男女ともに、アメリカンテイストのお部屋に憧れる方が多いのではないでしょうか。
アメリカンテイストといっても、西海岸やブルックリンなど様々なテイストがありますよね。
この記事では、アメリカンヴィンテージに焦点を当て、そのテイストに合ったインテリアをDIYする方法などをご紹介していきます。
お洒落でカッコイイ!アメリカンヴィンテージの特徴
アメリカンテイストと聞いても、人によってはブルックリンテイスト、また、ある人はダイナーテイストを思い浮かべることでしょう。
アメリカの映画やドラマなどに出てくるお部屋の雰囲気に憧れる日本人も少なくありません。
ここではアメリカンテイストの中でも、少し懐かしさのあるアメリカンヴィンテージテイストに焦点を当ててお話をしていきます。
アメリカンヴィンテージテイストの特徴としては、重厚感があることです。
ダイナーテイストのポップな感じとは反対で、少し落ち着いた大人の雰囲気のあるテイストですね。
アメリカンヴィンテージでは古材と金属を組み合わせたインテリアが多いように、どこか懐かしさのあるレトロな印象を感じます。
この独特の雰囲気の虜になってしまう日本人も多くいて、中にはDIYしながらアメリカンテイストのご自宅を作り上げている方もいるのです。
お部屋をアメリカンヴィンテージにしたい場合、具体的にどのようなポイントがあるのかを、次項からお話ししていきます。
アメリカンヴィンテージは配色がポイント!
アメリカンヴィンテージなお部屋にするためには、まずは配色を意識しなければなりません。
ヴィンテージテイストに欠かせない色が、アースカラーです。
例えば、ベージュやブラウンなどが挙げられます。
このアースカラーの明るさによって、ヴィンテージテイストでもカジュアルな感じなのか重厚感のあるものなのかが変わります。
また、黒・白やシルバーも忘れてはいけません。
よくあるアメリカンヴィンテージのインテリアには、黒革のソファもありますよね。
お部屋の中に黒を配置することで、お部屋の空間を引き締めることができるので、ソファなど大きめのインテリアを用意しておくと良いですよ。
アースカラーや黒などの色をメインにすれば、アメリカンヴィンテージテイストのあるお部屋に近づけることもできますが、少しアクセントとして赤や青などのポップカラーを入れるのもオススメです。
アースカラーの多いお部屋の中に星条旗を壁に飾ったりすると、アメリカンテイストにグッと近づけられますよ。
星条旗以外でも、コーラの缶やビンを飾るのもアクセントとなって良いでしょう。
このとき、あらかじめ壁紙が木目調であれば言うことなしなのですが、もし白い壁紙の場合は後ほどご紹介するDIY術で壁紙を変えてみるのもオススメです。
配色だけでなくインテリアを選ぶのも重要!
配色も重要ですが、配置するインテリアも重要なポイントとなります。
例えば、正統派のアメリカンヴィンテージにする場合は、重厚感を感じられるインテリアを選ぶことが大切です。
先ほど挙げた、黒革のソファも当てはまりますね。
もちろん、黒のソファでなくてはいけないということではありませんが、重厚感を感じやすいのは黒の革製ソファでしょう。
ソファの生地がキルティング仕様になっていると、さらにアメリカンテイストに近づきますよ。
また、テーブルなどはもちろん木製で、色はウォールナットカラーがオススメですね。
ウォールナットカラーは、深みのあるブラウンを指します。
黒革のソファと木製テーブルの2つを組み合わせるだけでも、大人の落ち着いたお部屋にすることができます。
男女ともに馴染めますから、カップルで住んでいる場合にもオススメですね。
ゴミ箱などの小さいインテリアも、木目調のウォールナットカラーのものを選ぶようにしましょう。
インテリアの統一感を出すことも、重要なポイントです。
しかし、全てお店で購入するとなれば、相当なコストがかかってしまいますよね。
少しでもコストを抑えるために、100均アイテムを使ってDIYしてみましょう。
憧れのアメリカンヴィンテージに!まずは壁紙をDIY
コストを抑えながらもアメリカンヴィンテージのお部屋に近づけるために、DIYできそうなものは自分で行いましょう。
まずは壁紙ですね。
手っ取り早く雰囲気を出したい場合は、インテリアをDIYするよりも、壁紙を替えれば一気に雰囲気も変わりますよ。
今は100円ショップでも壁紙シートを買うことができますので、アメリカンヴィンテージテイストのものを選んでみましょう。
木目調の壁紙シートがオススメですが、少しカジュアルさを出したい場合はレンガ調のタイルシートを選んでみるのもオススメです。
ちなみに、この壁紙はお部屋全体に貼るというわけではありません。
全体となれば、いくら100均アイテムであってもコストがかかり過ぎてしまいます。
テレビ周辺などの一角であったり、壁の1面だけにするなど工夫します。
こうすると、各ゾーンにメリハリが出るので、よりアメリカンヴィンテージテイストになりやすいのです。
はじめは壁紙からDIYして、アメリカンテイストに近づけてみましょう。
よりヴィンテージ感を!インテリアを100均でDIY①
アメリカンヴィンテージ感をより出すために、壁のコーディネートを行いましょう。
先ほどの壁紙のDIYをしたなら、なおさら行うと良いですよ。
アメリカンヴィンテージにするためには、配色もポイントになるとお伝えしましたね。
アースカラーや黒などでまとめることが大切ですが、星条旗などでアクセントを出すこともオススメだというお話もしました。
ですから、この星条旗を取り入れた壁のコーディネートを行います。
星条旗以外では、アートを飾るのも良いですね。
アートといっても何百万もする本格的なものではなく、ヴィンテージ雑誌などのカバーアートや100円ショップにもあるヴィンテージ感のある紙袋を切り抜き、フレームに入れるだけでもアート感が出ます。
これらを木目調の壁にランダムに貼り付け、さらにインテリアとして壁用シェルフを取り付けるのもオススメです。
シェルフの上には、洋書風の小物入れやフェイクグリーン、ヴィンテージ時計を置いてみましょう。
このフェイクグリーンはDIYすることができ、100円ショップでフェイクグリーンとブリキ缶のような鉢植えを購入すれば数秒で作ることができますよ。
これだけでも、壁がアメリカンヴィンテージテイストになって、とてもお洒落です。
そして、シェルフもフェイクグリーン同様自分でもDIYが可能で、100円ショップのアイテムでも簡単に作ることができます。
次項で、壁用シェルフのDIY術をご紹介します。
よりヴィンテージ感を!インテリアを100均でDIY②
壁用シェルフといっても、アメリカンヴィンテージテイストを崩さないものにしなくてはなりません。
ここでは、まず100円ショップでも売られているワイヤーシェルフを使ったDIY術をご紹介します。
といっても、ワイヤーシェルフをスポンジを使ってシャビー加工に塗装すれば、ほぼ完成です。
塗装後はシェルフの底に木板を置き、画鋲で壁に固定して完了です。
これだけでもヴィンテージテイストに近づくので、ぜひ試してみてください。
もう1つ、シェルフのDIY術をご紹介します。
こちらも100円ショップで売られているすのこを使って、シェルフを作ってみましょう。
すのことして使用するのではなく、バラバラにして木材として使用します。
100円ショップのすのこは、木材が柔らかいため加工しやすいのが特徴です。
好みのサイズに測って木材をカットし、木板を組み合わせてシェルフにしていきます。
最後に、壁にボンドで貼り付ければ完成です。
釘やビスなどを使うことに不安を感じている方でも安心してDIYできるので、オススメですよ。
ただし、ご紹介した2つのシェルフは、釘で打ち付けない分耐久性が弱まります。
あまり重いものはのせないように注意してくださいね。
他にも、DIYできるインテリアは、アートを飾るフレームや間接照明など多岐に渡ります。
テーブルだって作ることもできます。
憧れのアメリカンヴィンテージテイストのお部屋になるよう、DIYを混ぜ込みながら作りあげてみてはいかがでしょうか。
DIYも取り入れてアメリカンヴィンテージなお部屋を作ろう!
アメリカンヴィンテージテイストのお部屋にするためには、配色とインテリアが重要になってきます。
インテリアは全てお店で購入するとなると、コストも当然多くかかります。
少しでもコストを抑えるには、DIYできるものは自分で作るのがオススメです。
意外と多岐に渡ってDIYできますから、自分好みのアメリカンヴィンテージなお部屋にできるように取り組んでみてください。