切れ込みに手を入れて、上下に引っ張ると、マットレスの表面と中身が分離します。

この状態になると、マットレスの中身が層構造になっているのが分かりやすいと思います。

肌に直接触れる側生地はソフト層とも呼ばれ、柔らかい素材を使った布生地のものが多く、この部分は裁ちバサミが使いやすいようです。

また、支持層とも呼ばれる詰め物などは、体重を支えて芯材のスプリングに均一に伝える役割をするため、ウレタンなどの厚みのあるしっかりした素材のものが多く、スプリングに張り付くように固定されているため、剥がしながら万能バサミなどを使って細かく切ります。

芯材のスプリングはクッション層にあたります。

スプリングはニッパーを使って切断し、通常不燃物ゴミとして出せるように、20~30cm以下の大きさに揃えておきましょう。

細かく切った廃材を、指定のゴミ袋に全て分別してまとめれば、分解作業は終了です。

ベッド用マットレスを分解するデメリット!ポケットコイルには要注意!

ベッド用マットレスの分解は、無料で処分できるメリットの代わりに、手間がかかり怪我などの危険性もあるものだということを、作業前にご理解いただきたいと思います。

マットレスは大きく厚みもあるため、分解作業はとても重労働ですし、スプリングをニッパーで切断するのにも、かなりの力が必要です。

特に、ポケットコイルマットレスは要注意です。

1つ1つのスプリングが不織布で包まれ、その数はシングルベッドでも少なくとも500個ほどになります。

不織布を1つずつハサミで切り開き、中の小さいスプリングを約500個取り出す作業は、いうまでもなく膨大な時間がかかります。

この作業に加えて、金属製のフレームや詰め物、側生地を外し、それぞれを切断していかなければなりません。

一般的に、マットレスの分解は専門の工具を揃えた業者の方が、確かな技術と経験のもとで行うものです。

マットレスの分解は、手順を把握したうえで道具をきちんと準備し、重労働で時間がかかる大変な作業であることを把握してから行いましょう。

無料処分にこだわるなら分解も1つの手段!

ベッド用マットレスの処分は、粗大ゴミとしての回収や廃品引き取り業者への依頼など、有料の方法が一般的です。

どうしても処分にお金をかけたくないのなら、自分で分解してしまう方法もあります。

分解作業は、事前にきちんと手順を把握し、準備を怠らず、怪我などのない安全な方法で行いましょう。

無料で処分できるメリットにあわせて、重労働で手間がかかるというデメリットも理解しておきましょう。