ベッドの購入を検討している場合、ぜひ「キャスター付きベッド」もその候補へ入れてください。
キャスター付きのベッドをイメージすると、移動可能な自宅医療用ベッドを想像をしがちです。
しかし、キャスター付きのベッドを毎日の生活に取り入れると、驚くほど便利で快適になるのです。
今回はキャスター付きベッドの魅力や、種類をご紹介していきます。
キャスター付きベッドの最大の魅力は移動ができること
キャスター付ベッドと聞くと、あまりお洒落なイメージはありませんよね。
しかし「移動が簡単に行える」という大きなメリットがあるのです。
この移動ができる点を踏まえると、
・掃除をするのが楽
・思い立ったら模様替えができる
・定期的に動かせば湿気対策になる
などのメリットも同時にあげられます。
ベッドの下にはほこりが溜まりやすく、掃除もしづらい印象がありますよね。
しかしキャスター付きベッドであれば、移動させればほこりも取り逃すことはなくなるのです。
また、キャスター付きベッドのサイズは、基本的にシングルとセミダブルが主流となっています。
理由としては、ダブル以上になってくると、その重さからフレームの強度に不安が残るためです。
そのため、ダブル以上のサイズはほどんど販売されておらず、シングル2台で使用することをおすすめしています。
機能重視のベッドなので、布団カバーやシーツを変え、部屋のインテリアと合わせれば、お洒落に見せることは十分可能でしょう。
折りたたみベッドはキャスター付きで移動も可能!
キャスター付きのベッドで1番代表的なのは「折りたたみベッド」ではないでしょうか。
ご家族で使用されてる人も多いのがこのタイプのベッドです。
折りたたみベッドの特徴は、基本的にマットレスと一体化しており、脚にはキャスターがついています。
マットレスがついていないタイプもありますが、その場合はマットレスを別途購入しなければなりません。
2つに折りたたんで移動させれば、部屋を広く使うことが可能です。
価格の目安としては、
「マットレスあり」で¥10,000~¥40,000
「マットレスなし」で¥8,000~¥30,000
となっており、下の方の価格を選べば、それほど高額なものではありません。
マットレスの素材に素材に関しては、「低反発素材」を使用したものがほとんどです。
マットレス一体化のベッドを選ぶと、素材の変更ができなくなってしまうので、注意が必要です。
特に腰痛持ちの人には低反発素材よりも「高反発素材」を使用した硬めのマットレスの方が体に負担がかかりません。
寝返りもしやすいので、多少お値段は張りますが思い切って購入することをおすすめします。
移動も楽々!折りたたみキャスター付きベッドを詳しく知りたい!
さきほどは折りたたみベッドの特徴や価格をご説明させていただきましたが、ここではメリット・デメリットをご紹介していきます。
●メリット
最大のメリットは折りたたみができることです。
朝起きたら折りたたんで、部屋の隅へと移動させれば、狭い部屋でも空間を広く使うことが可能です。
普段は折りたたんでおいて、来客があった際に来客用のベッドとしてすぐに設置することもできます。
また、キャスター付きなのでベッド下の掃除も楽に行えます。
ほこりはカビの原因となり、アレルギーを引き起こす原因にもなりますので、定期的に掃除を行いましょう。
●デメリット
基本的に折りたたみベッドは自分で組み立てるものです。
女性1人ですと大変な作業になるので、購入する前に組み立てやすさも一緒に調べておきましょう。
また、折りたたみベッドの下は、収納スペースとして使用することができません。
それは移動や、折りたたむ作業が困難になってしまうためです。
せっかくのスペースですが、収納場所という考えは捨てましょう。
そしてキャスターがついていることで、フローリングの床を傷つけてしまう可能性があります。
決してストッパーが止まった状態で引いたりせず、きちんとキャスターが回転しているか定期的にチェックをすることが大事です。
キャスター付きソファーベッドなら寝室とリビングで使える!
「ソファーもベッドも置きたいけれど、部屋が狭くて置けない…」「2つ購入する予算がない…」
そんな人もいらっしゃるでしょう。
キャスター付きのソファーベッドなら、これ1つでソファーとしてもベッドとしても使用可能です。
お金もスペースも節約することができるでしょう。
さらにキャスターが付いていることによって、寝室とリビングが離れていても楽に移動することが可能です。
タイプは「2WAY」「3WAY」「4WAY」とあります。
●2WAY
1人暮らしやワンルーム住まいの人におすすめで、背もたれを上に持ち上げて広げるだけで、簡単にベッドに変えられます。
●3WAY
ソファー・カウチ・ベッドの3通りの使い方ができ、背もたれの部分にはリクライニング機能が付いています。
●4WAY
フルフラットなマットレスの状態から、ソファー・カウチ・ベッドへと変更が可能です。
使用する人の使い勝手により、変幻自在に形を変えることができます。
おすすめのキャスター付きソファーベッド
上記ではキャスター付きソファーベッドの特徴をご説明させていただきました。
ここではおすすめのキャスター付きソファーベッドをご紹介していきます。
●クオリアル:キャスター付 1台3役ソファーベッド
3WAYタイプのソファーベッドで、キャスターにはストッパーがついているので移動してしまう心配はありません。
見た目がかわいらしく、カラーバリエーションも豊富なので、女性におすすめのソファーベッドです。
●本棚専門店:3人掛けリクライニングソファー
ワンルーム向けの3WAYタイプのソファーベッドです。
ポップな色合いが特徴で、ベンチ風の長椅子ですが、きちんとひじ掛けもついています。
5色展開なので、部屋のインテリアに合わせて購入できるところもよいですね。
●エムール:簡易組み立てソファーベッド
使用しない時は2つに折りたたんで収納できる、3WAYタイプのソファーベッドです。
こちらもベンチ風の長椅子になっているので、ゆったりと座ることが可能です。
簡易式と名前にありますが、キルト生地を採用し多構造になっているので、しっかりとした寝心地が特徴です。
ベッドだけじゃない!移動楽々キャスター付きアイテム
ここではベッドの下に収納できるキャスター付きのアイテムをご紹介します。
ベッドが動かなくても、キャスター付きアイテムであれば、それらを移動させて掃除すれば手間ではありません。
●キャスター付き収納ボックス
衣装ケースとして使用できます。
ベッドの下を全て使用できるので、3つくらいに分けて収納できるでしょう。
●キャスター付きローテーブル
普段はベッドの下へ入れておき、使用しない時は部屋を広く使うことができます。
来客があった際にさっと移動させて、ローテーブルとして使用できます。
テーブルの中が収納になっているので、ちょとした小物を入れておくことが可能です。
●キャスター付きおもちゃ箱
散らかりがちな子供のおもちゃをまとめて入れられる大きなおもちゃ箱です。
急な来客でもキャスター付きなので、さっとしまって隠すことが可能です。
構造が簡易的なので子供だけでも片付けられる、便利なおもちゃ箱です。
キャスター付きベッドは高機能で優秀!
キャスター付きのベッドといっても、折りたたみ式やソファーベッドなど、さまざまなタイプがありましたね。
移動がしやすかったり、掃除が楽だという高機能のキャスター付きベッドは、きっと毎日の生活を快適にしてくれるでしょう。
ベッドをお探しの人には、ぜひキャスター付きのベッドをおすすめします。