寒い日にこたつが壊れたら買い替えた方がいいのでしょうか?
最近はこたつも安く手に入るので、修理をすると、新しく買うよりも高くつくイメージを持っている人もいるかもしれません。
こたつの修理代はどのくらいかかるのでしょうか?
また、自分で修理をすることは可能なのでしょうか?
こたつの修理代!無料になるケースも
こたつが急に動かなくなり、壊れた場合に修理をすることを検討するでしょう。
こたつの寿命は10年と言われています。
これは、こたつのヒーターの寿命でもあります。
10年近く経ったらヒーターは壊れやすくなるのです。
しかし、電気屋さんでこたつを購入し、メーカー保証がついている期間内に故障をしたら、修理代は無料です。
保証内であればお金がかかることなく、修理をしてもらえます。
ただし、保証期間を1日でも過ぎてしまうと、修理代が発生するので注意してください。
また、メーカー保証のほかに電気屋さんが独自に行っている保証に入っている人もいるでしょう。
この場合、メーカー保証よりも、かなり長期間の保証となっています。
5年保証や10年保証があり、この保証期間内であれば無料で修理をしてもらえます。
しかし、商品購入金額までの修理代は無料でも、それを超えると実費がかかってくる所もあります。
こたつのヒーターが壊れた?コードの劣化が原因かも
どんなものでも、新品で購入したときから劣化が始まっていきます。
こたつも、購入して使用していると不具合が起きることがあります。
こたつは10年近くは、耐久性があると言われていますが、ヒーターが壊れると使えなくなってしまいます。
ヒータ-と言えばこたつの心臓部です。
年数がかなり経っているこたつが壊れてしまった時には、ヒーターの故障を疑った方がいいです。
あまり年数が経っていないのにこたつの不具合が起きた場合、ヒーターではなくコードが劣化したことが原因かも知れません。
コードが断線していて電源が入らなくなっているのです。
こうした場合は、すぐに修理に出さずに、まずはコードを交換してみましょう。
コードはホームセンターなどでも1000円ほどで手軽に手に入ります。
もしかすると、高い修理代を出さなくても治るかもしれません。
ちなみに、こたつのコードは2タイプしかありません。
「2ピン」と「3ピン」です。
1万円程度の安いこたつで温度調節機能が付いていないものは2ピンです。
コードに温度調節機能が付いているのは3ピンです。
この、ピン数(2ピン、3ピン)さえ合っていれば、こたつ本体とコードのメーカーが違っても問題なく使用できます。
修理代も修理期間もかかる!一般的な対応
こたつが動かなくなり、修理に出し、保証がない場合には実費で修理代を支払います。
こたつを購入した電気屋に持っていく場合、この電気屋からメーカーに渡して修理を依頼します。
そして、修理を終えたらメーカーから電気屋に戻ってきます。
電気屋から修理が終えた連絡があれば、こたつを取りに行くことになります。
この過程は、3週間~4週間近くかかります。
それも、こたつを修理に出した場合、購入したときの金額よりも高い修理代となる可能性が高いです。
お店によっても違いますが、数万円は必要になるでしょう。
また、このように修理代が高くかかってしまうと、新しいこたつを買った方が良かったと後悔をしてしまいます。
修理にも時間がかなりかかります。
車を修理に出せばその間代わりに車を貸してもらえますが、こたつを修理に出している間、代わりのこたつを借りられるわけではないので、寒い部屋で過ごすことになってしまうかもしれません。
そこで、次項では、こたつを自分で修理する方法についてご紹介します。
こたつの修理代を節約!自分で修理してみよう
こたつのヒーターが壊れた場合、電気屋さんに修理を依頼すれば時間はかかりますし、修理代は高くつきます。
ですから、できることなら自分で修理をして修理代を大幅に浮かせましょう。
ヒーターはこたつ本体から簡単に外せます。
ほとんどのものは、ねじで固定してあります。
手で簡単に回せるねじもあればドライバーが必要なねじもありますが、いずれの場合も女性でも簡単に取り外せると思います。
こたつの種類やメーカーによってベストなヒーターがありますから、今使っているヒーターと同じもののヒーターを購入するといいでしょう。
ただし、こたつの中にはヒーターとこたつが一体型となっているものがあります。
別々になっていると取り外せるのですが、このようなものは取り外すことができない仕組みになっています。
この場合には、残念ですが、修理を頼むか新しく買い替えるしか方法はないかもしれません。
また、掘りごたつを利用している人もいるでしょう。
掘りごたつのヒーターも、実は自分で取り外しができますが、なかにはすんなりと取り外すことができない場合もあります。
あまり負荷をかけすぎると不具合が生じてしまいます。
どうしても外すことができない場合、修理代が必要になったとしても電気屋さんなどプロに依頼すべきです。
こたつのヒーターの処分方法
こたつのヒーターが壊れていて、修理代を支払いことなく自分で修理した場合、壊れたヒーターが手元に残りますよね。
壊れて使えなくなったヒーターは処分するしか方法がありません。
処分方法には2通りあります。
一つ目の処分方法は、行政の決まりに沿って行うことです。
ヒーターはたいていの場合、粗大ごみとして扱われます。
粗大ごみの処理券を購入して、指定された場所に出せば引き取りを行ってくれます。
また、小さな家電製品の位置づけとして埋め立てごみの日に回収をしてくれる所もあります。
これは居住地域の行政によって異なりますから、自分の住んでいる地域のごみ回収に沿って廃棄処分しましょう。
2つ目の処分方法は、ヒーターを購入した電気屋に引き取ってもらうことです。
新しいヒーターを購入する場合だけ、使用済みのヒーターを回収してくれる所がありますから、お店のサービスを調べておきましょう。
これは、どの電気屋でも行っているサービスではないので、お店に引き取ってほしいなら引き取りサービスを行っている所で、新しいヒーターを購入するといいですね。
廃棄する手間が省けます。
まだ使えるこたつのヒーターを交換した場合
こたつのヒーターは10年程度使うことができます。
10年近く使っていて急に動かなくなると修理代もかさむし嫌だと思って、壊れる前にヒーターを交換する人もいるでしょう。
この場合、ヒーターは壊れたわけではないので、まだ使うことができます。
壊れていないヒーターを廃棄処分するのはもったいないです。
使用済みのこたつヒーターでもまだ使えるようであれば「リサイクルショップ」で売ることができます。
高く買い取ってくれることはありませんが、0円ではない限り売った方がお得です。
リサイクルショップによっては、こたつとヒーターがセットになっているものだけしか買取をしないお店もあるので、リサイクルショップに持ち込む前に確認をしておきましょう。
ただし、壊れているヒーターは絶対に買い取ってもらえないので気を付けてください。
こたつが壊れても自分で修理をすれば修理代が大幅に浮く
こたつは寒い時期になったら使うものですが、使わないシーズンが長いので、こたつを出したものの使えなくなっていた、ということも起きます。
電気屋さんに修理を依頼すれば長く時間がかかりますし、修理代も高いですよね。
こたつはヒーターが壊れて使えなくなることが多いので、ヒーターを取り換えれば再び動くようになるかもしれません。
自分でヒーターの取り換えをすれば、修理代も高くかからず経済的ですよ。