子供が保育園に入園する事が決まったら、必要な物を準備していかなければいけません。
お昼寝布団もその中の1つです。
では、お昼寝布団はどうやって持って行きますか?
お昼寝布団を買った際に袋がついていればそれを使えますが、そうでない場合はどうしましょう。
毎日たくさんの荷物を持って登園するのは本当に大変です。
その大変な毎日が少しでも楽になる方法をご紹介していきましょう。
そもそもお昼寝布団用の袋って、必要?
多くの保育園ではお昼寝布団は毎週末に持ち帰り、週明けに持って行くことになります。
車通園の方は持ち運びも簡単ですが、徒歩や自転車での通園となると布団をそのまま持って行くことは難しいです。
特に雨の日は傘をさして荷物を持ち、そのうえ子供の手もつなぐので、なるべく肩にかけられる方が移動しやすいでしょう。
紐で締め上げて小さくして、それを自転車の後ろに乗っている子供に持たせている風景も見ますが、これは危険です。
もし落として道路の方に転げてしまったら、事故につながることもあり得ます。
いくら子供がしっかりしていても、リスクがあることはなるべく避けましょう。
週に2回の持ち運びが数年間続くことを考えると、袋に入れることで少しでも楽になるなら用意した方が良いかもしれません。
お昼寝布団用の袋は買う?それとも手作りする?
お昼寝布団に専用の袋がセットになっているものは、袋のサイズもそのお布団に合っているのでそのまま使えます。
しかし、それが布製の場合、雨の日はどうでしょう。
お昼寝布団を袋に入れ、それにゴミ袋(70ℓくらいが丁度いい大きさです)を上から被せるのも1つの方法です。
しかし、梅雨の時期は雨が続くので、毎回ゴミ袋を被せるのが面倒に思えるなら、防水の袋を用意した方が良いかもしれません。
また、多くの袋が3つ折りして入れるタイプのものになっています。
3つ折りしたものよりももっと小さく畳んで運びたい方は、小さめの袋を用意した方が良いでしょう。
布で作るなら手縫いでも大丈夫ですが、ナイロン製で厚手となるとミシンがあった方がスムーズに作れます。
最近ではサイズや柄などの種類も多く、しかも安いので、お気に入りのものが見つかれば買うのが一番楽でしょう。
しかし、どうしても子供の好みの柄で作りたい場合は、オーダーして作ってもらうことも可能です。
ネットで探すとかなりたくさんのお店があるので、納期や値段など色々相談して作ってもらいましょう。
子供のお気に入りの柄だと、喜んで持ってくれるかもしれません。
お昼寝布団を選ぶときに気をつけたい事
園によっては専用のお昼寝布団を買わなければいけないこともあるので、まずは園に確認しましょう。
お布団は何度も買い直すものではないので、じっくり選んでいきたいところです。
①サイズ
指定サイズを設けている園もあるので、必ず事前に確認しましょう。
多少の違いは大丈夫かもしれませんが、収納スペースの関係上なるべくそのサイズに近いものの購入をおすすめします。
②洗えるお布団
子供は汗をたくさんかきます。
また、おねしょをする場合もあります。
週に何度か続くと干すだけでは臭いが取れなかったり、黄ばんでくることもあります。
できれば在園中は1つのお布団を使い続けたいので、洗って清潔を保てるお布団を選びましょう。
③コンパクトに畳めるお布団
専用の袋がついている場合は、折り畳んで袋に入れらるようになっています。
しかし、素材によっては、畳んでもあまり小さくならないものもあります。
お布団の質は大事ですが、ある程度は小さくなる方が持ち運びしやすいでしょう。
④素材
肌の弱い子供は、綿100%のものやガーゼ素材のカバーがおすすめです。
また、防ダニ素材も最近では増えてきています。
市販のもので種類が多く安価なものはポリエステルですが、汗を吸収しないのが難点です。
ただし、丸洗いできるので、手入れは一番簡単です。
素材に関してはそれぞれ一長一短があるので、手入れのし易さや子供にあったものを選びましょう。
子供が2人いる場合、袋も2つ必要?
ただでさえ多い荷物が2人分となると、それはもう恐ろしい量になります。
車なら駐車場からのわずかな距離で済みますが、徒歩や自転車、電車通園となると本当に親にとっては大変な重労働です。
それに荷物だけでなく、動き回る子供も連れているわけです。
お昼寝布団を袋に入れて運びやすくしても、それを2つ持つとなるとかなりかさばりますし、加えて2人分の荷物を持つとなると、何かあった時に咄嗟に手を出せなくなります。
特に子供のカバンの指定がない場合は、リュックにして軽いものは持ってもらいましょう。
そして、お昼寝布団は、圧縮袋に入れるとかなり薄くなります。
そうすると1つの袋に2つ入れることができます。
子供のお昼寝布団は柔らかく軽いので、掃除機で吸うタイプではなく、上から押さえて使う圧縮袋でも十分コンパクトになります。
保育園を選ぶ時は、荷物の事も考えよう!
保育園を選ぶ際にどこにポイントを置いていますか。
園の雰囲気・教育方針・保育士や園長・給食…などたくさんあると思いますが、ここに加えていただきたいのが、以下の2つです。
●入園時に揃えるもの
●月々に家庭で用意するもの
同じ認可園でも、園によってかなりの差が出るところがこの2つです。
お昼寝布団からシーツ・エプロン・お箸等の必要なもののほとんどがリースできる園もあれば、全て各家庭で準備しなければいけないところもあります。
ただでさえ大量となる荷物に、夏場はプールセットも加わります。
行事があれば、その都度準備するものも増えるかもしれません。
荷物が多い日に限って、歩きたがらない子供を抱っこすることも少なくないでしょう。
園で用意してもらえる場合は、楽な分出費も増えます。
しかし、大荷物を抱えての毎日登園するとなると、体力的負担か金銭的負担かをよく考えなければなりません。
園に通うのは子供ですが、その園で必要なものを準備するのは親です。
お昼寝布団のように、袋に入れてもそこまで小さくならないものもあります。
色々な角度から見て、親子に合った園を選びましょう。
送迎で気をつけたい事
保育園・幼稚園の送迎時は親にとって大変忙しい時間です。
それが交通量の多い時間だとなおさら気を付けなければいけません。
実際事故に遭ったことはなくとも、ヒヤリとした経験がある方は多いのではないでしょうか。
特に雨の日は事故が多いので、いつもよりも気を付けましょう。
●雨の日に特に意識すること
①時間に余裕をもつ
雨の日は交通量も増えますし、子供の歩くスピートも遅くなります。
いつもより余裕を持って行動しましょう。
②自転車に乗る場合は合羽を身につける
できれば避けたいですが、やむを得ず自転車に乗らなければならないこともあります。
子供を乗せて、そのうえ荷物が多いとバランスを取りにくく転倒しやすいです。
傘をさしての片手運転は危険ですので、ぜひ合羽を身に着けてください。
③体調が悪い時は、タクシーを使う
無理をすると後々大変なことになりかねません。
わずかな距離で出費したくないと思うかもしれませんが、まずは親子にとって安全な方法が1番です。
④濡れてほしくない荷物は防水を!
お昼寝布団や着替えの服などは特に雨から守りたいものです。
そのためにも、お昼寝布団用の袋だけでなく他の荷物も防水の袋に入れましょう。
子供用のリュックなど小さいものは、ス-パーの袋でも十分です。
家にあるものも上手に活用しましょう。
送迎時のイライラを少しでも減らすために
毎日の送迎は親子にとって大変な時間です。
大量の荷物を抱え、そして時には園に行きたがらない子供の手を引っ張って行かなければなりません。
荷物はなるべくコンパクトにしたいですが、ある程度までしか小さくならないお昼寝布団は強敵です。
そんなお昼寝布団でも袋に入れるだけで持ち運びしやすくなります。
少しの工夫で送迎が楽になります。
もし今持ち物で大変な思いをしている方は、今一度見直してみてはいかがでしょうか。
少しでも親子の負担が減って、楽しい園生活になることを願います。