ちょっとした棚がほしいな、と思ってもカラーボックスや既製品の棚は高いし、組み立てや移動が大変だったりして諦めたという人も多いのではないでしょうか?
そんな時は、今では100円ショップでも手に入る、「ワイヤーネット」を使ってみてはいかがでしょうか?
補強次第ではカラーボックスに負けないくらいの棚が作れてしまうのです。
そんなワイヤーネットのアイデアや補強の仕方についてまとめてみました。
ワイヤーネットで棚づくり!棚や補強に必要なアイテムは?
まずは、ワイヤーネットで棚を作るために必要なアイテムをご紹介します。
アイテムも100円ショップで手に入れる事ができるものが多いので、カラーボックスを買うよりも安価に済ませることが出来るかもしれません。
〇ワイヤーネットの棚を作るために必要なアイテム
・ワイヤーネット
3段にするのであれば最低でも6個は必要です。
・結束バンド
ワイヤーネットのつなぎめと、補強に使用します。
・突っ張り棒
支柱にすることで安定性を保たせることが出来ます。
これは、ワイヤーネット用のスタンドでも代用することが出来ますが、確実な安定が欲しい方は突っ張り棒をおすすめします。
以上のアイテムがあれば、簡単にワイヤーネットの棚を作ることが出来ますよ。
これなら、わざわざカラーボックスをご購入して、お家で組み立てる必要もありません。
ですが、注意することがあります。
安価で簡単に作ることが出来て、軽量で移動も簡単に出来る事がメリットのワイヤーネットの棚ですが、重いものを乗せたりすると真ん中がしなってしまうため、本などの収納はおすすめしません。
また、もし落下した時に危険な割れ物や、植物などは乗せないようにしましょう。
ワイヤーネットの棚にあると便利なアイテムと補強アイテム
では、ワイヤーネットの棚にあると便利なアイテムや、補強のためのアイテムはどんなものがあるのでしょうか。
○ジョイント
ワイヤーネット専用のジョイントは、結束バンドよりも頑丈にワイヤーネットのつなぎめを固定してくれます。
また、固定しながら角度を変えたりすることが出来るので、ワイヤーネットを扉のように使うことも出来ます。
ご購入する時は、ワイヤーネットのサイズを確認してから選ぶようにご注意して下さいね。
○フック
ワイヤーネットを壁にかけて使う際に使用します。
使う用途によって耐荷重も違ってくるので、ご購入する際は「どんなものを収納するのか」を考えて、適切な物を購入してください。
また、耐荷重は下がってしまいますが、釘など壁に穴を開けずに粘着テープで固定する事が出来るタイプのものもあるので、壁に穴を開けたくない人にもおすすめです。
○突っ張り棒
突っ張り棒はワイヤーネットの相棒といってもいいくらい便利なアイテムです。
支柱として補強に使ったり、流し台の下の収納スペースに棚を作りたい場合は、突っ張り棒に結束バンドでワイヤーネットを固定し、突っ張ることで棚として使うことも出来ます。
○キャスター
ワイヤーネットだから、キャスターを付けることを諦めていませんか?
ワイヤーネットでも結束バンドを使用することでキャスターを取り付けられます。
これで、荷物を出して持ち上げなくても移動することが出来ますね。
こうした便利アイテムや補強アイテムを使うことで、100均製とは思えないほどの便利な棚にすることが出来ます。
作る場合は、ぜひご利用してみてくださいね。
ワイヤーネット棚の基本的な作り方!補強も忘れずに
たくさんのアイデアを思いついている人もいると思いますが、自分好みの棚を作る前に、まずは基本的なワイヤーネット棚の作り方を知りましょう。
今回は、3段の棚の作り方です。
①床に4つワイヤーネットを並べます。
まずは、1段目です。
箱の形になるように、ワイヤーネットを真ん中に置き、上、左、右にワイヤーネットを置いて、結束バンドで仮止めをしましょう。
②ワイヤーネットを立てます。
上、左、右に設置したワイヤーネットを立てて、それぞれ、結束バンドで止まっているか確認します。
これで、1段目が完成です。
この1段目を3つ作成します。
③3つ作ったら、上に乗せていき、下の段と結束バンドで仮止めします。
④仮止めが終わったら、中間の部分などを固定するように、結束バンドで補強していきます。
⑤四方の隅に突っ張り棒を立てて付け、結束バンドで固定し、完成です。
突っ張り棒を下の段に少し長めに取り付けることで、もう1段増やすことが出来ます。
いかがでしょうか?
女性でも簡単に作れてしまう事がお分かりいただけると思います。
また、分解も簡単なので、お引越しが多いご家庭にも大変、重宝される棚です。
ワイヤーネットを使った棚のアイデア①台所~洗面台編
ここでは、台所でどんな場所にワイヤーネットの棚を使うと便利なのか、ご紹介していきます。
・シンク下
シンクの下やコンロの下のスペースにワイヤーネット棚を付けることで、調味料やフライパンなどの収納棚にすることが出来ます。
調味料は、台となるワイヤーネットを斜めに結束バンドで固定し、補強することによって取り出しやすくすると、使い勝手が良いですね。
・ベランダの洗濯物干し
ハンガーにワイヤーネットを固定し、竿に引っ掛けるだけで、洗濯に便利なハンガーにすることが出来ます。
洗濯物が多くて干しきれない時にも使えますし、ハンガーは大量に購入すると意外な出費となってしまうことがあります。
その点、洗濯バサミを取り付ければ、ただそこに止めるだけなので安価に済ませられます。
・タオル棚
壁に吊るすことで、タオルラックとしてご使用することも出来ます。
壁に吊り下げるだけなので、余分なスペースを確保する必要もありません。
また、洗剤の収納棚にもなるので、洗面台には必要不可欠な棚となるかもしれません。
ワイヤーネットを使ったアイデア②クローゼット~リビング編
台所や洗面台などの水回り以外にも、リビングやクローゼットの中などの日頃からよく利用するスペースにも、十分に役立つのがワイヤーネットの棚です。
では、どんなアイデアがあるのでしょうか。
・衣装ケース
衣装ケースはサイズも様々な種類があるため、ご自宅の押入れなどにピッタリのサイズを探すのは、苦労しますよね。
そんな時は、ワイヤーネットの棚を使って、オリジナルの衣類収納を作ることが出来ます。
スカーフやシワがつきやすいシャツなどは、ハンガーにかけて収納するスペースを作れば、シワになることはありませんし、収納が便利です。
・赤ちゃんやペット用の衣装収納
赤ちゃんやペットのお洋服はサイズが小さいため、クローゼットに収納するとデッドスペースが出来てお悩みの人も多いと思います。
そんな時もワイヤーネットで収納を作ることによって、デッドスペースを作ることなく、うまく収納することが出来ます。
また、赤ちゃんなどが触らないようにジョイントで補強をし、扉を付けることも出来ますよ。
その他に使えるワイヤーネットのアイデア
棚ではありませんが、ワイヤーネットは様々な事に使用できます。
そんなワイヤーネットを使ったアイデアもご紹介します。
・プレイスペース
ワイヤーネットをジョイントでつなぎあわせ、結束バンドで補強し、L字型に配置することでプレイスペースにすることが出来ます。
家具などに挟むなど工夫をすると、赤ちゃんがつかまり立ちをしても転倒の心配がありません。
・ベビーゲート
突っ張り棒2本をワイヤーネットに取り付けることで、ベビーゲートを作ることが出来ます。
ハイハイするようになったお子さんも、ベビーゲートがあれば安全ですよね。
・ゴミ箱
ワイヤーネットを箱状に結束バンドで固定、補強することで、ゴミ箱を作ることが出来ます。
また、キャスターを付けることで可動式にすることが出来るので、台所にあると便利ですよね。
ワイヤーネットは棚以外にも様々な使い方が出来る!
ワイヤーネットを棚として使えば、簡単な収納スペースを作ることが出来ます。
また、壁に吊り下げることも出来るので、アイデアを考えて、様々な場所に活用してみて下さい。
棚以外にも、赤ちゃん用のゲートであったり、ゴミ箱であったりと、様々な使い方がありますね。
ぜひ、自分なりの使い方を発見してみて下さい。