朝、目覚めるといつもお布団がずり落ちている、または、ずれているという経験ありますよね。
寒い時期などは体調を崩す原因となりますので、寝具のずれ防止対策はしたいものです。
お布団がずれてしまう原因は必ずあります。
日頃、気が付きにくい原因やそれに対しての対策を分析し、これからご紹介していきます。
また、100均アイテムで気軽に試せるものもご紹介しますので、気軽にお読みください。
寝ている環境を見直す!お布団の位置にも注意
いつも寝ている環境は、人それぞれだとは思いますが、お布団を床に敷いて寝ている方やベッドで寝ている方は、お部屋の中のどのような位置で寝ていますか?
お布団のずれが気になっている方は、寝ている位置を変えるだけでも、お布団のずれ防止はできます。
例えば、お布団が毎回右、左どちらかに落ちているという方は、落ちている側を壁に寄せるだけで、ほぼ解決するかもしれません。
こんな簡単なことで解決するのか、と思うかもしれませんが、費用をかけずに手軽に試せるので試しにやってみても良いと思います。
ただ、お部屋のレイアウト的に難しい場合は、この方法は無理かもしれません。
また、1つ注意が必要なのは、窓際の壁などに寄せると寒さを感じやすく体調が崩れても大変です。
そのため、どうしても窓際しか場所がない場合は100均アイテムなど手に入れやすい物で、窓の寒さ対策をしてみるのが良いです。
アルミ断熱シートなどは手軽に手に入り、敷いたり張るだけで防ぐことができます。
そして、窓に貼るだけでなく、床からくる冷えも対策できますので、おすすめです。
コストもかからず対処できますので、ぜひ、お試しください。
お布団・ベッドの横に何か置く!100均アイテムもおすすめ
寝ている間にお布団がずれてしまう場合、壁に寄せなくとも、どちらかずれやすい方に何か防ぐものを置いてみるのも対策になります。
大きな物の方が安定感はありますが、どうしても準備できない場合や、お部屋が狭くて置けない方は、100均アイテムの収納ケースなどに中に物を詰めて、重さを出したりしても良いです。
お布団の方は高さはいらないですが、ベッドで寝ている方は、ベッド脇に置くために、ベッドに合わせた高さのあるものが必要です。
サイドテーブルやオットマンのような安定感のある物を、寝ている時のみ、一時的に置くのも良いです。
これを試してみる時の注意するポイントは、高さを合わせないと、ずれ防止の効果は期待できないという点です。
家にある物で試してから、それに合ったものを購入する、という手もあります。
スツールなど、下の方が不安定な物よりも、どっしりとした安定感のある物が向いています。
色々試してみて、最適な物を選びましょう。
市販品・100均の便利グッズでずれ防止対策!
お布団のずれ防止に、専用の市販品を試してみるのも良いでしょう。
ベッドに取り付けるベッドガードは、小さいお子さんのいる家庭やお年寄りの方などが使われることが多いアイテムですが、お布団のずり落ち、ずれ防止にぴったりのアイテムです。
直接、ベッドに付けて使いますので、常に付いている状態ではありますが、しっかりとベッドに沿いますし、理にかなった最高のアイテムです。
価格はそれなりにしますが、効果は期待できます。
「ここまでしっかりしたものでなくても良いな」とお思いの方は、ベッドガードを手作りしてみてはどうでしょう。
100均ショップで材料を調達して、DIYしても良いと思います。
例えば、ワイヤーネットとすのこを結束バンドで締めて作る手作りベッドガードは、木製で仕上がりますので温かみもあり、格安で完成しますのでおすすめです。
お子さんと一緒に、手作りの工作気分で作ってみるのも良いですし、余裕があれば色を塗ったりしても他にない、素敵な仕上がりになりますね。
日曜大工が好きな方なら、比較的、簡単に作れると思います。
自作の物は愛着も出ます。
市販品は伸縮性があったりしてそれなりに使いやすい、しっかりとしたものには仕上がっていますが、自作するのも楽しいですよね。
100均にもある!ずれ防止クリップでお布団を留める
単純に、ずれている物はとめてずれ防止するのもオススメです。
考え方からすると簡単になりますが、市販品にも、「お布団ずれ防止クリップ」という物が売っています。
掛け布団を全てクリップでとめてしまうこtで重さが出てまとまるので、ずれ落ちる場合の対処になる、という商品です。
これがどれほどの効果があるのかは、人それぞれ違いますので、一晩、試してみないと分かりません。
お布団と毛布などをクリップで挟んでとめて固定する感じですから、これが外れなければ、朝になってもしっかり体の上に掛け布団がある状態をキープできます。
こちらも自作でき、文房具のクリップの取っ手を外して解体し、結束バンドなどで結び連結させると、市販品に近い創作グッズが作れます。
これでしっかりとまっていてほしいですよね。
ですが、寝相がひどい場合にはクリップで止めたお布団ごと全て押しのけてしまうこともあるので、効果がないこともあります。
そのため、半信半疑な場合は、100均で売っている挟むタイプの頑丈なクリップで、試してみましょう。
こちらも上手くアイテムを組み合わせれば、市販品よりコストがかからず試せそうです。
工作が得意な方などでなくても簡単なので、作って試してみて下さい。
お布団や毛布の見直し!
原因が、「重ねているお布団と毛布の組み合わせが悪い」ということも考えられます。
この2つの相性って、考えたことがある方は少ないのではないでしょうか。
実際購入するときに、まとめて買ったり、別々に購入したりと色々ですよね。
2枚の組み合わせによって滑りやすいということも考えられるのです。
一般的に綿でできている物は滑りにくいのですが、毛布などによく使われているアクリルは、滑りやすいのです。
もし、この組み合わせに綿のカバーが掛かっていて、素材同士が滑りにくいようになっているのでしたら、大丈夫です。
ですが、カバーの素材も綿ではなくナイロン系の物が含まれていたり、アクリルが少し混ざっていても、滑りやすくなります。
お使いの素材を確かめた上で、相性が悪いようでしたら、それに対しての対策が必要です。
シーツの買い替えもオススメですし、もしお使いの寝具が買い替え時期に来ているのでしたら、今度は素材の確認を選ぶ基準にし、買いなおしも良いでしょう。
また、先にご紹介したずれ防止アイテムを使ったり、100均アイテムでの方法で対処してみてからご検討ください。
部屋の温度環境・パジャマなどでずれ防止
意外と見落としがちなのですが、お布団そのものの対策も方法としてありますが、睡眠環境を見直すというのも大切です。
自分が睡眠する時にどんな格好で寝るのか、振り返りましょう。
お部屋の温度、環境はどのような感じでしょうか。
睡眠時には、暖かすぎることなく、寒すぎることなく、お部屋の温度を適温に保たなければいけません。
寝相が悪いと思い込んでいる方も実は、温度や着ている物が合わないのかもしれません。
意外な感じなのですが、「寝苦しさが寝相を悪くしている」という事例は案外あるのです。
冬に、暖房の効いた部屋で寝入るのは、はじめは暖かいですが、そのうちお布団と体温で暖かくなり、お布団を蹴り、ずれを招くことがあります。
ずれ防止の対策はこうしたこともあるのです。
睡眠時は汗をかきやすい環境でもありますので、暖房、冷房器具に頼らず、寒さや暑さを100均アイテムなど気軽なもので対策し、良い環境づくりを心がけましょう。
ずれ防止の対策!睡眠スタイルと環境を見直す
さまざまな事例をご紹介しましたが、当てはまる項目はありましたか?
「効果がありそう!」とピンときたものは、迷わず実践してみて下さい。
お布団のずり落ちは原因が色々考えられますので、1つではなく試してみることが大切です。
自分自身の睡眠環境や服装も重要ですので、今一度見直しすることはとても良いことです。
ぜひ、試してみて下さい。