ベッドがギシギシ音がする!音の原因は床板の「すのこ」?

ベッドからギシギシ音がして気になって眠れなかったことは、一度は経験があるのではないでしょうか?

そのギシギシのほとんどが、床板である木製のすのこが原因であることが多いと言われています。

快適な睡眠を確保できるように、ギシギシ音の原因や回避方法などをご紹介していきます。

すのこの役割とデメリット

すのこは、太めの角材に薄い板が打ち付けられています。

このすのこのメリットと言えば、通気性にあります。

昔からお風呂場や押入れで、転倒防止やカビ防止のために使われており、角材と薄い板の隙間から空気が通りやすく通気性が良いので、お布団やマットレスを湿気から防ぐことができます。

床板がすのこでできているベッドは、お布団にしみ込んだ汗や湿気が床下へ抜ける道をつくってくれます。
さらに、床から約15cm以上離れていればカビ防止にも適しています。

すのこの材質によっては香りもあり、リラクゼーションにもつながります。

このように熱がこもりにくいというメリットも多くあるため、これからの暑い時期には比較的涼しく寝ることができます。

しかし、このメリットである通気性がデメリットになることもあります。

冬場は逆に風がよく通ってしまうので、寒く感じることもあるのです。

また、湿気の逃げ道であるベッドの下に、収納ボックスなどを置いてしまうと、通気性が悪くなりカビ防止にはなりません。

また、素材が木なのでマットレスがない場合に、思い切ってすのこベッドにダイビングなどしたら壊れてしまいます。

この木材であることから、ギシギシと音がなるやすいこともデメリットのひとつでしょう。

メリットだけでなく、デメリットもありますが、硬めのベッドが好みの方や腰痛持ちの方にはベターな床板となっています。

ベッドのギシギシ音の原因?すのこの材質をまずは確認!

ベッドのすのこの材質には一般的に、ヒノキ・スギ・パイン材・キリがあります。

これらの材質について触れていきます。

まずは、やや高価格な『ヒノキ』特徴です。

・独特な香りでのリラックス効果
・防虫効果
・消臭脱臭効果
・湿気をよく吸収し放出する力
・防水効果に優れている
・アレルギーの方にも安心して使える

このような多く特徴を持つ天然材です。
強度は高く、白く光沢のある表面にも特徴があります。

また、家具や住宅の建材に使われている『スギ』の特徴は、

・湿気を吸収、放出する効果
・空気を多く含む性質があるので、断熱性にも富んでいる
・比較的価格はお手頃

などが挙げられます。

他にも現代の木造住宅に多く使用されている『パイン材』の特徴は、

・独特な木の香り
・心地よい柔らかさでのリラックス効果
・価格はやや低価格

という特徴で、欧州や北米が産地のマツ科木材です。

そして、すのこベッドに最適と言われるのがタンスで知られている『キリ』です。

・優れた通気性で、湿度が上がると膨張し湿気から身を守る
・乾燥してくると収縮する
・熱伝導率が低い
・断熱効果がある
・湿気の吸放出も優れている
・国内産の中で最も軽い材質

このような自然の調湿機能を備えているため、キリは衣類を守るタンスにもむいているのです。

ギシギシ音がしても、すのこの材質の良さがあるのです。

すのこがギシギシなる理由

すのこ自体が割れていたり、ヒビが入っている場合は、明らかに音が発生します。

また、すのこの上に寝ることは板の間に寝るのと同じでクッション性がないので、敷布団のみで使用すると体重の重みがそのまま掛かり、ギシギシ音が発生しやすくなります。

このことが原因で、一般的にすのこベッド=ギシギシというイメージが強くなっているようです。

また、パイン材を使っている新築住宅などでも床鳴りはします。
その原因のひとつは、収縮音です。

この現象と同じく、すのこに使用されている木も収縮した時に音が出る場合もあるのです。

また他に、すのこの上にマットレスを置いて使用している場合、マットレスが動いてしまい正しい位置に乗っていないため、寝た時にすのこへの負荷に偏りが発生して、音が鳴ることもあります。

他には、すのこだけでなく、その周辺のパイプベッドや他の素材からギシギシ音が発生することはあります。

その他にも音が出る原因は、様々あるのです。

このようにすのこはどうしても音が鳴ってしまうものなのです。

すのこだけではなかった!ベッドのギシギシ音の原因

ベッドのギシギシ音は、すのこだけが原因という訳ではないこともあります。

床材のすのこだけが音を出しているだけではなく、すのこのゆがみや隙間により、すのことベッドフレームなどが干渉しあうことも原因のひとつなのです。

また、ベッドを置いてある床(フローリング)からのきしみもあります。

ベッドの重みによる床の傾斜や、ベッドフレームや脚と床の間に隙間ができているなどで、床のきしみがベッドに伝わっているケースもあります。

また、マットレスの位置ずれだけでなく、スプリングの劣化によるきしみも考えられます。

その他にベッドフレーム自体が原因の場合もあります。

例えば、フレームの傷・ひびが入っている場合や、フレームの組み立て時のはめ込み接合部分のねじが緩んでいるということです。

きちんと接合されていないと、きしんだ音が発生しやすくなります。

このようにすのこだけでなく、ベッドフレームやマットレスにも音鳴りの原因があるのです。

またすのこのタイプによってもなりやすいものがあり、折りたたみ式のすのこベッドの場合は、設置タイプよりも安定性には欠けるのでギシギシ音が鳴りやすいと言えます。

すのこベッドがギシギシした時の対処法

ギシギシ音が鳴るからとすのこの買い替えを検討する際に、比較的安いすのこベッドでも、やはり買い替えは少し躊躇してしまうものです。

できるだけ自力で、少しでも長く使えるように誰でも簡単にできるメンテナンス方法をお話します。

マットレスのゆがみが見つかったら、定期的に表と裏、上下のローテーションをすることによってバランス良く使うことができるので、寿命を延ばすことができます。

また、お部屋の床の傾斜には、ベッドの脚、床に着くフレーム部分に紙やフェルトなどのクッション効果のあるアイテムなどを使うと、ベッド全体のバランスが保てるようになります。

その他に、すのこ自体や木のフレームにある小さなひび、傷がある場合には木工用ボンドやパテをひびや傷に埋め込む方法で補修が可能です。

また、ベッドフレームと上にすのこを乗せるタイプのものは、すのことベッドフレームが干渉していることが多いので、干渉部分に柔らかいフェルトを貼ったりすることでギシギシ音の対処ができます。

接合部分のねじの緩みが原因の場合には、接合金具の取り付け位置を確認して、ネジをしっかりと締め直しましょう。

ベッドの換気も兼ねて、たまに床板とフレームの隙間やねじの緩みなどのチェックをするのもよいかもしれません。

ギシギシするすのこベッドを買い替える…?

ギシギシ音がする場合のメンテナンスの方法をご紹介しましたが、すのこの床板が壊れてしまったり、他の原因で修復不可能になったら、新規購入を検討しなければなりません。

そこで買い替えを検討するうえで、ベッドのブランドを知っていきましょう。

●ベッドの名門の海外ブランド、シモンズ

シモンズのベッドは、ほとんどが高価格帯でフレームとマットレスを合わせて100万円近くしてします。

この値段は、高価ではありますが、ベッドを一生使う気持ちで購入するなら、選択枠のひとつに入れても良いでしょう。

やはりその性能はとても良く、その使用感は人生を変えるとも言われています。

●日本国内と言えば、フランスベッド

日本国内で有名ベッドブランドと言えば、フランスベッドです。

気候や日本人に合った独自の商品を取り揃え、日本国内のホテル、官庁で多く採用されており医療・介護・福祉にも力を入れています。

価格帯も幅広く、最近ではリーズナブルな商品も取り揃えているのが特徴です。

●オシャレに手軽な、イケア・ニトリ・無印良品

ファッション性・リーズナブルで考えると、イケア・ニトリ・無印良品などがあります。

スウェーデンイケアでは、マットレス購入後90日以内なら他のマットレスと交換できたり長期保証の付いたマットレスなどもあります。

価格とデザイン、寝心地もバランスのとれた商品があります。

「お・ねだん以上」でお馴染みのニトリでは、オリジナルブランドを筆頭に有名ブランドまで取り揃えていて、低価格、品質のバランスが良く、自宅の近くに店舗があるのが魅力です。

前2社に比べると比較的価格は高めですが、品質的には上をいく無印良品は、ベッド以外もシンプルでクオリティが良いのが特徴です。

予算が合わないし、買いに行く暇もない方はやはり通販サイトなどで購入になりますが、商品到着後は細かいネジまでチェックをしましょう。

ギシギシするすのこベッドと長くお付き合いましょう

せっかく慣れ親しんだベッドですから、頑張れるところまで対処することをおすすめします。

上記に挙げたように、すのこベッドのギシギシはもしかしたらねじを締めるだけまたは、クッション性のあるものを貼るだけで解消できるかもしれません。

チェックをしてメンテナンスをしても直らなく、予算が少ししかない方はお布団の下にマットレスを追加したり新しく購入してみてもいいかもしれません。

「ギシギシ」を少しでも解消してすっきり目覚めのよい朝を迎えましょう。