エアコンを取り付け工事を行う際、気になるのが料金ですよね。
ここでは、エアコンの取り付けの流れや料金、取り付け場所など、気になる点についてまとめてみました。
また、エアコン工事をするときは、ベッドの位置を考慮しておきましょう。
そのとき、エアコンはベッドの近く取り付けたほうがいいのか、また遠くに付けたほういいのか、も検証していきます。
エアコンの取り付けの際にベッドがあったら邪魔になる?
エアコンの取り付けの際には、専用のエアコンコンセントを使う必要があります。
ほとんどの家庭では窓際に設置されており、ベッドを置く場所と被ることも多いです。
そして、エアコンの部品や本体、室外機の出し入れは窓からすることも多く、ベッドが置いてあると工事を妨げる可能性があります。
最悪の場合には、ベッドが置いてあるにも関わらずベッドの上に乗って作業を行う工事業者もいるそうです。
取り付け工事を妨げる可能性があるのであれば、前もって移動しておくことをお勧めします。
1人で動かすのが困難な場合は、友人や家族に手伝ってもらって移動を前もってしておきましょう。
ベッドに乗られたとあっては、嫌な気分になってしまいますからね。
エアコン用コンセントはベッドを置く窓際にあることが多い
ベッドを配置する際には、朝日を浴びれるように窓際に配置することが多いですよね。
エアコンは火災防止のためにエアコン用コンセントという専用のコンセントを使います。
普通のコンセントを使った場合、エアコンは大量の電流を使うため電流が集中して稀に火災が発生することがあり、エアコンの取り付け工事業者もだいたいそのコンセントを使うようにお勧めするはずです。
そもそもエアコン用コンセントは、1990年以降の家やアパートであれば常設されており、その位置は高い所で、横にエアコンホースを通す穴と一緒に設置されていると思います。
だいたい窓際が多く、室外機を置くためにホースを外に出せるようにしてあります。
まだエアコンを設置されていないご家庭で、これから設置予定のご家庭があれば、是非確認しておきましょう。
そのコンセントの工事をするのにも、1万~2万程の料金がかかります。
エアコンの取り付けに関してはどれくらいの料金がかかるのか
エアコンの設置に関してはいろいろな料金設定があります。
基本料金をベースとしてその金額に加算されていく仕組みです。
①基本料金
最低でもエアコン取り付けに必要な料金です。
基本料金は安くても目安として15000円くらいで、値段は業者によって前後します。
この基本料金だけで取り付けられるかどうかは、販売店にちゃんと確認しておきましょう。
②取り外し料金
今あるエアコンが故障や交換で取り外しの必要があるときは、取り外し料金が加算されます。
取り外しの場合、工事の妨げとならないようにベッドは動かしておいたほうがいいでしょう。
目安としては6000円くらいで、個人で取り外しはなかなかの技量が必要とされますので難しい場合が多いです。
ホース用の穴などは前のを使えるので問題はないと思います。
③2階にエアコンを取り付ける場合
基本料金は1階に取り付ける場合の料金となっていますが、場合によっては高くなることもあります。
なぜかというと、2階の場合は室外機を置く場所を作る必要の料金が必要だからです。
ただし、アパートなどベランダに室外機を置けて、配管が4mで届く場合は基本料金だけで済むことが多いようです。
2階に室外機を置けない場合は、屋根置きのタイプとつりさげのタイプと2種類あります。
屋根置きタイプというのは、屋根に室外機を置く工事で、室外機専用の台を使います。
その台を含めた工事費だけで2万円前後となるでしょう。
そのため、工事料金は基本料金とその料金を足して30000~40000円程度かかる計算になります。
つりさげタイプの場合も同様に専用の道具を使わないといけないので、工事費は2万円前後となるでしょう。
その場合も工事費総額は、40000円前後になってきます。
このように2階にエアコンを設置する場合、多額の金額がかかる可能性があります。
このように工事費用が高いからと、室外機を1階の地面に設置して配管をのばそうと思う方がいらっしゃいますが、絶対にやめましょう。
配管1m延長すると料金1500円前後ですので安くなるかもわかりませんが、冷房能力というのは配管の中を通れば通るほど弱くなっていきますので、取り付けた後に冷えが悪いトラブルになりかねません。
エアコンを取り付ける際や取り付け後に起こりやすいトラブルとは?
冷えが悪い場合は、工事の際に中のガスが抜けてしまうことが原因かもしれません。
この場合は、緊急で修理を依頼しましょう。
工事の不手際になってくるので、迅速に対応してくれるはずです。
ただし、配管が7mや8mもあって冷えないのは当たり前のことですので、依頼をする際には注意をしてください。
また、取り付け料金に関するトラブルもかなり多いですので、一度見積もりを取ることをお勧めします。
見積もりを取っておくと、そのあとで料金が高くなることは考えにくいです。
エアコンの工事には最低でも1~2時間くらいはかかります。
必ず立ち合いですので、取り付け打ち合わせの際には時間に余裕を持った日程を選びましょう。
また、前の工事が長引いて業者が約束の時間に来れないことも想定されますので、遅れる場合などは必ず連絡をもらうことが重要です。
ベッドの上や窓の横など取り付けたい場所も前もって決めておきましょう。
窓用なら自分で取り付けができる!窓用エアコンの長所と短所!
2階に設置する場合で基本料金だけで工事が行えない場合、商品代金と合わせると最低でも7~10万くらいかかると思います。
それに対して窓用エアコンは商品代だけで3~4万で手に入ります。
工事も中に付属の部品が入っており、取り付けもさほど難しい知識も必要ありません。
説明書通りに作業をするだけで設置ができ、取り外して別の場所に持っていって取り付けることもできます。
●窓用エアコンの特徴
・高さはベッドと同じくらいの高さになるので、少しベッドからは離したがいいでしょう。
・6畳~10畳ほどなら20度まで冷やすことはできます。
・窓際の窓のサッシの長さによっては、取り付けることができないことがあります。
(別部品を買えば付けることができる場合もあります)
・通常のエアコンが最低でも2.2kwの冷房能力があるのに対して、1.6~1.9kwの冷房能力しかありません。
・電気代が省エネ対策などになっていないので、1時間あたり14円ほどかかります。
・運転中の音が少し大きいので、気になることがあります。
エアコンはベッドの近くに取り付けたほうがいいのか
結論から言うと、エアコンを取り付ける場所はベッドの真上でも遠くでも構いません。
ただ、エアコンをベッドの真上に取り付けている場合には、風が直接当たることはないにしても、風がはね返って体に直接当たることもあります。
朝起きた時に体調が悪くなっていると、仕事や予定にも支障が出てしまいますね。
エアコンの風が体に直接当たると、体調不良の原因となるのでベッドの設置の場所がエアコンの近くであっても遠くであっても、風が壁に当たった場合に直接体に当たらないようにしましょう。
スイング機能などが付いているのなら、寝るときだけスイングにしてもいいと思います。
エアコンは取り付けてしまうと、なかなか位置を変えることができません。
直接体に風が当たって体の不調を感じてしまうような場合、ベッドや家具の場所を変えるのも面倒ですからね。
エアコンとベッドの関係性は大事だからこそ慎重に選ぼう!
エアコンというのは、安い買い物ではないですよね。
部屋の大きさに合わせた大きさのエアコンを買う必要があります。
値段も様々でコロナさんやダイキンさんなど、様々なメーカーからでています。
ベッドの頭上にエアコンが設置されていたら、気になったりする人もいるかもわかりません。
しかし、寝ていて直接風が当たると体調不良の原因になったりもします。
だからこそエアコンを購入して、信頼できる工事業者に取り付けをお願いをするようにしましょう。
暑い夏を乗り切るには、扇風機よりやっぱりエアコンが快適です!