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マットレスと敷布団を敷く順番が気になる?併用にはご注意

2017.10.31

ベッドが私たちの生活に浸透し始めたころから「マットレス」というものの存在もクローズアップされるようになりました。

寝心地を気にして敷布団に重ねて使う場合、どちらを下に敷くのか、正しい順番はあるのかということについて疑問をお持ちの方も多いですね。

でも、実は、マットレスと敷布団は一緒に使うとデメリットがあるんです。

そこで、今回はマットレスの使い方やマットレスの種類のことについてお話ししていきます。

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マットレスは便利!折りたためるベッドとしても敷布団としても

マットレスの定義は「ベッドの上や敷布団の下に敷く寝具の一種」となっています。

私たち日本人の方達は長い間、畳の上にお布団を敷いて眠るという、いわば布団信仰のような文化とともに生きてきました。

ですが、今では畳にお布団派よりフローリングにベッド派のほうが多くなっています。

それでも、ベッドを置くと場所を取るということからフローリングにマットレスを敷くという使われ方も根強い人気です。

マットレスであれば、使わないときは折りたたんでおけます。

また、押入れの中に片づけておくこともでき、使わないときは椅子の役目まで果してくれることもあります。
マットレスはベッドのようにも使うことができ、敷布団としても使えるのですね。

私たちは人生の3分の1もの時間を、睡眠に費やしています。

近年の健康への意識の向上から、マットレスは今ではベッドや敷布団の代わりとしてだけではなく、健康を支えるものとして、とても優秀なマットレスがクローズアップされています。

また、「マットレスと敷布団を重ねて使う時、正しい順番はあるのか」ということを疑問に思う方も多いようです。

マットレスと敷布団を敷く順番の答え!実は併用しないのが正解

結論から申し上げると、マットレスと敷布団は一緒に使うのはおすすめできません。
なので、先ほどの疑問については、「どちらが先でもない」という答えになります。

マットレスは、そのままシーツを掛けるだけで使用できるのです。

例えば、ホテルのベッドを思い浮かべてみると、よくわかるのではないでしょうか?
ベッドのマットレスの上にシーツだけを敷いていますよね。

ところが、ご家庭ではマットレスの上に、クッション性を良くするためか、敷布団を敷いている方がいます。
また、折りたたみ式のマットレスを使っていて、その上に敷布団を敷いているというケースもあります。

さらには、フローリングの上にじかにお布団を敷いて寝る場合で、床の湿気が気になるので敷布団の下にマットレスを敷いて湿気対策しているという方もいます。

これについては、湿気るという点でいえば、改善点になるどころか余計に湿気ます。
敷布団とマットレスを重ねることで湿気がこもってしまうからです。

また、順番を逆にして、敷布団を敷いた上にマットレスを敷いて寝ているという方もいるようです。

しかし、これではマットレスの効果がまったく活かせていません。

それでは、なぜマットレスと敷布団を併用するとマットレスを活かすことができないのでしょうか?
これから、順番にお話ししていきます。

敷く順番以前の問題!マットレスの上で敷布団が沈み込む?

マットレスは本来、上からシーツを掛けてそのまま使用したときに寝心地が良いように、弾力や柔らかさを工夫されて作られています。

どのメーカーも商品開発の段階から、そういう考えのもとで工夫を凝らしているのです。
ですから、違う使い方をしてしまうと機能を生かせないのは当然のことです。

「マットレスと敷布団を敷く順番」について考える前に、一緒に使うことそのものが間違いだといえるでしょう。

マットレスの機能についてもう少しくわしく考えてみます。

普通に立っているとき、私たちの背中のラインの理想はS字を描きます。
眠っているときにもこのS字ラインが保たれることが理想の姿勢です。

しかし、マットレスの上に敷布団を敷くと、このS字ラインが崩れてしまうのです。

本来は、畳という平面の上に敷く敷布団ですから、マットレスの上に敷くとその中に沈み込んでしまいます。

眠るときに必要以上に背骨がお布団に沈み込むと、腰痛や背中痛をはじめ、さまざまな体調不良が起こる場合があります。

柔らかすぎる敷布団は腰痛に悪いとよくいわれますよね。

これは、敷布団自体がたとえせんべいお布団のように硬くても同じことで、マットレスの上に敷いてしまえば、やはり沈み込んでしまいます。

また、敷布団の上にマットレスを敷く場合も、敷布団の柔らかさでマットレスの形が崩れてしまうのでおすすめできません。

マットレスの上にはシーツやパットを敷こう!パットを敷く順番

先ほどお話したように、マットレスは上に敷布団を敷かずそのまま使用するのがいいのですが、だからといって何も敷かずに直接寝るということもしてはいけません。

そこで、シーツや専用のパットを敷きましょう。

私たちは眠っている間にコップ1杯分もの汗をかいているといわれています。
夏場であればその数倍もの汗をかくことも考えられます。

それは、眠っている間も私たちの体は、せっせと体温調節をしてくれているからです。

もし、マットレスの上にシーツを敷かずに寝てしまうと、マットレスが汗を全て吸ってしまうことになります。
大量の汗を吸いこんだマットレスは体温の熱や汗で、ダニの温床になりかねません。

干せば大丈夫じゃないか、という意見もあるかもしれませんが、ベッドフレーム用などの重くて分厚いマットレスは敷布団のように簡単に干せるものではありません。

最近では、中がコイルになっていて干さなくてもいいようなものもありますが、それでもその表面は、ダニや雑菌の巣になることが考えられます。

ですから、必ずシーツや専用のパットを敷くようにしましょう。
ある程度の厚みのある専用パッドがおすすめです。

正しい敷き方は、マットレスの上に専用のパットを敷いて掛け布団を掛けるという順番になります。

衝撃分散と体圧分散で寝心地抜群!低反発マットレス

多くの方が、マットレスを選ぶ際に、低反発タイプか高反発タイプか迷うのではないでしょうか?

それぞれ特徴が違いますので、まずは低反発タイプから順番にお話しします。

低反発のものは、実は宇宙飛行士のために開発された素材なのです。

低反発と高反発と聞くと、なんとなく柔らかいものと硬いものというイメージを持つかもしれませんね。
そのイメージも間違いではありません。

ですが、低反発は柔らかいだけではなく、衝撃を吸収してくれることが特徴です。
そして、体にかかる圧力を分散してくれます。

たとえば、マットレスの上に寝転がった後にすぐにマットレスから体を離してみると、このことがわかります。

私たちの体の重みでマットレスはへこみますが、低反発タイプのマットレスであればそのへこみがすぐには元に戻りません。

衝撃を吸収してくれますので、ゆっくりと元の平らな状態に戻っていきます。

大抵、仰向けに寝るといちばん出っ張っているのは肩甲骨とお尻の部分だと思います。
この出っ張っている部分にマットレスや敷布団が押しつけられます。

つまり、圧力が多くかかることになります。

低反発タイプのマットレスは肩甲骨やお尻にかかる圧力を吸収しつつ、体全体に分散してくれる働きがあるのです。

また、肩甲骨やお尻だけでなく、他の部分も包み込まれるように体が沈み込むのが、低反発マットレスの特徴です。

目覚めすっきり!寝返りが打ちやすい高反発マットレス

では、寝心地のいい低反発マットレスと、高反発マットレスの違いは何でしょうか?

低反発マットレスは圧力で沈んだものがゆっくりと戻るということが大きな特徴でしたが、高反発タイプはその逆です。

沈み込んでも、その復元力が高いのです。
少しオーバーにいうと、はじき返すような感じかもしれません。

そして、低反発マットレスと似ている点は体圧の分散性が優れているという点です。

マットレスの中の高反発素材が、体中のどの部分の重みも支え圧力を均一に分散してくれます。
たとえば、凹凸がたくさんある、足裏指圧用の竹踏み棒をイメージしてみるとわかりやすいかもしれません。

凹凸した部分のうち1ヶ所だけが足裏に食い込めばとても痛いですが、足裏全体に均一に当たればさほど痛くはないというわけです。

また、低反発タイプに比べると硬めのため、寝心地は少し劣る高反発マットレスですが、体が沈み込まないため寝返りが打ちやすいと方気です。

また、眠っている間も無駄な力が体にかからず目覚めが良いことが最大の効能です。

このように、低反発マットレスも高反発マットレスもそれぞれの特性があります。
ですが、上に敷布団を敷いてしまうとせっかくの効能が台無しになってしまいます。

繰り返しになりますが、マットレスと敷布団、正しい順番はどうなのか悩んでいた方は、重ねて使わないようにしましょう。

マットレスと敷布団は併用しないのが正解

マットレスは上にシーツや専用パットを敷いて使用するものです。

ですので、マットレスの上に敷布団を敷くと体が沈み込み寝心地も悪く腰への負担も大きくなります。

寝心地の良い低反発マットレス、寝返りが打ちやすく目覚めの良い高反発マットレス、それぞれをお試しになって、自分に合ったものを選びましょう。

 - 布団, 敷布団