腰痛に悩んでいる人必見!お布団に工夫するだけで和らぐ?

高齢者だけでなく、若い人も悩んでいる人が多い「腰痛」ですが、皆さんは痛い時どうしていますか?

皆さんが悩んでいるその腰痛、実はお布団に寝る時に少し工夫をするだけで和らぐかも知れません。

腰痛の原因から、ちょっとした工夫まで、全てまとめました。

皆が悩んでいる腰痛!その原因は?お布団を選ぶ時の工夫とは

最近では、高齢者だけでなく、20代~40代の人も腰痛に悩んでいるという人が増加しています。

何故若い人も、腰痛で悩むようになったのでしょうか。
それは、仕事中にずっと座っている、姿勢が悪い、筋肉が少ないなど、様々な原因が考えられます。

他にも、お布団が身体に合ってないなどの寝具による痛みもあるようです。

では、たくさんの人が悩んでいる腰痛は、どうすれば軽減出来るのでしょうか。
それは、寝具を選ぶ時に選ぶポイントを見直すなどの工夫をするということです。

選ぶポイントとしては、

・正しい寝姿勢になるもの
・柔らかすぎず硬すぎずのもの

を選ぶということです。

柔らかすぎる寝具は腰だけが沈み、また硬過ぎる寝具は腰や肩に圧力が掛かってしまい、余計に痛みを増幅させる可能性があります。

また、同じお布団を長い間使い続けているという人もいらっしゃいますが、お布団は毎日使うものですので、使用しているうちに段々とヘタリが出てきてしまいます。

そうなると、腰への負担は大きくなってしまいます。

ですので、お布団は3~5年のスパンで変えるようにしたほうが良いですね。

腰痛にはまず正しい寝姿勢

先ほど正しい寝姿勢になるものとお伝えしましたが、正しい寝姿勢とはどのような状態のことか知らないという人も多いのではないでしょうか。

正しい寝姿勢は、お布団で寝る向き、つまり仰向けと横向きで違ってきます。

仰向けの正しい寝姿勢とは、背筋を伸ばしてまっすぐに立った状態のまま、仰向けに寝転んだ状態のことを指します。

横向きの正しい寝姿勢は、背筋がまっすぐに伸びている状態のことを指します。

どちらも共通して言えるのは、「背骨を安定させている」ということです。

背骨にある中枢神経は、身体の中の重要な器官全てに繋がっているので、背骨がゆがんでしまうと、脳と身体の連絡が途絶えて、身体に不調を及ぼす可能性もありえるのです。

つまり、「背骨を安定させる」ということは、とても大切なポイントとなります。

では、仰向けや横向き、うつ伏せなど、寝る姿勢はたくさんありますが、どの姿勢が一番良いのでしょうか。

寝る姿勢で一番良い姿勢と言われているのは、「仰向け」とされています。

仰向けで寝ることで、胃液が逆流して消化管が炎症などのトラブルを起こすこともありません。

また、美容に関して敏感な方にうれしいポイントとしては、吹き出物やシワの予防にもなるというメリットがあります。

ですが、いびきや睡眠時無呼吸症候群などのリスクも高くなってしまうため、デメリットも見過ごせません。

また、仰向けが良いとは言いますが、枕が高すぎたり、ヘタったマットレスなどは腰への負担を大きくさせてしまうため、返って腰痛がひどくなってしまう可能性があります。

自分に合った枕やマットレスを使用したりと、一工夫するようにしましょう。

お布団選びにも工夫を!柔らかいものより硬いものが腰痛が軽減する?

では、次に柔らかすぎるもの、硬すぎるもののお布団や、マットレスが何故良くないのかを考えていきましょう。

まずは柔らかいお布団ですが、柔らかいものは、重い場所、つまり骨が飛び出ている場所が沈んでしまいます。

もし、背骨が曲がっているなど姿勢が悪い状態で寝ているとしたら、その部分が沈んでしまうため、寝ている間も悪い姿勢の状態が続いてしまうことになります。

他にも、柔らかいお布団は寝返りがしづらいため、寝返りを打つたびに腰に力を入れて寝返りをしなければならなくなります。

結果、腰への負担が大きくなり、腰痛のリスクを高くしてしまいます。

次に、硬いお布団はどうでしょうか?

硬いお布団は、姿勢が正しい位置に安定して置かれるため、柔らかいお布団とは違い、寝ている間正しい姿勢が維持される状態が続きやすくなります。

人間には自然治癒力があるため、正しい姿勢が維持されることにより、背骨の歪みが治り、腰痛の軽減に繋がるとされています。

ですが、硬いといっても、硬すぎるお布団は衝撃を吸収しないため、段々と身体が痛くなってくる場合もあります。

その場合は高反発のマットレスを購入するなどの、工夫が必要になります。

もし、腰痛で悩んでいるという人は、高反発のマットレスや、今使っているお布団よりも少し硬いものを選んでみると良いかもしれませんね。

腰痛の人はお布団選びが重要!自分に合ったものを選ぼう!

腰痛で悩んでいるという人は、自分に合ったお布団やマットレスを選ぶなどの工夫が必要となってきます。

腰痛を持っているという人は、柔らかいお布団は良くないと聞くと、「じゃあ高反発なものなら良いのでは?」と思ってしまいがちですが、高反発ならどんなものでも良いというわけではありません。

ある程度、機能性にこだわることも重要なポイントとなってきます。

では、腰痛にはどのようなお布団が良いのでしょうか。

まず、お布団選びの重要なポイントは、吸汗性と通気性が良いということです。
人間は寝ている時に、コップ1杯分の汗をかくとされています。

そのため、「暑くてお布団を剥いだけど朝方は寒くて目が覚めた」という状況になってしまうと、身体が冷えて腰痛を悪化させてしまう原因になってしまうこともあります。

いくら高反発が良いと言っても、身体に合う合わないがありますので、自分に合ったものを選ぶことが重要となってきます。

では、高反発マットレスはどのようにして選べば良いのでしょうか。

次にご紹介していきましょう。

姿勢から来る腰痛持ちの人は腰痛対策の高反発マットレスを選ぼう!

腰痛には高反発のお布団かマットレスが良いとお伝えしていますが、最近では様々なマットレスが販売されているため、どれを購入して良いか迷んでしまいますよね。

では、高反発マットレスはどのようにして選べば良いのでしょうか。

高反発マットレスには、腰痛対策に効果があるものが販売されているため、腰痛に悩んでいる人はこちらを購入すると良いでしょう。

腰痛対策に効果があるマットレスやお布団は、姿勢矯正の効果もあるので、最近では病院の先生なども推奨しています。

では何故、高反発マットレスが腰痛対策になるのでしょうか。

高反発マットレスは、体圧分散機能がついていて、身体をしっかりと支えつつ、身体の各所に掛かる圧を分散させ、一定の圧が掛かる状態にしてくれます。

そのため、寝ているだけで姿勢が良くなり、腰痛が起こりづらい身体へと矯正してくれる役割があると言われています。

また、高反発なベッドは寝返りをサポートしてくれる効果もあります。

人は寝返りをうつことで、身体をほぐしているので、血液やリンパの流れや、新陳代謝が良くなり、腰痛を予防してくれる効果も期待できます。

ですが、注意点としては、腰痛は様々な原因から起こりえるため、全ての腰痛に高反発マットレスが効くわけではありません。

あくまでも高反発マットレスは、姿勢の悪さから来る腰痛に効果があるということを頭に入れておきましょう。

日常生活に一手間工夫を加えることで、腰痛が改善する可能性もあるので、もし姿勢から来る腰痛ではないという人は、次の記事を参考にしてみてください。

朝の腰痛の原因とは?日常生活の工夫による改善策!

朝起きた時が一番腰が痛いという人もいらっしゃいますが、実は腰痛持ちの人とは違う原因で痛みが出ている可能性があります。

では、どのような原因が考えられるか見ていきましょう。

①寝姿勢が悪い

お布団に入った時の寝姿勢が悪いと、朝の腰痛の原因となってしまいます。

特にうつ伏せで寝ているという人は、寝ている間に腰へ負担が掛かってしまっているため、朝起きた時に痛みとなって出てくる人もいらっしゃいます。

もし、うつ伏せで寝ているという人は、横向きや仰向けで寝るように心掛けると良いでしょう。

②腰回りの血液の循環が悪い

朝起きた時は体温も低く、脈拍も緩やかなため、血液の循環が悪い状態となっています。
特に腰周りの筋肉が固くなっている人は、循環が悪くなっているため、腰痛が症状として出ることがあります。

③寝る前に食事をする

食後にすぐ寝てしまうと、内臓へ負担が掛かってしまい、背中や腰の筋肉が固くなってしまいます。
結果、血液循環の悪化へ繋がっていきます。

朝に腰痛に悩むという人は、以上のことが考えられます。

また、日常生活に工夫を加えることで改善することが出来るので、簡単にご紹介します。

・食事は2時間前に済ます

就寝する2時間前までには食事を終わらせておくことで、消化する時間が出来るため、血液の循環を悪化させる心配がありません。

・運動をする

歩く量を増やすなどをして、運動をすることで腰の筋肉が柔くなり、循環が良くなります。
ヨガなどは代謝も良くなるため、大変おすすめです。

寝る前のストレッチも効果がありますので、実践してみてください。

以上のことを日常生活で少し工夫することで、改善することに期待が出来るでしょう。

もし、朝の腰痛に悩んでいるという人は、実践してみてくださいね。

腰痛には様々なタイプがあり、対処法も違ってくる

腰痛には、姿勢から来るタイプと、日常生活が原因で来るタイプ、内蔵などの病気から来るタイプと様々なタイプがあります。

腰痛の種類によって、対処法が違ってくるため、自分の腰痛に合った対処法を探してみましょう。

姿勢から来る人は、マットレスやお布団を高反発に変える、日常生活が原因の人は生活の見直しや食生活の改善をすることで改善することが出来ます。

生活を見直して、腰痛を改善していきましょう。