部屋のドアにオリジナリティを出すならガラスが効果的!

部屋のインテリアにこだわるように、部屋のドアのガラスにもこだわってみたい!

そういった方が増えてきています。

部屋のドアのガラスは普段あまり意識しないと思いますが、実は色々な種類があります。

皆さんも、ガラスでオリジナリティあふれるドアにしてみませんか?

部屋のドアの種類とメリット・デメリット

ガラスのドアについてご紹介する前に、部屋のドアの種類についてご紹介していきます。

室内ドアは、引き戸、開き戸、折れ戸、があります。

引き戸では、片引き戸が使われます。
引違い戸は収納扉に、引き込み戸は狭いスペースを繋げて広く使いたいときに使用します。

開き戸は、片開き戸、両開き戸、があります。
折れ戸は、収納用に使われます。

小さな家には、引き戸が便利です。

引き戸には、扉を開けても場所を取らない、扉を開けても扉が壁の中で納まるため解放感がある、引き込み戸は部屋をつないで1つのスペースにできる、開閉がしやすい、風で閉まったりしない、などのメリットがあります。

デメリットは、隙間風が入りやすい、音がもれやすい、レールにゴミが溜まる、指を挟みやすい、価格が高い、カタカタ音がする、などです。

開き戸には、気密性が高いため音があまりしない、レールが無い、値段が安い、などのメリットがあります。

デメリットは、扉を開けるときに空間がいる、開閉しにくい、などです。

部屋のドアにおしゃれなガラスを使いたい!

それでは、部屋のドアに使用されるガラスについて、ご紹介していきます。

●チェッカーガラス
チェッカーガラスは、チェックパターンのガラスで人気があります。

目隠し効果があるため、大きな開口に使ってもプライバシーが守れます。
また、優しい光を部屋の中に取り込めます。

●カラードアンティーク
薄く張りかかった氷のような模様のガラスです。

ガラス越しに見える風景がステキです。

●アルトドイッチェ
アンティークっぽい泡入りガラスになります。

ガラスが溶けて流れたような表面に、気泡が入ったガラスです。
リビングのドアに使用すると良いでしょう。

●フローラ
花柄のガラスです。
柄の大きさは、500円玉ほどで、最近人気が出てきています。

●かすみガラス
お風呂、トイレ、食器棚などに使われる、目隠しガラスになります。
光は欲しいけど、視界は遮りたいところに使用するのに向いています。

木枠で十字格子にすれば、リビングドアに使えます。

部屋のドアとドアのガラスの日頃のお手入れ

部屋のドアのお手入れ方法をご紹介します。
室内ドアはあまり汚れが見えませんが、意外に汚れが溜まっています。

週に一度は、布で乾拭きしてください。
アンティークドアの素材は、木やガラスがほとんどですが、その他の素材の場合でも、乾拭きのみで良いです。

特に、木製のドアは水や湿気に弱いため、水拭きをしてはいけません。
水分が入ると、反りやゆがみを生じてしまいます。

また、3ヶ月に一度、ワックスを使用すれば、ドアをキレイにキープできます。
ワックスでお手入れするときは、木製ドア用ワックス、柔らかい布を3枚用意します。

乾いた布で汚れを落とします。
汚れを落としたら、2枚目の布にワックスをつけて、汚れを優しく拭きます。

汚れが落ちたら乾かして、3枚目の布で磨いてください。

また、ドアノブなどが金属なら、6ヶ月に一度、真鍮用研磨剤で手入れをしてください。
ガラス付きドアは、ワックスメンテナンスのときに同時にお手入れするのをおすすめします。

スプレー式のガラスクリーナーを使うなら、布にスプレーしましょう。
ガラスにスプレーをすれば、汚れや水分が木に散って、染みになってしまいます。

布にスプレーをすれば、ガラスだけを吹くことができます。
お手入れと定期的なメンテナンスをすれば、家具は美しくキープできます。

部屋のドアを全面ガラスにするときの注意点

部屋のドアを全面ガラスにしたい人も多いと思います。
その場合は、強化ガラスを使うことをおすすめします。

その理由は、安全面でかなり優れているからです。

ただし、強化ガラスは一部が破損してしまったら、バランスがくずれて全て壊れてしまいます。
そのため、合わせガラス加工や割れた時の飛散防止処理をすることも必要になってくるでしょう。

強化ガラスは、表面に圧縮応力層があるため、それとバランスを取ってガラスの内部に引張り応力層があります。
そのため、ガラス表面の傷がガラス内部の引張り応力層に達すると、突然破損することがあります。

また、壊れるときは一瞬でガラス全面が壊れます。

壊れたときの破片は、バラバラになったり、バラバラにならずに大きな塊になったりすることもあります。
このことから、壊れたときに近くに人がいれば、ガラスの破片に当たって被害を受けてしまうこともあります。

小さな破片が落ちたときは、下にいる人に当たったり刺さったりして被害を与えることもあります。
大きな破片なら、死亡事故になる可能性もあるでしょう。

部屋のドアのガラスをステンドグラスにするのも素敵!

部屋のドアの窓に、ガラスの代わりにステンドグラスを取り入れるのもステキです。
ステンドグラスは、カットしたたくさんの色ガラスを鉛でつないで、模様や絵にしたものです。

ステンドグラスは、教会でよく見ますが、家のドアや窓にも使われます。
外からの光で、きれいな色が映し出されるため、インテリア性が高いのです。

北と、鉛が劣化する水回りには向いていませんが、 欄間や室内ドアの窓に使用する場合は、ステンドグラスに詳しい業者に相談すればステンドグラスが映える場所を教えてくれます。

ステンドグラスは、外からの視線を遮断するため、玄関にも使えます。

また、掃き出し窓の場合は、一部のガラスにステンドグラスを取り入れるとステキです。
湿気がこもる洗面所は、換気をしっかりとしてください。

ステンドグラスを使うと、世界に一つのドアができます。
そのため、部屋が上質になるので、来客者が来る玄関やリビングによくステンドグラスが使われます。

また、ドアだけでなく、ステンドグラスの窓ガラスは外からの視線を遮断するため、安心して光を取り入れることが可能です。

ステンドグラスは、単体だと強度が弱いのですが、建材としてはペアガラス構造で作られるため、断熱性や防音性がアップします。

ステンドグラスの注意事項

ステンドグラスを部屋のドアや窓に使用することがとても素敵だということがわかったかと思います。

しかし、ステンドグラスを使用するにも注意点がありますので、ご紹介していきましょう。

ステンドグラスは、暗い所からステンドグラスを見ると、ガラスの向こうが明るいときは、色がとてもきれいに見えるという特徴があります。

例えば、昼に電気をつけていない部屋からステンドグラスを見ると、とてもきれいです。

しかし、夜に電気をつけた部屋で、ステンドグラスを見てもそんなにきれいではありません。
つまり、ガラスの向こうが暗いときは、光が入らないためステンドグラスの美しさが減るということです。

そのため、ステンドグラスが映える位置に、ステンドグラスを設置することが大切です。

また、ステンドグラスは、とても値段が高いです。

手作業で繋ぎ合わせるため、ガラスよりも高くなってしまうのです。
ただし、量産したお手頃な価格のものもあります。

ステンドグラスの値段は、デザインやサイズで変わるのですが、1㎡で20~50万円くらいだと思っておいてください。
それから、取り付け費用は3万5千円以上かかるでしょう。

その他には、手作りのステンドグラスは、取り付けできる業者が少ないため、業者を探すことも簡単ではありません。

また、ステンドグラスを注文・施工するときは、デザイン決定から取り付けが終わるまで、1~2ヶ月かかります。

さらに、1枚物で作ることができるステンドグラスのサイズは、限られています。

ドアのガラスは多種多様

部屋のドアのガラスについてお伝えしてきました。

ドアの一部にガラスを使うのも、全面にガラスを使うのも、お部屋のイメージに合わせてできるので、お部屋で過ごすのがさらに楽しくなりそうですね。

また、ガラスではなくステンドグラスを使う方法もあるんです!

お部屋のイメージや自分に合う方法で、オリジナルのドアを楽しんでみてください。