海外のインテリアコーディネートでは、おしゃれで真似したくなる実例が豊富です。
とても簡単に取り入れられるポイントも、たくさんあります。
そこで今回は、海外のおしゃれなインテリアコーディネートの実例を参考に、そのポイントを詳しく解説します。
ベースのインテリアカラーを統一しておしゃれに!
まず最初にご紹介する海外のインテリアコーディネートを参考にしたポイントは、「ベースカラーの統一」です。
お部屋のベースとなる色を統一してから、細かなインテリアコーディネートをすると、海外のおしゃれなお部屋のような洗練された雰囲気に繋がります。
ベースにする色でおすすめなのが、白、グレー、寒色系の3つです。
白は、お部屋を広く開放的に見せる視覚的効果があり、どんな色のインテリアにも合わせやすいのでおすすめです。
続いて、グレーはシックなお部屋を作り上げたいときに有効で、黒や白と合わせることで、モノトーンな印象に仕上げることができます。
モノトーンなインテリアは、海外のインテリアコーディネートでよく使われ、日本でも人気です。
そして寒色系の色は、お部屋に洗練された印象を与え、上品で高級感のある雰囲気を演出できます。
また、ブルー系の色は清涼感があり、海外のインテリアにある西海岸テイストや、マリンテイストなコーディネートに合います。
ベースとなる色は以上のように、比較的落ち着いた色にすると良いでしょう。
ポイントカラーでインテリアコーディネートをおしゃれに!
海外のインテリアコーディネートでは、大胆な色使いが多く見られます。
お部屋をコーディネートする際に、落ち着いてくつろぐことを前提にすると、どうしてもインテリアの色が保守的になってしまうかと思います。
そんなときは、前述したようにベースカラーは落ち着いた色で統一し、ワンポイントとして鮮やかな差し色を取り入れると良いです。
例えば、ベースカラーはグレーにして、大部分を占めるインテリアを黒や白といったモノトーンで統一します。
その中に、赤のソファや椅子を置くことで大胆なアクセントになり、お部屋全体が引き締まった印象になります。
また、モノトーンなコーディネートは非常におしゃれなのですが、ダークな色を取り入れすぎると、少し閉鎖的な印象にもなってしまいます。
そこで、赤という目を惹く色を部分的に取り入れることで、程よく解放感が生まれ、下がりすぎたトーンのバランスも取ることができます。
また、モノトーンなインテリアコーディネートの差し色としておすすめな色は、赤の他にマスタードイエローやオレンジ、エメラルドグリーンなどがあります。
これらの色を取り入れることで、お部屋がよりおしゃれでモダンな印象になります。
不揃いなインテリアで海外風の自然なコーディネート
おしゃれな海外のインテリアコーディネートでは、あえて不揃いな家具を置いていることがあります。
ダイニングテーブルと椅子を置く場合に、テーブルが木製の場合は椅子も合わせて木製のものを選ぶことが多いかと思います。
そのように家具を統一するのもすっきりとした印象になり良いのですが、遊びが少なくなってしまいます。
そこで、肩の力が抜けたおしゃれな感じを演出するために、テーブルと椅子を異素材の組み合わせにしたり、椅子を複数個置く場合にはそれぞれ違うデザインにすると効果的です。
アメリカでは、家族1人1人が自分専用の椅子を持っていることが珍しくなく、このようなインテリアコーディネートが多く見受けられます。
海外の人々が自然と取り入れている計算性のないインテリア選びも、肩の力が抜けたおしゃれなコーディネートのポイントになります。
アートもおしゃれに飾って海外のコーデを取り入れる!
海外のおしゃれなインテリアコーディネートでは、アートの飾り方も大きなポイントになります。
海外には日本と比べて、アートがより身近な存在である国が数多くあります。
お部屋の中に自然にアートが飾られ、仰々しさがなくインテリアの一部として馴染んでいるコーディネートが豊富なので、ご紹介します。
まず、基本的な飾り方としておすすめしたいのが、複数枚のアートをシンメトリーに配置するという方法です。
シンメトリーな配置は人に安定感や安心感といった心理的効果を与えると言われています。
また、「美しい」と感じやすいため、盤石な配置と言えます。
海外のインテリアコーディネートでも、寝室の壁にシンプルなアートが2枚飾られていたり、リビングに小さなアートが6枚ほど規則正しく飾られていたりと、シンメトリーな配置が多く見られます。
次におすすめするアートのおしゃれな飾り方は、シェルフを使った方法です。
壁にシェルフを1段取り付け、その上にフレームやシンプルなデザインの額縁に入れたアートを入れて立て掛けて飾ることで、ワンランク上のおしゃれなお部屋になります。
本やCDをおしゃれにディスプレイして海外テイストに!
海外のインテリアコーディネートの実例では、本やCDなどを見せる収納として、おしゃれにディスプレイしているパターンもあります。
扉のない本棚に、お気に入りのCDやレコードのジャケットを表に向けてアートのようにディスプレイするとおしゃれです。
本を普通に並べて収納し、その中の一画にディスプレイすると仰々しさがなく、よりおしゃれになるでしょう。
これは、モダンヴィンテージなインテリアが特徴であるブルックリンテイストのコーディネートの中でよく見られる手法で、非常に取り入れやすくおすすめです。
また、お気に入りのレコードがある方におすすめなのが、絵画のように飾る方法です。
レコードには、ジャケットデザインがおしゃれで、今見てもモダンでハイセンスなものが数多くあります。
そんなレコードをフレームや額縁などに入れて壁に飾ることで、海外のアーティスティックなお部屋のような雰囲気になります。
グリーンをインテリアに取り入れおしゃれな空間に!
最後にご紹介するのは、グリーンを使った海外のインテリアコーディネートのアイデアです。
海外のインテリアコーディネートでは、観葉植物を上手に取り入れたものもたくさんあります。
観葉植物は、木製家具やナチュラルテイストなインテリアコーディネートに非常によく合います。
また、モノトーンなインテリアコーディネートの中に、観葉植物を1つ入れれば、上品なアクセントになりおしゃれです。
さらに、原色系を使った奇抜なインテリアコーディネートにもマッチするので、非常に万能と言えます。
ただ、たくさん置くと雑然とした印象になってしまうので、その他のインテリアの主張が強い場合は、1か2つ程度に抑えるとバランスが取れるでしょう。
また、「観葉植物はお手入れが面倒」という方にはフェイクグリーンもおすすめです。
シェルフにツタの長いフェイクグリーンを垂らすように飾ったり、フェイクグリーンの鉢植えを並べてディスプレイすることで、お部屋が爽やかな印象になります。
また、飾る場所は窓の近くにすると、日差しが入ってきた際にグリーンが映え、より爽やかです。
グリーンは取り入れやすく視覚的にも癒されるので、その点でもおすすめできます。
インテリアのおしゃれなコーデ!海外の実例は真似しやすい
これまで、海外のインテリアコーディネートの実例を参考に、さまざまなポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
どれも比較的簡単に取り入れることができ、魅力的なアイデアが豊富でした。
ご紹介したポイントを参考に、お部屋をおしゃれにコーディネートしてください。