ハズレのないベッド!すのこマットの材質を知って快適に!

最近は、ベッドで寝る方も増えてきています。

パイプ製のフレームでは、床板の部分でスチールのパイプに鋼線を網目のように組んだものが見られます。

木製のフレームでは、床板は1枚もののパネル型とすのこ型のものが多く使われています。

湿気や通気性を考えると1枚ものよりは、すのこ型の床板にマットを敷いた方が、日本の気候風土に適していると思われます。

そこで、すのこマットの材質についてご紹介していきましょう!

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パイプベッドの床板を鋼線ですのこ状に仕上げたベッド

ここでご紹介するのは、スチールパイプを床板フレームの芯材として使い、それに鋼線を網目(メッシュ状)に組んで床板として使っているベッドです。

通常の「すのこ」とは少し違う商品です。

ただ、通気性の工夫がなされていて、防湿等の効果がかなり期待できますので、取り上げます。

中には、「スチールすのこベッド」などという名称などで販売されてもいることもあります。

こちらは、通気性にかなり優れており、カビなどの心配はありません。

上に置くマットレス次第では、さらに通気性は高まるでしょう。

スチールのフレームですが加工が簡単で、様々なベッドの形があり、デザイン的に優れたものもあります。

かつては、病院のベッドなどは、この床板の上に畳を敷いて使っていました。

当時は、入院生活に期限が無いことも多かったのです。

また、マットレスも今のようにあまり改善されておらず、ボンネルタイプのマットレスがほとんどでした。

長期間の入院等を考慮すれば、畳が最も適していたのかもしれません。

そして、このタイプの商品は、お値段もお手ごろ感があります。

価格帯は、19,000円~42,000円となっています。

木製のすのこマットタイプの価格よりは、かなり安価です。

ですが、木製の方が優れている面もあります。

そこで、次からは木製のすのこマットのベッドのご紹介をしていきます。

ロールタイプor折りたたみ式のすのこマット

・ロールタイプ

床に直接すのこを敷いてベッドとしてご使用できるものです。

価格は11,000円~41,000円ぐらいになります。

すのこマットが、すだれ状になっていますので、使わないときは丸めて、ベッドマットと一緒にお部屋の片隅に立てかけておくことができます。

・折りたたみ式

これも、直接床の上に置いてのご使用が可能となっています。

タイプは、2つ折りのものと、3つ折りの2つのタイプがあります。

ロールタイプと同様、使わないときはたたんでお部屋の隅に置いたり、薄手のベッドマットなどを乾かせるようにたためむことも可能です。

価格は、14,000円~49,000円の価格帯となっています。

両タイプともに軽量化され、女性が一人でも作業できるように工夫されています。

また、床に置きますので床を傷つけたりすることが無いように、サイド・裏面ともクッション材を用いた配慮がされています。

この部分の工夫がないときは価格もかなり下がって、4,000円~10,000円の価格帯で売り出しているメーカーもあります。

ご使用後の片付けは、材質が空気に触れますので、マットレスも含め全体の湿気防止などに繋がります。

次項は、すのこにも使用される、木の材質で分けたご説明になります。

軽量のベッド!桐のすのこマット

桐には、他の木に比べ、次のような特徴があります。

・「ダントツの軽さ」
・「低い熱伝導率」
・「湿気に強い」

材質は軽く、それが組み立てを容易にし、女性でも楽に移動できるベッドが多いです。

桐の発火温度は400度超ですので、昔から金庫の内材としても使われてきました。

外側の金属が高熱の影響を受け黒焦げになっても、中にある書類・紙幣などは桐の内材で無事であった、というお話はよく聞きます。

熱伝導が低く発火温度が高い、という相反する性質は、外気の影響を受けにくいことを意味します。

したがって、「夏は外気より温度が低く、冬は外気より暖かい」という特徴をベッドにもたらします。

暑がりや冷え性の人には、桐のすのこマットのものに「通気性に優れたマットレス」との併用がお勧めです。

さらに、昔から、桐ダンスは防腐・防虫に効果的な箪笥として重宝されています。

その優れた防湿性は、湿度が高いと膨張し通気を遮断、低くなる(乾燥する)と収縮して通気性を確保する、という材質によるものです。

まさに、日本の気候風土に合ったベッド用素材と言えるでしょう。

檜(ひのき)のすのこマットは強度が強い!

檜は神社、仏閣建立の大切な建材として古来から使われてきました。

法隆寺・薬師寺の塔は、1300年の時を経ても、未だにその強度に変化がないそうです。

それ程、檜は耐久性(主に耐水性)・保存性(主に耐防腐性)に優れ、建材として世界的にも最高レベルと言われています。

檜は、高級木材のてっぺんにある、と言えるでしょう。

檜の仕上がりは実にきれいな光沢をもち、さらに特有の香りをもっています。

それが、檜風呂、檜のすのこ、檜の酒器などに使われる理由になっています。

とても、贅沢な香りだと思いませんか?

この香りの成分は、ボルネオール・アルファピネンという物質によるもので、リラックス効果をもたらします。

檜の風呂などが重宝がられて人気があるのは、この効果によるものではないでしょうか。

少し高価ですが、アロマ効果をもつ香りと防湿性を考えると、檜はベッド素材として最適な木材と考えてよいでしょう。

また、通気性にとんだマットレスと併用すれば、夏冬を問わず快眠をもたらしてくれるはずです。

コスパよし・杉の木を用いたすのこマットのベッド!

杉は日本全土に広く分布する木です。

北限は渡島半島、南限は屋久島となっています。

屋久島は世界遺産となりましたが、中でも縄文杉が有名ですよね。

この杉で知られているように、樹高は日本で最も高くなる木で、大きいものだと50mを超えるものがあります。

日本では、一番植林され、木材としてもっとも使われている木と言えます。

環境保全(温室効果ガスの吸収、空気の浄化)に対する樹木効果が知られていますが、杉はその代表格の木、と言って良いでしょう。

さらに、調温作用、調湿作用をはじめ、耐物質劣化の機能も持っていますので、正倉院などで箱木として使われています。

また、杉は木目が真っ直ぐで断熱性に富んでいます。

さらに、ねじれや反りが起きにくく、加工性にも優れています。

良いとこ尽くめの木材ですので、住宅用建築材として、古くから広く用いられてきました。

また、水分を吸収する性質も兼ね備えていますので、湿気を調整するという機能面でも優れものです。

これを、ベッドのすのこマットに使わない手はありません。

そして、杉の成長は早いので、比較的安価で手に入れやすい木材となっています。

それが、桐や檜のものよりは、低価格帯となっている一つの理由です。

パイン材(松)のすのこマットのベッドは人気がある!

パイン材は、日本では松、と言われるものです。

その種類はとても豊富です。

寒い所もあれば、暑い所で育つパイン材もあります。

育つ場所によって、成長や硬さの違いが生まれ、色や幹の太さも多種多様です。

材質の特徴は、柔らかい木質をもっている、ということです。

したがって、加工がしやすく、経年で色が次第に飴色になっていきますので、カントリー風の家具材としての需要が高く人気な木材です。

加工がしやすいのはもちろんですが、その柔らかさゆえに肌触りが良く、ぬくもりを感じる素材です。

もう一つの特徴は、ツーン、とした針葉樹特有の「木の香り」です。

この香りは、「フィトンチッド」と呼ばれていて、森林浴を感じさせ、リラックス効果をもたらします。

通気性の良いマットとのご使用で、にじむように伝わる香りは、間違いなく「癒しの香り」となるはずです。

この2つの特徴から、パイン材の「すのこベッド」はアロマな癒しのベッドと言えます。

桐や檜と比較すると安価に手に入れられることも特徴でしょう。

すのこマットを材質から選ぼう

「すのこマットのベッド」を中心に、ご紹介しました。

材質の違いに焦点を当てて解説しましたが、ご理解いただけたでしょうか?

なお、防湿効果、断熱性等々の機能を多く併せ持つ材質をお勧め順に並べると、檜木、桐、杉、パイン材となりますので、参考にしてください。

最後に、地場ものですが、アトリエミヤタの「安眠倶楽部」を挙げておきましょう。

お値段は張りますが、職人がこだわり抜いて作っています。

是非、公式サイトなどで一度ご覧になってみてください。