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アメリカはベッドに靴のまま上がるという話は本当?

2017.11.6

よく、テレビや映画などで、アメリカの人は靴のままベッドに上がり、寝ているシーンを目にしますが、実際のところ、その土足文化は今も続いているのでしょうか。

アメリカ以外にも国によって土足文化だったり、日本と同じように玄関で靴を脱ぐ文化があったりと様々です。

今回は、様々な国の生活スタイルを、靴と足にフォーカスしてご紹介します。

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アメリカの人は本当にベッドに靴のまま上がるのか?

冒頭でもお伝えしたように、アメリカの人が靴のままベッドに上がるという話は本当なのでしょうか。
調べてみると、この情報には少し誤りがありました。

確かに、アメリカでは、今でも土足文化が続いています。

ベッドに靴を履いたまま腰を下ろす人や、寝っ転がる人は居ても靴のままベッドに上がり、そのまま寝るという人は少ないです。

アメリカでも就寝の際は、靴を脱ぐというのが一般的です。

とはいっても、テレビなどで靴のままベッドに腰かけているシーンを観ると、強烈な違和感を覚えてしまうという人も少なくないと思います。

日本では、玄関で靴を脱ぎ、家の中ではスリッパに履き替えるか裸足で過ごすという人が大半だと思います。

戦後、アメリカの文化が活発に入ってきた日本ですが、土足文化だけはなぜか普及しませんでした。

次の章では、日本人がアメリカの土足文化に違和感を覚える理由と、日本に土足文化がそれほど普及していない理由をお伝えします。

アメリカと日本の違い!ベッドに靴のままは自然なこと

日本人がアメリカの土足文化に対して強い違和感を覚えるのは、アメリカと日本の根本的な文化の違いが関係していました。

土足文化に違和感を覚える理由として、「不衛生に感じるから」という人が多いかと思います。

なぜ日本人が、アメリカの土足文化に対して不衛生だと感じるかというと、日本が布団文化であり、正座文化だからです。

つまり、普段直接座って食事をしたり寝るところを土足で歩いているように感じるから、不衛生だと思ってしまうわけなのです。

しかし、よく考えてみるとアメリカは、家の中で床に直接座ることはありません。
食事は椅子に座って摂り、寝るときはベッドで横になります。

ですので、アメリカの人からすると、靴を履いたまま家の中で過ごすということは、不衛生でもなければ不自然なことでもないのです。

かつての日本は、ほとんどの家が畳で、家の中で裸足で過ごすことが普通でした。

アメリカの文化を積極的に取り入れ、生活スタイルも欧米化されてきた今も、日本に土足文化が普及しないのは、畳文化が遺伝子レベルで沁み付いているからかもしれません。

次の章では、アメリカが土足文化である合理的な理由をお伝えします。

ベッドに靴のままは合理的?理由を知れば納得の文化

これまで、日本人がアメリカの土足文化に違和感を覚える理由や生活スタイルの違いなどをお伝えしてきました。

この章では、アメリカの土足文化をもう少し深く掘り下げていきます。

アメリカに土足文化が普及した理由は諸説ありますが、直接、床に座ることがないからという理由の他にもアメリカの気候も深く関係していました。

アメリカのフロリダ州は、湿度が高い地域があり、家の中も常に湿っているという状況が珍しくないそうです。

湿った床を裸足で歩くのは良い気持ちがしません。
また、スリッパに履き替えてもスリッパ自体にすぐカビが生えたり、臭いが発生する可能性があります。

よって、家の中でもベッドで寝る直前まで靴のまま過ごす方が快適だというわけなのです。

日本も湿気が多いですが、畳自体が湿気を吸収したり、抗菌する作用があるので裸足で過ごしても不快感を覚えることは少ないです。

このことからも日本に土足文化が普及しなかった理由が見えてきます。

次の章では、アメリカ以外の国の生活スタイルをお伝えしていきます。

アメリカ以外の地域でも靴のまま生活しているのか?

これまでアメリカの土足文化についてお伝えしてきましたが、アメリカ以外にも土足文化を取り入れている国は多いです。

例えば、カナダのモントリオールでは、寒さが厳しく、家の中もなかなか暖まらないため、靴を履いたままベッドに腰掛け、寝る直前まで靴を履いているという人も珍しくないそうです。

カナダの例を知ったとき、寒い地域で土足文化が普及しているのかと思い、次にロシアの生活スタイルを調べてみました。

すると、極寒の地域であるロシアは、意外にも日本と同じように玄関で靴を脱ぐそうなのです。

明確な理由はわかりませんでしたが、これが関係しているのではないかと思われる興味深い話が見つかりました。

ロシアに住んでいた経験のある人のブログを見てみると、ロシアは、綺麗好きな国民性だそうで、道路が雪や泥でぬかるんでいても汚れた靴を履いて歩いている人はほとんどいなかったそうです。

このことから、家の中も綺麗に保ちたいという気持ちが強いため、玄関で靴を脱ぐ文化が根付いているのではないかと想像することができます。

綺麗好きな国民性というのも日本と似ていて、興味深い結果となりました。

ドイツでは、ベッドに靴のまま上がるのが常識?意外な理由

これまで、アメリカが土足文化である理由や地域性や国民性によって、家の中で靴を脱ぐかどうかが関係していることをお伝えしてきました。

この章では意外な理由で土足文化が根付いている国をご紹介します。

その国とは、ドイツです。
ドイツは、独自の文化が根付いております。

ドイツでは、アメリカと同じように家の中を靴で過ごすことが常識になっていますが、理由がアメリカとは大きく異なっています。

ドイツが土足文化である理由とは、「相手に自分の足の裏を見せるのは失礼だから」というものです。
しかし、地域や家によっては、玄関で一旦靴を脱ぎ、スリッパなどに履き替えることもあります。

もし、ドイツのお家にお邪魔して、足の裏を見せることがマナー違反だということを知らずに、スリッパを履かないと、とても無礼な印象を与えてしまいます。

また、ベッドの上でリラックスしてしまい、足の裏を見せてしまうことにも注意が必要です。

次の章では、足の裏を見せる行為がマナー違反とされている他の国についてお伝えします。

足の裏を見せない国々!家の中では靴を脱ぐ?

これまで、アメリカや他の国々の生活スタイルについて、土足文化にフォーカスしてお伝えしてきました。

5章でお伝えしたように、ドイツでは、相手に足の裏を見せるのは失礼という理由で土足文化が根付いていたり、靴を脱いだ場合、家の中では必ずスリッパを履くという文化があるとお伝えしました。

他にもドイツ以外で、足の裏を見せてはいけないという文化の国がありました。

その国とは、タイです。
タイは、信心深い人が多く、しきたりやマナーを重んじる国民性があります。

タイでは、足の裏=不浄とされていて、その不浄な足の裏を人に見せるのは最も無礼な行為だとされています。

しかし、タイでは土足文化はそれほど根付いていません。

ですので、ドイツと同様に、家の中やベッドの上でくつろぎ、うっかり相手に足の裏を見せてしまうようなことがないようにしなければなりません。

また、日本のように、玄関と廊下の明確な境目がないので、タイのお家に行くと、どこで靴を脱げば良いのか迷ってしまう人も多いようです。

タイ以外にもイスラム系の国で、足の裏を見せてはいけないという文化の地域があります。

イスラム系の国では、相手に足の裏を見せる行為が攻撃を加える意思表示とされているため、大きなトラブルに繋がりかねません。

これらの国々に限らず、知らない国に行く際は、事前にこういった文化を調べておくことが大切です。

アメリカ以外にも家で靴のまま過ごす国は多い!多種多様な文化

これまで、アメリカの土足文化や他の地域の靴にまつわる生活スタイル、しきたりなどをお伝えしてきましたが、興味をそそるものはありましたでしょうか。

ひとくくりに、土足文化といっても地域性や国民性、宗教感など、国によって理由は様々です。

靴のままベッドに上がって眠るという情報は少し間違っていたので、色々な国の正しい文化を知ることは大切です。

この記事がこれから海外旅行に行く人の参考になれば幸いです。

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