ベッドとお布団で迷う!?それぞれのメリット・デメリット

お掃除のしやすさや住環境の欧米化に伴い、日本でも洋室の物件が多くなりました。
寝室も洋室で、ベッドで寝ている方が多いですよね。

しかし、最近では畳の良さが見直され、新築のお家を建てるときに、和室や畳スペースを設ける方が増えているそうです。

昔ながらの畳のお部屋でお布団で寝るのも良いですが、結局のところ、ベッドとお布団、どちらが良いのでしょうか。

今回は、ベッドとお布団、それぞれのメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

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和室とお布団は安全!お子さんやシニア世代にメリットが

冒頭でお伝えしたように、最近、新築のお家に和室や畳スペースを設ける方が増えています。
特に、小さいお子さんやお年寄りの方がいる世帯に人気です。

フローリングだと滑りやすく、お子さんが転倒したときにケガする危険性がありますが、畳は、滑りにくい上に程よいクッション性があるので安心です。

また、畳には、空気が含まれているため防音効果もあります。

集合住宅の2階以上に住んでいて、小さいお子さんをお持ちだと、お子さんが走り回ったり、大きな音を立てたときに、下の階に響いていないかとヒヤッとすることがあると思います。

畳のお部屋なら、ある程度の防音効果があるので、お子さんの動きに過敏にならず、落ち着いて過ごすことができるでしょう。

また、寝室も和室だとお布団で寝る方が多いと思いますが、お布団もお子さんやシニアの方がいる世帯に大きなメリットがあります。

その大きなメリットとは、畳と同じように、ケガの心配が少ないという点です。

お子さんやお年寄りの方がベッドで寝ていると、落下の危険性があります。

特に、お年寄りの方は、骨折などの大きなケガを負ってしまう危険性があるので、お布団の方が安心と言えます。

お布団でお部屋を有効活用!メリットは?

お布団には、ケガの心配が少ないというメリット以外にも、空間効率や生活の面でもさまざまなメリットがあります。

お布団は、ベッドとは違い簡単に収納できるので、お部屋を有効活用することができます。

ベッドの場合、寝室のほとんどがベッドで埋まってしまいますが、お布団であれば、押し入れにしまったり、外に干すことで寝室に空間ができるので、趣味やお子さんの遊び部屋として使うことができます。

また、1Kのお部屋に住んでいる方は、リビングと寝るスペースが一緒になっていることが多いと思います。

そこでお部屋にベッドを置いてしまうと、窮屈な印象になってしまいますが、お布団であれば、使わないときは収納すれば、お部屋がすっきりとした印象になり、生活スペースもできます。

また、毎日、「起きたらお布団の上げ下ろしをする」というルーティンを作ることで生活にリズムができるのも大きなメリットです。

お家にいることが多い方にとっては、生活にメリハリができることと、お布団の上げ下ろしで体を動かすことのも健康的で、メリットが多いですよね。

お布団は身体を壊すことも?!意外なデメリット

日本では、昔、ベッドで寝ている人はほとんどおらず、畳のお部屋にお布団を敷いて寝るスタイルが主流でした。

その当時はまだ、今のように洗える掛け布団もなければ、お布団をクリーニングに出すことも少なかったそうです。

そして、お布団を洗わずにずっと使い続けたことが原因で、お布団に蓄積したハウスダストやダニの影響から、喘息になる方が増えました。

また、床に直接お布団を敷くことで、床の湿度の影響を受けやすくなります。
湿度が高くなり、菌やダニなどが増殖してしまうことも、喘息を引き起こす原因になるかもしれません。

今でも、お布団を頻繁に丸洗いしている、という方は少ないのではないでしょうか。

ハウスダストやダニは、アレルギーの原因になるので、床に直接お布団を敷いて寝ている方は注意が必要です。
対策としては、お布団のハウスダストをハンディ掃除機で吸い取ったり、定期的に乾燥機にかけるなどの方法を取りましょう。

お布団は、「ケガの心配が少ない」「お部屋を有効活用できる」といったメリットもありますが、お手入れを怠ると思わぬデメリットも発生するので気をつけましょう。

ベッドのメリットって?安全性に注意

3章でお伝えしたように、お布団は床と密着しているため、床の湿度や菌、ハウスダストなどの影響を受けやすいので、使い方を間違うと呼吸器系の疾患を起こしやすい、と言われています。

一方、ベッドの場合は、高さがあり、床との間に空間があるので通気性があり、床からの湿度や温度、菌などの影響を受けにくい、というメリットがあります。

衛生面を考えると、お布団よりベッドの方が優れていると言えますね。

最近、アレルギーやアトピー性皮膚炎のお子さんが増えているので、その対策としてはベッドの方がおすすめです。

しかし、ベッドは、落下したときにケガする危険性があるので、フローリングの上に厚手のカーペットや使わないお布団を敷くなどの対策をしておきましょう。

また、大人用のベッドで赤ちゃんと一緒に寝ているという方は、「ベッドフェンス」や「ベッドガード」と呼ばれる転落防止グッズを使用すると、安心です。

これは、ベッドの脇に簡単に取り付けることができ、落下防止の他にも、お布団のずれも防止してくれるので、活発な寝相の赤ちゃんがいる方におすすめです。

ベッドのメリットは豊富な種類!環境に合わせて選べる

ベッドの2つ目のメリットは、種類が豊富な点です。
住環境や生活スタイルに合った物を選ぶことができます。

例えば、お部屋が狭く、「寝具で場所を取りたくないけれど、お布団は嫌」という方は、折りたたみベッドを使えば、寝るとき以外は折りたたんでおくことができるので場所を取りません。

すのこベッドも折りたためるタイプがある上、通気性が抜群なので、菌やカビが心配だという方におすすめです。

また、ベッドは、サイズを選べるという点も大きなメリットです。

小柄な女性やお子さんは、SSサイズのシングルベッド、体格の大きい大人が2人一緒に寝る場合は、キングサイズのベッドといったように、ぴったりのサイズを選ぶことができます。

窮屈な環境で寝ていると、無意識のうちにストレスが溜まってしまうので、余裕を持ったサイズのベッドを選ぶことをおすすめします。

ベッドは処分が大変!?思わぬデメリット

お引越しのタイミングやベッドの劣化などによって、処分をしなければならないときがやってくると思います。

ベッドは、お布団と違い、解体するにも処分するにも一苦労ですよね。

家具店やリサイクルショップに買い取ってもらう方法もありますが、実は、ベッドは買い取りを拒否される可能性が高いのです。

それはなぜかというと、買う側の意見として、「誰が使ったか分からないベッドで寝たくない」という理由が、まずあります。

次に、ベッドは大きいため、店内のスペースを取る上に買う人が少ないので回転率が悪いです。

更に、買い取る際も売る際も解体と組み立て、そして、トラックの手配と、時間と労力がかかってしまいます。

このような理由で、状態によっては買い取り不可になる可能性が高いのです。

また、マットレスはスプリングが入っているタイプだと、粗大ごみとして処分しなければいけないので、自治体に回収依頼を出すか、不用品買い取り業者に頼む、といった手続きをしなければなりません。

ベッドは、「衛生的」「種類が豊富」といったメリットもありますが、このように思わぬデメリットもあるので注意したいところです。

ベッドの寿命は、長くて10年だと言われていますので、処分するときのことも考えて、慎重に選びましょう。

ベッドとお布団は一長一短!メリットを考えて選ぼう

これまで、ベッドとお布団、それぞれのメリット・デメリットについてお伝えしてきましたが、参考になりましたか?

衛生面で考えるとベッドの方が優秀ですが、安全面を考えるとお布団の方が優秀ですね。
また、空間効率を考えても、ベッドよりもお布団の方が便利ですよね。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、生活の中で一番、重視したい点で選んでみると良いと思います。