お部屋の中の照明の電球や蛍光灯が切れたら、すぐに取り替えますよね。
切れた状態でずっといるのは、日常生活に支障が出てくる恐れがあります。
特にトイレなどは、他の部屋よりも電球を交換するのに最優先したい場所です。
そこで、トイレの電球を交換するにあたって知っておきたいのが、カバーの取り外し方や取り外せない時の対処法でしょう。
電球の外し方をマスター!トイレ編
電気の電球や蛍光灯は、切れる間際にチカチカと点滅したり、スイッチを入れてもすんなりと明かりが点かないことがあります。
そして、最悪なのが何の前触れもなしに、突然切れてあたりが真っ暗になることです。
特にトイレにいる時に暗くなってしまうなどしたら、とても困ります。
もし、すぐに取り替えられるなら、取り替えたいものです。
ところが近年のトイレの電球の取り替え方も難しくなってきていて、そうそう簡単には取り替えられないといった事例が多いのです。
昔は裸電球が露出していて簡単に取り替えられたものですが、今はインテリアを重視したデザイン性を備えたカバーなどで覆われていて、すぐに取り替えることはなかなかできないようになっています。
そこで、取り外しにくい電球のカバーの外し方をマスターし、トイレの突然の玉切れに備えるようにしましょう。
そのためにはいくつか知っておきたい事柄が必要になってきますので、これからお話することをしっかり覚えていきましょう。
電球の外し方に気をつかう!トイレの場合
電球の外し方で気を付けたいこととして、トイレの電球を取り替える時に気を付けたい事柄についてお話していきます。
一般的に電気の通電状態で、電球の取り外しや取り付けなどの作業は危険です。
まずは作業をする前に一旦ブレーカーを落として、電気が通らないようにしておきましょう。
万が一、夜間の作業になってしまうといった場合には、ライトが必要です。
ライトは防災の時などにも使いますので、決まった場所にあらかじめ置いておき、すぐに手にできるようにしておくと、すぐに用意できて暗い場所での電球の交換などがスムーズにできます。
これは、トイレの電球を交換する以前のお話ですね。
また、電球のカバーを取り外すのにドライバーなどが必要になる場合があります。
取り付けてあるカバーの種類によっては、ビスで止めているものもありますので、ドライバーも用意しておきましょう。
高いところにある電球の交換は足場が必要になってきますが、トイレなどの狭い場所での作業は幅が取られ、なかなか難しい場合もあります。
このような作業がしづらくならないように、予めホームセンターなどで折り畳み式の小さな台などを購入しておくと、スムーズに取り替えられます。
大きな脚立しかない場合には、購入しておくと便利でしょう。
小さな台は電球交換のためにのみ購入するというのではなく、ちょっとした高いところに手が届くといった便利さから、一つは持っておくといろいろな場面で活躍してくれます。
もし、あえてお金を出して購入したくないといった時には、お風呂の椅子でも代用できます。
コツがいる電球のカバーの外し方をトイレで発揮
デザイン性を備えたオシャレなトイレの電気のカバーを外して電球を交換するというときに、カバーの外し方がわからないといった話をよく聞きます。
トイレも一種の室内空間を保っていて、昔のように用を足すという目的だけでなくなっているのが、大きな理由の一つです。
電球が露出している状態なら簡単に取り替えられますが、最近の電球の交換には、大体のものが最初にカバーを外すという作業があります。
また、トイレのカバーには、様々なタイプがあります。
「電球をすっかり収納してしまうタイプ」や、「半露出型のタイプ」、「ダウンライトのような天井に電球が埋め込まれているタイプ」などがあります。
半露出タイプは、裸電球を替えるのと同じくらい手間がかからないものです。
電球にカバーがかかってはいるけれどすべて覆われておらず上下が開いていて、その開いている場所から電球を取り替えられるといった、カバーを外さなくていいタイプのカバーです。
このタイプだと、電球の交換はとても楽にできます。
しかし、しっかりカバーがかかっているものが多くあるというのも事実です。
どこにも隙間がなく電球がカバーですっかり覆われている場合の交換は、「ネジで止められているもの」と「カバーを回して取り外すもの」に分かれます。
交換する時に、あらかじめネジがあるかどうか見ておきましょう。
できれば取扱説明書を手元に置いておき、必要ならカバーの取り外し方を調べておくのもいいでしょう。
いずれの場合であっても、電球を取り替えるためにカバーを外すには、ちょっとしたコツがいります。
ダウンライト式の電球のカバーの外し方、トイレでは?
先ほどは一般的によくある種類の、トイレの電球のカバーについてお話しました。
電球のカバーの外し方は、ネジがあったらドライバーで緩めてから外したり、ネジがなければカバー自体を回して外し、トイレの電球を取り替えるといった方法でしたね。
これまでお話したカバーは、天井に取り付けられているにしろ、表に出ているものばかりです。
しかし、天井に埋め込まれているダウンライト式の電灯でカバーがはまっている場合には、今までご紹介した外し方はできません。
ではどうやったら、ダウンライトのカバーを外して電球を交換できるのでしょうか?
カバーをよく見ると、円形のプラスチックの枠がはまっているのがわかるかと思います。
大抵のダウンライトですと、この枠を真下に引き下げることでカバーが外せ、電球が交換できます。
しかし、枠を引き下げる時には、注意が必要です。
ダウンライトの種類によっては、枠にバネがあります。
強く引っ張ってしまうとバネが伸びてしまったり取れてしまいますので、ゆっくりと作業するようにしましょう。
間違えないように!トイレの電球の種類
今までは、トイレの電球のカバーの外し方を見てまいりました。
ここでは話題をカバーから離して、電球自体についてお話します。
トイレの電球と言うと、居室と違って暗いイメージがありますよね。
実は、トイレには最適だという明るさがあります。
居室ですと書物を読んだり縫物をしたりと、細かい文字の読み書きや作業をするといったことがあるため、基本的に「目に悪くない程度でできるだけ明るくすること」が望まれます。
しかし、トイレの場合、本来が用を足すといった目的の場所であるので、電球の明るさは居室と比べて少し暗めが基本です。
普通の電球を購入する場合には、30から40Wが最適といえます。
もし、電球型の蛍光灯に替えるといった時には、6から8Wを購入しましょう。
これは通常の電球の40Wと、同じ明るさになります。
また、電力を節約したい場合によく挙げられるのがLEDです。
居室でもLEDの蛍光灯や電球に替えて、節電するといった傾向が増えています。
もちろんトイレの電球もLEDに替えられますが、ちょっとした注意が必要です。
しっかりカバーで覆われてしまう場合には、LEDの寿命が短くなったり明かりが点きにくくなってしまうため、購入する時には「密閉型の器具に対応しているLED」を選びましょう。
LEDの場合の明るさは、4から6Wを購入しましょう。
更に気を付けたいのが、電球の口金のサイズです。
サイズが違っては、当然はまらず取り付けられないので、購入する前に確認しておきましょう。
うまく電球のカバーが外れない時には
電球のカバーの外し方の様々な方法を話してきましたが、トイレに限らずどうしてもカバーがうまく外れない場合について考えてみましょう。
一例を申し上げますと、回すタイプの電球のカバーを外そうとして、力を入れても外れないといったことがあります。
賃貸でよくあるケースですが、実は購入した住宅でも起こりがちな例です。
カバーが回らない原因の最大の理由としては、カバーと天井部の取り付け部分が錆びてしまっているというものです。
最新型の照明ならこのようなことはあまり起こらないかも知れませんが、築年数が経っている中古物件を購入したり、入居先が賃貸物件である場合にはよくある話です。
カバーを外そうとして回しても回らない場合に役立つのが、潤滑剤です。
天井との取り付け部分にしっかりと塗って、回してみましょう。
もし回らなかったら、また塗って回すといった作業を繰り返してみましょう。
何回か繰り返しているうちに、うまく外れるようになります。
ただし、不必要な力を入れすぎるとカバーが破損する恐れがありますので、作業するには十分注意しましょう。
トイレの電球を取り替えるには
こうしてみると、電球のカバーの外し方も様々であることがわかりますね。
特にトイレという特定の場所には居室とは違った明るさが求められ、取り付ける電球にもいろいろの種類があり、注意が必要なことがわかりました。
また、トイレの電球を取り替える時には狭い場所でありながら高所に電灯があることがほとんどなので、足場の必要性にも注目しておく必要があります。
トイレがオシャレな空間になることで電球を取り替えるにはちょっとしたコツや注意が必要ですので、覚えておきましょうね!