ワイドハイターは万能!?見落としがちな洗濯槽も綺麗に!

主婦の皆さんは毎日洗濯や掃除、ご飯の準備に子育てなど家事に追われる日々ですよね。
毎日掃除はするけれど、やっぱり全てに手が行き届かないのが悩みではないでしょうか。

そんな毎日大変な主婦のみなさん、洗濯機の洗濯槽はお掃除を忘れてはいませんか?

どうやって掃除していいのかわからないという人は、ワイドハイターを使いましょう。

ワイドハイターを使うことで、手の回らない洗濯槽のお掃除も簡単にすることが出来ますよ。

ワイドハイターで洗濯槽のお掃除楽々!?ワイドハイターとは?

皆さんご家庭にワイドハイターはありますか?
お持ちの方は、お洋服の漂白などに使われているご家庭も多いのではないでしょうか。

そんなお洋服の漂白に使われるワイドハイターですが、実はお洋服以外にも、お掃除にも大変便利なものなのです。

ワイドハイターを使うことで、洗濯機の手の届かない内側の洗濯槽も綺麗にお掃除出来てしまいます。

そんな便利なワイドハイターとは、どんなものなのでしょうか?
実は詳しくは、知らないという方もいることでしょう。

ワイドハイターは、衣類用漂白剤として使われる酸素系漂白剤のことです。

成分は主に

・過酸化水素
・界面活性剤

から出来ており、水洗い出来るものにはどんな繊維の衣類にも使うことが出来る、主婦に取っては大助かりのアイテムです。

主に衣類の消臭や黄ばみ、黒ずみの漂白に使用します。

使い方にも様々な方法があり、洗濯機ですすぐ方法の他にも、落ちにくい汚れのときは塗布して使用したり、つけ置きをすることで衣服の除菌をすることも出来ます。

「除菌も出来て綺麗になる」ということは、お掃除にも使用出来そうですよね?

では、どんな使用方法があるのでしょうか。
この使用方法に関しては、後程お伝えするとして、次は種類についてお話ししましょう。

ワイドハイターにも種類がある

使用方法を知る前に、ワイドハイターにも種類がありますのでご紹介します。
今回は大きく2つに分けてご紹介します。

ワイドハイターを大きく分けると、「塩素系漂白剤」と「酸素系漂白剤」に分けられます。

・塩素系漂白剤

塩素系漂白剤のものは、主成分が亜塩素酸ナトリウムと言うもので出来ています。
この亜塩素酸ナトリウムは汚れを分解して溶かす特性があります。

塩素系の独特な臭いがありますが、強い殺菌効果があるのが特徴です。

・酸素系漂白剤

次に酸素系漂白剤ですが、主成分が過炭酸ナトリウムで出来ています。
汚れを浮かせて剥がすので、塩素系漂白剤と違い、目に見えて汚れが見えるのが特徴です。

塩素系漂白剤よりも洗浄力が穏やかなので、こまめな掃除をする必要があります。

また、洗濯槽などのつけ置き掃除には、酸素系漂白剤が適切です。

では、次は粉末と液体の違いについてご説明します。

ワイドハイターの粉末と液体 洗濯槽のお掃除に使えるのはどっち?

ワイドハイターには、酸素系漂白剤と塩素系漂白剤と2つの種類があるというのはわかりましたね。

さらにワイドハイターには、粉末と液体、2つのタイプがあります。

それでは、粉末と液体だと、どういった違いがあるのでしょうか?
また、どちらが洗濯槽のお掃除に効果的なのでしょうか?

・液体タイプ

液体タイプのワイドハイターの主成分は過酸化水素で出来ており、液性は酸性です。

水洗い出来るものに使用することが出来、洗剤と併用することで漂白効果が出てきます。
液体タイプは洗剤と一緒に入れられるので、ご家庭にあるのは液体タイプが多いのではないでしょうか。

・粉末ハイター

一方、粉末タイプのワイドハイターの主成分は過炭酸ナトリウムです。

そして、液性は弱アルカリ性なので、ウールや絹など特定のものには使用することが出来ません。
ウールや絹の製品に使用すると、黄色く変色してしまう事があるので気をつけましょう。

メリットとしては洗剤と併用することなく、漂白効果を出すことが出来ます。

デメリットとしては、粉末は「つけ置きしなければ漂白、除菌効果が生かされない」ということです。
効果を最大限発揮させるには、最大2時間のつけ置きをしなくてはなりません。

同じワイドハイターと言っても、液体と粉末では効果が全く違うことがわかりますね。

洗濯槽のお掃除にはつけ置きをすることでより強い殺菌、消毒除菌が出来る粉末タイプを使うと良さそうですね。

ワイドハイターを使って洗濯槽をお掃除!

では、ワイドハイターについてわかったところで、実際にワイドハイターを使って洗濯槽のお掃除をしましょう。

ここでは手順をご紹介します。

①洗濯機にお湯を溜めます。

まずは洗濯機のお湯を溜めましょう。
温度は40~50℃になるように調節して下さい。

お風呂の残り湯でも大丈夫です。

お湯の量はできるだけギリギリまで入れることで、洗濯槽全体を綺麗にすることが出来ます。

②ワイドハイター(粉末タイプ)を入れます。

商品説明欄を見るとわかると思いますが、入れる量は大体10Lに100gを入れます。

洗濯機の水の量の確認は、水位表示か、フタの裏に貼ってあるシール、または取扱説明書を見ると記載してあります。

8kgの洗濯機を使用していたら、70~80L程の水位となるので、ワイドハイターを全て入れます。

③洗濯機を5分程回し、フタを閉めて一晩つけ置きします。

④朝になると黒い固まりが浮いているので、ごみ取りネットなどで取りましょう。

⑤「洗濯機を回して、黒い固まりをすくう」の作業を黒い固まりが出なくなるまで繰り返します。

⑥ゴミが出なくなったら排水します。

⑦最後に洗剤も何も入れずに水位「高」の状態で洗濯機をまわして終了です。

文字にすると長く感じますが、実際すると簡単な作業なので、是非実践してみてくださいね。
この作業をするだけで洗濯槽を綺麗にお掃除することが出来ます。

洗濯槽のお掃除に使えるワイドハイター!注意事項を確認

洗濯槽のお掃除も出来て、衣服の殺菌消毒、漂白も出来る万能洗剤のワイドハイターですが、使用するときに注意するべきことがあります。

必ず使用上の注意を確認しましょう。

①収納場所には注意をしましょう。

子どもやペット、認知症の方が誤飲をしてしまう可能性があるので、手の届かない場所に収納するようにしましょう。

②熱湯では使わないようにしましょう。

40~50℃以上のお湯では効果を薄める可能性があります。

③詰め替えのときは注意をしましょう。

水や他の漂白剤、洗剤が混じっていないか確認して詰め替えをしましょう。

④他の漂白剤と併用しないようにしましょう。

塩素系や還元系漂白剤と併用、または混合してしまうと効果が落ちてしまいますので、注意しましょう。

⑤直射日光に注意しましょう。

漂泊中に直射日光の当たる場所でつけ置きをしていると、繊維が黄ばんでしまう事があります。
直射日光が当たる場所は避けて、漂白が終わり次第充分に水ですすいで下さい。

⑥目や口に入らないようにしましょう。

もし目に入ってしまった場合は、充分に水で洗い流しましょう。
飲み込んでしまった場合は、口をすすぎ、水をたくさん飲みましょう。

皮膚についてしまった場合は、すぐに水で洗い流しましょう。

どの場合も、異常が出たら必ずお医者様に相談して下さい。

ワイドハイターにも様々な商品がある!

主婦の味方、ワイドハイターにも様々な商品がありますのでご紹介します。
また、用途も一緒にご紹介していきます。

・ワイドハイター(液タイプ)

液性は酸性、主成分は過酸化水素で出来ています。
水洗いが出来る全ての繊維に使用可能です。

1Lの本体商品と、720mlの詰め替え用があります。

・ワイドハイターEXパワー(粉末タイプ)

洗剤で落としきれない汗や黒ずみもしっかり分解してくれます。
液性は弱アルカリ性で、主成分は過炭酸ナトリウムで出来ています。

水洗い可能な白物や、色物、柄が入っている繊維製品に使用することが出来ます。

ただし、毛や絹で出来ている製品には使用できないので注意しましょう。

洗濯槽のお掃除にはこちらがおすすめです。

・ワイドハイターEXパワー ガンコなシミ用

こちらは泡で出てくるタイプです。
食べ物や飲み物、汗などのシミに効果的です。

液性は酸性で、主成分は過酸化水素で出来ています。

水洗いできる白物や色物、柄物の衣類に使用することが出来ます。

・ワイドハイターEXパワー

ワイドハイターよりも濃縮された液タイプです。
液性は酸性で、主成分は過酸化水素で出来ています。

水洗いできる白物や、色物、柄物の衣類に使用することが出来ます。

水洗い出来ないものには使用することが出来ないので注意しましょう。

ワイドハイターで見えない洗濯槽もすっきりお掃除!

いかがでしたでしょうか?

ワイドハイターは衣類の漂白や除菌、殺菌だけでなく、洗濯槽も綺麗にすることが出来ます。

また、液タイプ、粉末タイプ、泡タイプと種類が豊富ですので、自分の好みのタイプを使用しましょう。

また、洗濯槽のお掃除には粉末タイプを使用すると、つけ置きが出来て綺麗にすることが出来るのでおすすめです。

ワイドハイターを使って忘れがちな洗濯機も綺麗にお掃除しましょうね。