皆さんは、一人暮らしのお部屋や寝室のベッドはどこに配置しますか?
最近は和室よりも洋室のお部屋が増えてきて、お布団よりもベッドを使う人が増えてきました。
新しく引っ越して、ベッドの配置に迷っている、模様替えでベッドをどこに置いていいか分からないという人は、是非参考にしてくださいね。
ベッドを壁にくっつける事のメリットとは
一人暮らしのお部屋や、洋室の寝室にベッドを配置する場合、壁にベッドをくっつける人が比較的多いです。
ベッドは、お布団のように毎日片づける事が出来ない上に、家具の中でも大きいサイズなので、場所によっては邪魔になってしまったり、使いにくいお部屋となってしまう事もあるでしょう。
そのため、配置に悩むこともあるのではないでしょうか。
そして、実はベッドを壁際に設置するといくつかメリットがあります。
壁とくっつける面によってメリットが変わってくるので、それぞれご紹介していきます。
①頭と側面の片側をくっつける
頭と側面の片側をくっつける事で、お部屋に広いスペースを確保する事が出来ます。
一人暮らしなどのワンルームのお部屋には、この配置がおすすめです。
②足元と側面をくっつける
①とは逆で、足元を壁にくっつける配置方法です。
ヘッドボードのないベッドなら違和感は感じませんが、寝るときに頭側に壁やヘッドボードがないと不安という方や、落ち着かないという人にはおすすめは出来ない方法となります。
③頭の面だけくっつける
こちらもよく見られる配置方法で、掃除やベッドのお手入れがしやすい事が最大のメリットとなります。
夫婦で一緒に寝るという人におすすめの配置です。
④足元だけくっつける
掃除やベッドの手入れはしやすいですが、少し違和感がある、寝づらいという人も多い配置の方法です。
ベッドを壁にくっつけたいという人は、以上の事を気にして配置してみてはいかがでしょうか。
洋室の窓際にベッドを配置するときのポイントは?
皆さんは、一人暮らしの洋室や、寝室にベッドを配置する際、どのようなポイントに気をつけて配置していますか?
ベッドの配置について先ほどはお話しましたが、実はベッドの場所によっては、身体に良くない場所もあるようです。
では、どのような位置が悪いのか、見ていきましょう。
①頭を窓際に面して配置する
よく、頭を窓際に向けてベッドを配置している人がいらっしゃいますが、実はあまり良い配置場所ではありません。
冬は特に窓際からの冷気の影響を受けてしまいやすいので、風邪をひいてしまったりなどの影響が出てしまいます。
②側面を窓際と面して配置する
こちらはそれほど多くはありませんが、まれに見る配置方法です。
こちらの配置方法は、ベランダへの動線を塞いでしまう配置になってしまうので、洗濯物が干しづらいなどの問題点が出てきてしまいます。
ですので、あまりおすすめは出来ません。
また、出入り口を塞いでしまうような配置は、寝室だけでなく、リビングなどの別のお部屋でもあまり良い配置方法ではないので、注意しましょう。
よく、窓際にベッドを配置する人も多いですが、以上のように注意点があるので、配置する場合は以上の事を頭に入れておきましょう。
ベッド周りにはスペースを作る?スペースを作る配置とは
先ほどは、ベッドを壁にくっつけて配置する方法についてご紹介しました。
ですが、実際には、よくベッドの周りにはスペースを作るように配置すると良いと言いますが、それは何故でしょうか。
その理由について解説していきましょう。
まず、ベッドを壁にピッタリとくっつけてしまうと、寝ている間にお布団がずり落ちてしまう可能性があります。
また、クローゼットの開閉や、お掃除、ベッドのお手入れなどの様々な理由も考えて、スペースを確保した方が良いと言われてのです。
スペースを確保と聞くと、勘違いされやすいのが、「ベッド周りのスペースは広く取らなければならない」と考える事です。
「スペース=広い」と考えがちですが、ワンルームなどの洋室ならまだしも、寝室のお部屋ではそこまで動きまわる事は少ないため、必要最低限のスペースで問題はありません。
では、最低でもどのくらいのスペースを確保しておけばいいのか、まとめてみました。
・壁際のスペース
壁にピッタリとベッドをくっつけて配置してしまうと、掛け布団が壁によって収まらず、寝ている間に寝返りなどでずり落ちてしまう可能性があります。
そのため、お布団の厚みを考慮して、壁から10cmほど離して配置するようにしましょう。
・クローゼットの開閉用スペース
寝室にはクローゼットがついているお部屋も多く、扉によっては開閉に必要な幅が違うので、どの扉がどのくらいのスペースが必要なのかを頭に入れておきましょう。
①開扉・・・90cm程度のスペースを確保すると良いでしょう。
②引き戸・・50~60cm程度のスペースを確保しましょう。
③チェスト・75cm程度のスペースを確保しておくと安心です。
広いスペースでなくとも、必要最低限のスペースを確保するだけで、ベッド周りをスムーズに行動する事が出来ます。
スペースを確保出来るという人は、なるべくスペースを確保するようにすると良いでしょう。
洋室の広さによってベッドのサイズや並べ方、配置方法が変わる!
先ほど、ベッド周りには最低限のスペースを作ると良いとお伝えしましたが、洋室の広さやベッドのサイズなどによって、必要なお部屋の広さや配置方法が変わりますよね。
ここでは、配置方法について、細かくご紹介していきます。
また、ベッドの並べ方によってはメリットもありますので、参考にしてみてください。
・シングルベッドを2つ離して配置する
シングルベッドを2セット準備し配置するのであれば、6畳程の広さが必要となります。
また、ホテルのように間にドレッサーなどを置きたい場合は、8畳以上のお部屋を選ぶ必要があります。
・シングルベッドを2つくっつけて配置する
シングルベッドを2つくっつけて配置することで、お互いの動きが体に伝わることなく、ゆっくりと睡眠を取る事が出来ます。
この場合は、左右に広めのスペースを確保し、お部屋の真ん中に配置する事で、お掃除やベッドのお手入れをスムーズに行う事が出来ます。
このように、ベッドのサイズや、お部屋の広さによって、配置方法や、置けるベッドが変わってきます。
また、ワンルームのお部屋などの家具も一緒に配置させる場合は、お部屋の広さが8畳ほどあれば、広々とスペースを取る事が出来ます
ワンルームの洋室でも広く見せる事が出来る配置方法とは
一人暮らしのお部屋に多い、ワンルームの洋室は、ベッドの他にも様々な家具を1つのお部屋にまとめて配置するため、狭く見えてしまう事があります。
そんなときは、少し家具の配置に注意をすると、お悩みを解消する事が出来るかもしれません。
もし、お部屋が狭く見えて悩んでいるという人は、参考にしてくださいね。
それでは、お部屋を広く見せるポイントをご紹介します。
・床を見せる
カーペットやラグなどで床を隠してしまいがちですが、それはお部屋を狭く見せる原因の1つとなっているかもしれません。
床が見える面積が多いと、お部屋を広く見せる事が出来ます。
・視線を遮らない
入り口からお部屋の奥までに視線を遮るものがあると狭く見えてしまいがちです。
背の高い家具は、入り口から見えない入り口の壁に配置するようにしましょう。
・光を入れる
光をたくさん取り入れる事で、お部屋が明るくなり、広く見せる効果があります。
窓側にはあまり背の高い物を置かず、光が反射する白い本棚の様な背の低い物を配置するようにしましょう。
・明るい色を基調にする
黒などのダーク色は収縮色となるのでどうしても狭く見えてしまいます。
白などの膨張色である明るい色をメインにする事で、お部屋を広く見せる事が出来ます。
ワンルームでもお部屋を広く見せる方法はたくさんありますので、是非試してみてくださいね。
お部屋に風水を取り入れる!ベッドが重要なポイント?
よく風水を気にする人がいますが、ワンルームの洋室や、寝室に風水を取り入れるときはどのような事に注意をすれば良いのかご存じでしょうか。
ベッドを置くお部屋に、風水を取り入れる場合は、ベッドの配置がとても重要なポイントになります。
配置を知り、良い睡眠とプラスエネルギーを身体に取り入れてみましょう。
風水の観点から見ると、ベッドの配置はとても大切なポイントとなっています。
悪い場所に配置してしまうと、睡眠が浅くなってしまったり、感情や精神が不安定になってしまったりと、様々な影響を受けてしまうこともあるようです。
もし、風水を基準にベッドを配置する場合は、ベッドは、出入り口からみて対角になるように配置するようにしましょう。
風水の観点から見ると、ベッドの配置にはドアが基準となります。
ドアが右隅にあれば左隅、というように、ドアと対角になるように配置しましょう。
もし、ドアがお部屋の真ん中にあるのであれば、ベッドは右隅か左隅に配置するようにしてくださいね。
ベッドの配置は様々な事を考慮して決めよう!
ベッドの配置によって、身体に影響が出る場所、安心する場所など様々な違いがあります。
また、お部屋を広く見せたい場合も、ベッドの置く場所によってはお部屋が狭く見えてしまうので、注意しましょう。
風水を取り入れたいという人は、ベッドをドアと対角に設置しましょうね。