お布団にカバーを付けるのは、面倒だと思っている人が多いのではないでしょうか?
面倒だから、布団カバーを付けずに使っている人もいるかもしれません。
ですが、布団カバーには汚れ防止や保温を高める役目があります。
ですので、お布団を使う時にはカバーを付けて使用した方が良いです。
今回は、面倒な布団カバーの簡単な付け方をご紹介します。
良質な睡眠のためにもお布団はカバーを付けて利用すべき
お布団に、カバーを付けて利用していますか。
カバーの付け方が面倒なので、洗う頻度や交換する頻度が下がりがちではないでしょうか。
しかし、良い睡眠を得るためにもカバーは利用すべきです。
睡眠中はたくさんの汗をかきます。
シーツやお布団にカバーを付けていると、カバーが汗を吸ってくれるので、お布団が汗で汚れることがありません。
また、汗をかくことが多い夏は頻繁に洗っても、冬はあまり洗わない人もいるようです。
しかし、冬場でも睡眠中は多くの汗をかいていますし、カバーやシーツには多くのダニが潜んでいます。
冬でも1週間に一度は洗って、カバーをきれいにしましょう。
保温性・吸湿性などを高め、快適に眠れるようサポートしてくれる役割もあります。
冬場などは、カバーがないと寒くて熟睡することができなくなってしまいます。
また、清潔なシーツやカバーに包まれて眠りにつくと気持ちがいいです。
心も体もリラックスできるので、熟睡をすることができます。
サイドにファスナーや内側にひもがある掛け布団カバーの上手な付け方
掛け布団のカバーを付けることを苦手に感じている人は、多いと思います。
布団カバーなしでは、冬は保温が十分できなくてスースーしますし、夏は吸湿性が悪くなるのでジトジトします。
ぜひ、カバーを付けてお布団を使いましょう。
掛け布団の簡単な付け方をマスターすれば、カバーを付ける時も面倒だという気持ちになりません。
それでは、掛け布団のカバーの付け方をご説明していきます。
①掛け布団を広げます。
カバーは裏返しにして、ファスナーを全開にしておきます。
②広げた掛け布団の上に、裏返しにしたカバーを重ねます。
このとき、掛け布団の表とカバーの表、または裏と裏がくっつくように置きます。
③布団カバーの紐を、お布団本体のループにくくり付けます。
このとき、ファスナーが付いている部分にあるループに、紐をくくり付けないようにするのがポイントです。
⑤開いているファスナーの部分からカバーの中に手を入れ、奥側のカドをお布団とカバーごとつかんで引っ張り出します。
角をきれいに整えて、全体をきれいにします。
⑥ファスナー部分のループにも紐をくくって、ファスナーを閉じれば完成です。
下側が開いている布団カバーの付け方
サイドにジッパーがあるタイプや、内側に紐が付いているタイプの布団カバーに比べて、下側が開いているタイプの布団カバーは付け方が難しいです。
日本製のものであれば、サイドにジッパーがあるタイプや、内側に紐が付いているタイプがほとんどですが、外国製品を購入すると、下側が開いている布団カバーの場合があります。
その場合の簡単な付け方もご紹介しましょう。
①布団カバーをひっくり返して、そのカバーの上にお布団を置きます。
サイドにジッパーがあるタイプや、内側に紐が付いているタイプのお布団にカバーを付ける時と置き方が反対ですので注意して下さい。
②お布団とカバーを重ね合わせたままくるくると巻きます。
大きな海苔巻きを作っていく要領で行えばいいです。
③カバーの口に手を入れて、お布団の端をつかんで引っ張り出します。
反対側も同じように、お布団の端をつかんで引っ張り出します。
④くるくると巻いていたものをほどいて平たくし、シワを伸ばせば完成です。
ボックスシーツの付け方
敷布団のカバーは付けやすいですが、ボックスシーツは付け方が難しいです。
そのため、上手に付けることができないと思い、苦手意識を持っている人もいるでしょう。
そこで、ホテルのようにピンと張れる付け方をご紹介します。
コツはシーツを下に引っ張るのではなく、対角線上に引っ張って、コーナーにシーツを入れこむことです。
下に引っ張っただけではシワがきれいに伸びません。
×を頭に思い描いてシーツを引っ張りましょう。
①頭の部分にシーツを入れます。
②下の部分を対角線上に引っ張り、コーナーに入れこみます。
右部分を引っ張ったときには右下のコーナーに入れて、左部分を引っ張ったときには左下のコーナーにシーツを入れ込みます。
③シワが伸びるように、四隅をそれぞれ順番に引っ張っていきピンと伸ばします。
④全体を整えたらできあがりです。
この方法なら、ホテル並みにきれいにシーツを付けることができるので、見た目も美しいです。
綺麗にベッドメイクをしていると、夜になって寝るのが楽しみに感じるでしょう。
布団カバーの上手な付け方のコツはサイズ選び
ここまで、布団カバーの上手な付け方をご紹介してきましたが、上手にカバーを付けるには、もうひとつ重要なことがあります。
布団カバーはお布団のサイズに合ったものを使いましょう。
布団カバーの上手な付け方はカバーのサイズがポイントです。
お布団に合っていないサイズのカバーを使うと、上手に付けることができません。
成人のお布団のサイズは、シングルとダブルに分けられますが、シングルでもシングルロングという、通常のシングルよりも長さがあるものがあります。
これはダブルでも同様で、ダブルロングは通常のダブルよりも長さがあります。
そして、ダブルの上にはクイーンサイズがあり、ダブルと長さは同じでも幅が広いです。
この場合、布団カバーはお布団と同じサイズのものを選んで下さい。
大きすぎるサイズの布団カバーを利用しても上手に付けることはできませんし、見た目が非常に悪いです。
布団カバーを購入する時には、まずはお布団のサイズを確かめてからお布団と同じサイズのカバーを購入しましょう。
一方、敷布団のカバーを購入するときにも注意点があります。
お布団の厚みが特に厚いとかマットレスのように角張った形の場合には、カバーのサイズをお布団より多少長めのものにすると付けやすいです。
お布団とカバーをちょうど同じサイズにするとお布団に幅がある分、カバーの中に入りきらなくなるからです。
また、マチがあるカバーを使えば、サイズが同じでもぴったりと収まります。
布団カバーを即効で乾かす方法
布団カバーが一枚しかない場合、洗ったその日のうちに乾かなければ、カバーなしで寝ることになってしまいます。
ですが、「カバーは付け方も難しいし、1日くらいカバーが無くてもかまわない」なんて考えてはいけません。
洗い替えがあれば便利ですが、ない場合には即効で乾かす方法を覚えておくと良いです。
◯乾かし方
物干し竿や突っ張り棒2本を平行に並べ、布団カバーをM字型にして干しましょう。
M字にすることで、風が通りやすくなるので、普通に干すよりも乾きが早くなります。
しかし、「うちには物干し竿が1本しかない」という人もいるでしょう。
1本の場合は、対角線に合わせて三角形に折る三角干しをすると良いです。
また、早く乾燥させるには、途中で向きを変えると良いでしょう。
大きな洗濯物を小さな洗濯物と一緒に干すときには、空気が洗濯物の間を通るように、大きいものと小さいものを交互に並べ、なるべく間隔をあけて干しましょう。
洗濯物の間を空気が通りやすくなるので乾きも良くなります。
お布団のカバーは裏技を使って簡単に取り付けよう
シーツやカバーをお布団に取り付けて、気持ち良い状態で眠りにつきましょう。
面倒な布団カバーの取り付けも、裏技を使えば簡単です。
シーツやカバーは汚れを防いでくれますし、保湿効果や吸湿性もあります。
お布団にカバーをしないまま使うと不衛生ですし、ダニの温床となってしまいます。
お布団にカバーを取り付けて使うだけで、快眠効果が期待できますよ。
1週間に1度は洗ってきちんとお手入れすれば、良質な睡眠が手に入ります。