ベッドの脚はどうやって高くする?上手なかさ上げの仕方

「片付かないな...。」

そう思った時、ベッドの上の空間が、とても無駄に感じたことはないでしょうか。

ベッドの脚を高くすれば、ベッドの下には新しいスペースが生まれます。

しかし、地震大国の日本で、安易にベッドの脚を高くするのは危険です。

ベッドの脚を高くする前に、どこまでが素人でも大丈夫で、どこから専門家の知識がいるものなのか、その境目を知っておきましょう。

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ベッドのタイプ・使い方でどのくらい上げるかを考える

あなたはベッド下をどう使いたいですか?

また、そのためにどのくらい、ベッドを持ち上げたいとお考えでしょうか。

ひと口に「ベッドの脚を継いで高くする」といっても、人によって目的は様々ですよね。

上げたい高さが違いますし、同じ高さでもベッドの形や素材によって扱い方が変わります。

ベッドの脚だけでも、脚が丸いもの、四角なもの、キャスター付きがありますし、板状の脚で支えているベッドもあります。

また、引出し付きベッドのように板で囲われて、床との隙間のないベッドもあります。

しかし、ベッド下の空間を広くしたいと思った時、ほとんどの場合は、丸や四角の脚のある4本脚のベッドが対象ではないでしょうか。

ですから、ここではごく一般的な4つ脚ベッドを高くする方法をメインに見ていくことにします。

まずは、1番簡単な、10cm以下のかさ上げ方法をご紹介しましょう。

この高さであれば、市販のグッズをできるので、DIYの知識もいらず、安全にベッドを高くすることができます。

4つ脚ベッドを少しだけ高くする

4つ脚ベッドの脚を少しだけ高くするには、市販の専用グッズを利用します。

ネットで「ベッドの継ぎ脚」で探せば、2~7cmくらいまで、脚の形に合わせて、たくさん候補が出てきます。

大体が4個セットで、2,000円ほどで買うことができます。

その中でも、Upingの8個セットは、脚の形を選ばない面白い継ぎ脚です。

丸や四角、変形型の脚に加えて、病院のベッドのようなキャスターの付いている脚にも対応しています。

ですから、ベッドを買い換えても使えますし、介護用ベッドにも使えます。

高さは、1個2.5cm、2個重ねて5cmの2種類が選べます。

ここで気をつけたいのは、よく似た形のこたつの継ぎ脚です。

ベッド用の継ぎ脚なら、他の家具で使っても大丈夫ですが、こたつ専用ならベッドに使うには強度が足りませんので、使用はNGです。

1cm高くしたいだけでしたら、100円均一のお店の防振マット、ホームセンターではゴム製の家具の滑り止め、木材の端材などがお勧めです。

木の端材は形はバラバラですが、1つ30円ほどで買うことができます。

家具がガタついた時、脚の長さを調整するのにも使えますので、覚えておくといざという時に便利です。

4つ脚ベッドを20~40cmほど高くする

ベッドの下に収納ケースが入るようにしたければ、10cm程度は高くする必要が出てくる場合もあるでしょう。

しかし、この高さには市販の継ぎ脚がありませんので、どうすればかさ上げした後、ベッドを安全に使えるかを考えながら作業をしていきましょう。

この場合の方法は、2通り考えられます。

ひとつは、ベッドに新しい脚を取り付ける方法です。

同じ太さの土台に脚を乗せたあと、別の木材を脚と土台全体を囲むように当て、釘やネジで固定します。

また、脚より幅の大きな木材をくりぬいて、靴をはかせるように脚を入れ込むのも、いい方法です。

くりぬく深さは場合によりけりですが、深いほど安全であることは間違いありません。

この場合も、できれば釘やネジで固定することをお勧めします。

もうひとつは、ベッドの下に必要な高さの台座、例えば大きめの木材などを置いて、その上にベッドを乗せるという方法です。

こちらは、台座にベッドを乗せたあと、L字型やT型の金具とネジで固定します。

固定が難しければ、可能な限りベッドと台座がずれないよう工夫をしましょう。

例えば、収納ケースを入れた後、台座との間に木材などをはさんで隙間をなくすと、前後に揺れても台座が動かないようにすることができます。

しかし、台座が動かなくても、上をベッドが動きまわって落ちては困ります。

この場合は、例えば、ベッドの側面と頭部分を部屋の壁に付け、反対側に家具を置いてベッドをはさみ、動きを制限します。

そして、仮に落ちても、被害を最低限に抑えられるよう、土台を高くしすぎないように気をつけてください。

4つ脚ベッドをロフトベッドに改造する!

ベッドをロフトに改造することは、部屋を広く使うのにぴったりな方法ですね。

ネットでは、それぞれ工夫をこらしたお手製ロフトベッドの写真がたくさん掲載されていますので、色々、夢が膨らみます。

しかし、脚を20~40cm高くするのとは違い、ベッドを50cm以上持ち上げるには、はるかに専門的な知識が必要です。

しっかりした設計図も必要な上、大きな木材も扱いますから、よほどDIYに熟練した方でなければ難しいでしょう。

「自分には難しいかな」と思った場合には、潔く諦めてベッドを買い換えるか、自身の腕が上がるのを待ちましょう。

また、DIYの腕はないけれど、ベッドに思い入れがあって、ずっと大切に使いたい場合があるかもしれません。

そのような場合は、大工さんにお願いしてしまうのもひとつの手ではないでしょうか。

ケースバイケースなのでこれ以上のお話はできませんが、必要なら専門家にアドバイスを求め、安く仕上げるより、安全を第一に考えていただきたいところです。

4つ脚以外のベッドを高くする

ベッドの脚は、思う以上に種類が豊富です。

4つ脚以外にも、6つ脚や8つ脚、板1枚と脚2本、板2枚だけで支えているものなどたくさんあります。

ただ、脚がベッドの重さを支えていることには変わりありませんので、数や形を問わず、均等に脚を継ぎ、固定することが大切です。

しかし、引出し付きベッドのように、脚のないベッドは板全体で重量を支える構造なので、できれば持ち上げないようにしたいものです。

どうしても、高くしたい場合は、枕元と足元そして真ん中に2×4などの板を渡して、均等に持ち上げるように気をつけましょう。

もし、高くする理由が「湿気やカビ予防のため」なのであれば、ベッドの下に家具用の防湿シートを敷くという方法もあります。

アートコーポレーション(アート引っ越しセンター)の「カーボンシート」は、家具の下に敷くことで、調湿・断熱・結露カビ防止効果が期待できます。

また、木炭(カーボン)を使っているので、消臭効果もあります。

1枚1畳分で4,200円、3枚3畳分で10,500円と安くはありませんが、1回買えば交換は不要です。

1度、検討してみてもいいのではないでしょうか。

パイプベッドを高くする

パイプベッドの脚を5cm程度高くするなら、これも市販の継ぎ脚が使えます。

しかし、それ以上高くするのは、木製のベッドよりはるかに難しく、DIYの心得えのない方にはお勧めできません。

脚より太いパイプを使う方法もありますが、パイプに穴を開けたり、溶接したりと木工以外の専門知識が必要です。

木材を使う場合でも、材質の違うもの同士を固定するのは、それほど簡単なことではありません。

今、ロフトベッドは、20,000円前後で手に入れることができます。

リサイクルショップであれば、もっとお手頃なものが見つかるでしょう。

DIYを楽しみたいのであれば別ですが、製作費は買うのとそれほど変わらないかもしれません。

ですから、DIYにはいまいち自信がないという方には、迷わず買い換えることをお勧めします。

小さな工夫で、隙間をつくる!

住んでいるうちに物が増え、収納場所に困った時に目が向くのがベッド下です。

今まで、同じ事を考えた方たちが、色々な便利グッズを考えてくれました。

継ぎ脚もそうですし、ロフトベッドもそのひとつです。

今はこれ以外の市販品はありませんが、近い将来、ベッドを50cm~100cm高くするグッズが現れてもおかしくありません。

それまでは、とにかく安全に気をつけて、楽しく工夫をしていきたいものです。