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一般的な照明である蛍光灯の点灯方式、グロー式って何?

2017.9.18

普段使っている照明は何を使っていますか?
ふと、上を向いてみてそれがなにかわかりますか?

照明にも種類があり、一般的に耳にするのはLED照明などではないでしょうか。

実際、今一番普及されているのは、蛍光灯の中でもグロー式なのではないかと思われます。

では、照明の中のグロー式とは何か?
その見分け方とは?
自宅の照明をLEDにすることはできるのか?

そういったことを今回は紐解いていきます。

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照明の中で身近な蛍光灯

照明には様々な種類がありハロゲンランプやLDE電球などが最近では耳にしやすいと思いますが、その中に蛍光灯が入ります。

蛍光灯は、放電によって発光する造りになっている照明器具のひとつです。

蛍光灯を発動(点灯)させるためには、電極のフィラメントに予熱電流を流します。

とても熱くになったエミッター(電子放出物質)から電子を発すると共に、電極間に高電圧をかけることが必須となります。

その中で点灯方式の違いは、電極間に高電圧をかける造りの違いです。
そのため、方式の違いが、器具(安定器)とランプの構造が変わるきっかけになります。

その点灯方式の種類は、グロー式となるスタータ形、ラピットスタータ形、高周波点灯専用形(ベンバータ)の三つに分かれます。

今でこそ、普及して使われている蛍光灯ですが、起源は1856年にハインリッヒ・ガイスラーによって作られたガイスラー管が起源だったのではないかと言われている歴史ある存在であり、様々な開発によって作られたものなのです。

蛍光灯の点灯方式!グロー式はどれ?

蛍光灯には、先ほどお伝えしたとおり、点灯方式が三つに分けられます。
この三つの種類について、もう少し詳しく解説します。

●スタータ形

これは、グロースタータという点灯管を用いて点灯させる方式です。

グロー式を使用しており、一般にも一番普及しています。
効率によって低力率、高力率の2種類あるのが特徴です。

●ラピットスタータ形

ラピットとは速いという意味が込められており、点灯はほぼ即時です。
しかし、即時に点灯するよう設計されているため、グロー式より安定器が大きく、重いのが特徴です。

●高周波点灯専門形(ベンバータ)

最近では、明るさを自在にコントロールする事で省エネ化できたりと高機能になり、蛍光灯器具ではスタンダードになってきている照明器具のひとつです。

しかし、値段は高くなってしまいます。

このような3点があります。
今回はこの中で原点であるグロー式を使用しているスタータ型を重点的に見ていきたいと思います。

グロー式について詳しく知ろう!

スタータ形とは、グロースタータという、電子点灯タイプの電子回路で構成されている長寿命なグローランプを使用して点灯させる方式をグロー式と呼び、使われている蛍光灯の種類のひとつです。

スイッチを入れてから点灯までの時間が少し必要なため、また若干チラツキが出やすいといった欠点がありますが、簡素な設計により価格が安いので一般的によく使用されています。

蛍光灯は、FCと呼ばれる直管蛍光灯や、FCLと呼ばれるスタータ型環形蛍光ランプなどのグロー専用ランプを使用します。

その他のものを使うときは、別途グローランプが必要となってきます。

スタータ形には効率によって、低効率・高効率の2種類に分けられることも大きな特徴の一つです。

●低効率形

電力の割合である力率が低いため、一般の倍ほどの電力を必要とします。
そのため、ブレーカーや電線などの電設設備が多く必要となります。

しかし、電流を一定の値に安定させる必要があるため、安定器が使われていますが、そのもの自体は小型で安価なのが利点です。

●高効率形

力率が高く低効率と比較して約半分程と効率の高い安定器となっています。

低効率形と比較すると、多少大きく、価格も高くなってしまう欠点がありますが、電力量や発熱量ともに低く経済的な利点もあります。

また、その他の蛍光灯である、ラビットスタータ形・高周波点灯専門形(インバータ)の最大の違いとしてこのふたつはグローランプがなくても使用できるということです。

逆をいうならば、スタータ形のみグローランプが必要な照明器具となっているのです。
そのため、様々な応用が可能になってきます。

照明器具は何形?グロー式の見分け方

現在使っている照明器具の見分け方が分からないという方もいることでしょう。

そこで、現在の照明器具に使われている方式の見分け方をご紹介します。

現在使用している照明器具の品番号を見てみてください。
社名や商品名が書かれているところに、数字やアルファベットが書かれているところはありませんか?

そこの品番が、

○FLから始まる場合
グロー式(スタータ形)

○FLRから始まる場合
ラビット式(ラビットスタータ形)

○FHFから始まる場合
インバーター式(高周波点灯専門形)

というように品番によって、種類が分かります。

この品番での見分け方が分かれば、今現在使用している照明器具が何式なのかが分かることでしょう。
どの方式の照明器具なのか、ご確認してみてはいかがでしょうか。

照明が点灯に時間がかかるならグローランプを替えよう

照明器具の交換時期として、点灯しなくなったから替えるというのが一般的です。

スタータ形の場合は、グロー式なのでグローランプが必須になってきます。

基本的に点灯しない場合は、蛍光灯を替えることになるでしょう。
しかし、替えたあとでも点灯まで時間が掛かってきたら、グローランプを替える時期ということになります。

商品によりますが、大体6000回の点灯が寿命と謳っているものが多いようです。
そういったところも気にしてみると、事前にグローランプ交換時期が分かることでしょう。

グローランプ、または点灯管とは直管蛍光灯でいうならば蛍光灯の脇に付いている、円の直径が1.5cmくらいの所を指します。

使用している蛍光灯によって型番があるので、取り外したグローランプにて型番をしっかりと確認してからホームセンターなどで買うといいでしょう。

あとは、差し込んでねじ込めばしっかりと装着できるタイプが多いので、交換はそう難しくはないはずです。
蛍光灯より安価ですので、細目に替えてあげるといいでしょう。

グロー式でLDEは使えるのか?

節電を意識して、スタータ形をLEDにしたいという意見はよくあがります。

結論からいうと、LEDにしてもあまり節約効果はありません。

照明器具の中でもグロー式の場合、安定器などの回路の都合上LEDの効果が現れないのです。

最近は「直結工事・バイパス工事不要」と表示している直管LEDランプもあります。

この場合、普段使っている蛍光灯をそのまま使用できる形で使用するので、古い安定器はそのまま回路に組み込まれている状態です。

その分、無駄に電力を食います。

また、安定器が壊れると点灯しなくなるのは通常と同じ状態と言えるでしょう。

また、完全にグロー式をLDE化するためには、器具内の結線変更工事(直結工事・バイパス工事)が必要になります。

直管LEDランプの給電方式が数種類あるので、それに合わせた工事になります。

この工事は、素人にはできないため、業者に頼むことになるでしょう。
業者に頼んだときの費用は、様々です。

スタータ形で使用していた安定器は使用しなくなるので古い器具でも使用可能ですが、8~10年以上経過したものはソケットなども老朽化しているおそれがあります。

そのため、新しいLED専用器具に完全に交換したほうが得策と言えるかもしれません。

日常の中にある普段使うもの

いかがだったでしょうか。

普段使うものでも、わかっているようでわかっていないことが多かったのではないでしょうか?

知らない単語も少し調べると日常で実は使っていたことがわかり、逆に驚くこともあったのではないでしょうか?

今、使っている部屋の電気が切れたとき、ぜひ確認してみてください。

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