ロフトベッドを使っている方は、引越しなどにより、ロフトベッドを解体しなければならない場面があるかと思います。
しかし、「解体方法がイマイチわからない」という方も多いでしょう。
その時になって、ロフトベッドの解体方法を調べたりしてもいいですが、余計な時間がかかってしまいます。
そこで、今回はロフトベッドの解体方法がわからない方必見の、ロフトベッドの解体方法や所要時間をご紹介します。
意外に悩む!ロフトベッドの解体方法
ロフトベッドの解体方法は、多くの方が悩んでしまうのではないでしょうか。
購入時などは、業者が組み立ててくれることが多いからです。
また、自分で組み立てていたとしても、時間の経過により、その手順をすっかり忘れてしまっていることもあります。
引越しなどの時に慌てて解体したりすると、思わぬ怪我や事故に繋がってしまうこともあるでしょう。
余裕を持って、安全かつ確実に解体するため、しっかりと事前にロフトベッドの解体方法を知っておきましょう。
次項からは、解体の手順などを、順を追って詳しくお伝えしていきます。
そして、なるべく簡単にできる解体方法を取り上げ、その解体でかかるであろう、おおよその時間についてもご紹介します。
また、必要となる工具についても取り上げていくので、しっかりとロフトベッドの解体方法をマスターしましょう。
まずは工具を用意!ロフトベッドの簡単な解体方法
ロフトベッドには、パイプでできているものや、木材でできているものなどがあります。
材質に関わらず、基本的な解体方法はどちらも同じになるので、安心してください。
自分でできる簡単なロフトベッドの解体方法をご紹介していきます。
解体の手順を説明する前に、まずは必要な工具を準備しましょう。
【解体に必要な工具】
・ドライバーセット
よく見かけるような、標準のドライバーセットで十分です。
大小のサイズがあり、持ち手などが入っています。
非常に小さいサイズの精密ドライバーもありますが、今回使うのはそちらではありませんので、注意してください。
わからなければ、ホームセンターなどで店員さんに聞いてみるといいでしょう。
・六角レンチ
ロフトベッドによっては、こちらの工具も必要になります。
逆に、ドライバーのみで解体できるようなロフトベッドもありますので、自分のロフトベッドにより、必要に応じて準備しましょう。
多くの場合、何種類かのサイズがセットになっているものが販売されています。
準備する工具はこれだけで、ほとんどのロフトベッドは解体できるかと思われます。
その他にあったらいいものとしては、軍手などの保護具が挙げられます。
軍手の場合は、グリップの効くゴムが付いているものを選ぶといいでしょう。
その他には、汚れてもいいタオルや、ビニール袋があればいいでしょう。
これらは、取り外した部品などの仮置きや、小さな部品(ネジなど)を入れるのに役立ちます。
あとは、ネジなどが固くて回らない場合に備えて、ハンマーがあると安心です。
無駄な力をかけることなく、時間短縮にもなります。
詳しい手順をご紹介!ロフトベッドの解体方法
では、実際にロフトベッドの解体方法をご説明していきます。
1つ1つ手順を追って詳しくご紹介していきます。
今回は、1人でもできる解体方法をお伝えしていきますが、2人で行なう場合は、より効率的にできるでしょう。
また、基本的に1人でやるよりも、2人の方が早く、安全に解体することができると思います。
よって、人手があるようなら、複数人で行った方が確実でしょう。
ロフトベッドの形状により、若干違いはありますが、基本的な解体方法なので、ほとんどのロフトベッドがこちらのやり方で解体できると思われます。
まずは、ベッドの板の部分を外します。
これは、寝る時にマットレスなどを敷いている部分の下にあります。
そして、手すりなどが取り付けられている場合は、外側の手すりを取り外します。
この時には、ドライバーなどで、接続部分を外しましょう。
次に、その板を支えている棒を外します。
その棒は、ベッドの頭側から足側の方にかけて、数本取り付けられているのではないでしょうか。
これでおそらく、外枠が残る形になっていると思います。
横の棒を外したら、縦の外枠を外していきます。
これも、ドライバーなどで外しましょう。
もし六角レンチが必要であれば、六角レンチを使って外しましょう。
固くなっていて回らない場合は、時間がかかるかもしれませんが、レンチを当ててハンマーで軽く叩いてみましょう。
あとは、残った外枠を外せば終わりです。
ロフトベッドの解体にかかる時間はどれくらい?
前項の解体方法は一般的なロフトベッドの解体方法で、基本的な流れになります。
特注のベッドだった場合や、ベッドの造りなどによって、若干の違いがありますが、ほとんどのロフトベッドは前述した方法で解体することができるでしょう。
では、この解体方法では、どれほどの時間がかかるのでしょうか。
ネジが固くて手こずることもあるかと思いますが、成人男性の場合だと、おおよそ1時間ほどで解体することができます。
日曜大工などをしているような方では、もっと時間は短くなるかと思います。
それほど複雑な工程ではないので、そのような方の場合は、30~40分ほどで、解体作業が終了するのではないでしょうか。
一般的な業者による解体時間も30分前後となっているので、比較的簡単に、短時間で解体することができます。
解体する時の注意点として、もしネジが回らない場合には、前項でご紹介したハンマーで軽く叩くことがありますが、決して無理に強くしないことです。
ネジ山がつぶれてしまい、もう使えなくなったり、最悪の場合は怪我に繋がる恐れがあります。
安全をしっかり確保しながら行なうことが重要です。
余計な時間もかかってしまうので、安全には細心の注意をはらいましょう。
解体時間短縮術をご紹介!
ロフトベッドの解体方法をご紹介しましたが、少しでも時間を短縮したい方もいるかと思います。
作業時間を短く効率的にできれば、細かい片付けなどの時間も確保できますよね。
そこで、解体時の時間短縮術もお伝えします。
必ず、外側の小さいパーツから外していくことが、時間の短縮に繋がります。
それと同時に、安全面においてもその方がいいです。
いきなり大きなパーツを取り外そうとすると、ベッド自体が崩れてしまう危険性があるからです。
また、あとで小さなパーツを外すのも大変になってしまいます。
取り外す順序を考えて、1つ1つ確実に取り外していくことが重要になります。
焦らずに、しっかりと確認して作業していくと、意外に時間もかからないものなのです。
時間がない方は業者に依頼するのもアリ!
急な引越しや撤去といったことになった場合は、のんびり自分でロフトベッドの解体方法を調べたり、解体している時間はないでしょう。
そんな時に、焦って自分でやって、思わぬ怪我や事故になってしまう可能性も十分にあるので、そのような場合には、素直に業者に依頼することも大切です。
もちろん料金はかかりますが、結果としては、その方が確実なので間違いはありません。
引越し業者などによっては、依頼できることもあるので、引越しによる解体が必要な方は、引越し業者に相談してみるものいいですね。
また、処分などの場合も業者に依頼することができます。
料金設定は、業者により変わってきますが、目安はおおよそ8,000円ほどです。
自分でできればもちろんタダですが、無理せず業者に依頼することも、選択肢の1つということを忘れないでください。
思っていたよりも簡単!でも無理はしないこと!
今回ご紹介した解体方法は、一般的なロフトベッドを想定し、比較的簡単にできるやり方をお伝えしました。
こうして見てみると、「思っていたより簡単」と感じた方が多いのではないでしょうか。
できそうであれば、安全をしっかり確認して、自分で解体してみましょう。
しかし、無理そうだったり不安がある場合には、複数人でやったり、業者へ依頼しましょう。
なにより、安全に行なうことが重要です。