「海外のような豪華なベッドで眠ってみたい!」と思ったことはありませんか?
何層にも重ねられたファブリックやクッションが、とても豪華な海外のベッド。
今回は、そんなゴージャスな海外風ベッドを目指して、自宅で出来るベッドメイク術をご紹介します。
一緒に、海外や国内のホテルでも流行しているベッドメイクスタイルもご紹介します!
ぜひ、ご自宅の寝室に取り入れて、海外ホテル風ベッドルームを作ってみてはいかがでしょうか?
海外のような豪華なベッドにする方法①
海外ドラマに出てきそうなペッドメイクには、コツが3つあります。
1つ目のコツは、ベッドフレームの上にベッドスカートを敷きましょう。
ベッドスカートというのは、マットレスとベッドの足を隠すために床ギリギリまでの長さの布のことです。
雰囲気がホテルようになるので、ベッドフレームの上にベッドスカートを敷いてからマットレスを載せましょう。
2つ目のコツは、シーツをホテルのように2枚重ねにすることです。
マットレス全体をフィッティッドシーツで包みます。
ちなみにフィッティッドシーツは、ボックスシーツと呼ぶこともあります。
それかフラットシーツを敷きましょう。
フラットシーツという言葉は、日本では馴染みがないですが、ホテルのマットレスに挟まったシーツを1枚めくって出てくる薄いシーツのことです。
つまり、ホテルでは当然のように使われているシーツになります。
寝汗などをフラットシーツが吸収してくれるので掛け布団の汚れが軽減させることができます。
3つ目のコツは、ベッドの上を演出することです。
掛け布団にコンフォーターカバーをつけると海外ドラマらしくなります。
コンフォーターカバーを乗せてから上部の30cmをフラットシーツと共に折り返してスペースを作るだけで準備OKです。
海外のような豪華なベッドにする方法②
海外ベッドにあるような豪華なベッドにするには飾り枕を用意するべきでしょう。
飾り枕には、ユーロ枕、スリーピング枕、デコラティブ枕というように3種類あるので注意してください。
ユーロ枕は、大きめの枕で一番奥に置くもので、ベッドに座ってテレビを見るときや本を読むときに活躍する枕です。
スリーピング枕は、その名前のとおり、寝るときに使う枕で、ユーロ枕の手前に置くものです。
デコラティブ枕は、ベッドスペースのアクセントのためのマクラで、好みによって色々並べてしまいましょう。
それら3つの飾り枕を並べて、またベッドカバーのデザインに意識することで豪華なベッドを演出できます。
ちなみにですが、日本と海外のベッドサイズが異なっていることはご存知でしょうか。
ブランドによって多少はサイズが異なるのですが、アメリカと日本ではかなりサイズが違っています。
日本のシングル、セミダブル、ダブル、クイーンのサイズは、アメリカでは、ツイン、フル、クイーン、キングというサイズになっています。
つまり、日本のクイーンサイズがアメリカのキングザイズと同等なのです。
海外で好きなシーツを見つけたときはそういうサイズの違いがあるので気をつけて購入してください。
海外ホテルのベッドメイク術!デュベスタイルって何!?
海外の高級ホテルのベッドは美しく整って、利用者が快適に眠れるように工夫されています。
工夫が施されたホテルのベッドを自宅に持ってきたいと思った人は少なくないはずです。
そこでホテルで用いられているベッドメイクやベッド用品をご紹介していきましょう。
高級ホテルで近年流行しているベッドメイクはデュベスタイルです。
デュベというのは、フランス語で羽毛布団のことで、デュベスタイルというと羽毛布団を使ったベッドメイキングになります。
一般家庭にあるような羽毛布団ではなくて、ベッドカバーのようにサイドが垂れるくらい大きな羽毛布団を使うのか特徴的なスタイルです。
それからベッドスプレッドの組み合わせを楽しみましょう。
ベッドスプレットは掛けカバーで、中には羽毛インナーを入れるものです。
そして、ベッドスプレッドはベッド本体に掛けるカバーと枕部分のカバーと分かれているので、組み合わせを楽しめるベッド用品です。
枕とベッドを同じ柄にして統一感を出しても良いですし、枕部分だけを外してすっきり見せても良いでしょう。
デュベスタイルとベッドスプレッドを併用することで清潔感があっておしゃれなベッドを演出できます。
海外ホテルのベッドメイク術!自宅で挑戦するには?
海外ホテルでよく見かけるのがベッドスローです。
ベッドスローというのは、ベッドの足元部分にある横に細長い布のことです。
海外では、屋内でも土足で生活することが普通であり、土足でもベッドに上がれるように細長い布が用意されたのがベッドスローのはじまりです。
ベッドを汚れから守ってくれるので荷物を広げるのに使われることもあります。
日本のように屋内を土足で歩く習慣がないところでは、ベッドメイク完了の合図として使われているものになります。
また、実用的な機能だけでなく、ベッドスローを置くことで部屋のアクセントになることから、海外だけでなく日本でも多くのホテルでベッドスローが使われています。
自宅でホテルのベッドメイクを実現させるには、マットレスの上に汗を吸収するためのベッドパッドを敷いてから、ボックスシーツを使いましょう。
ホテルの場合は、メイキングシーツを使うことが多いのですが、ボックスシーツのほうが手軽なので家庭向きです。
そのようにしてマットレスのメイクを完了してから、アッパーシーツを掛けて、羽毛のベッドカバーを乗せて、アッパーシーツの首元を折り返して掛け布団が汚れるのを防止すればホテル風ベッドメイクの完成です。
デュベスタイルにするのなら、マットレスのメイクの後に、デュベカバーに羽毛インナーをセットして掛け、ズレ防止のために裾をマットレスの下に挟み込めば完了です。
海外ホテル事情・枕元に置くピローチップって必要!?
海外のホテルで気になるのは枕元に置くピローチップです。
日本ではチップを払うことがないので、どのようにしたらか良いのか、また料金はどうしたら良いのか分からないものです。
国や地域によってピローチップを受け取らない場所もあるようですが、基本的にはピローチップを置くことはマナーだと言って良いでしょう。
5つ星以上のラグジュアリーホテルであれば国にかかわらずチップを置いておくべきです。
ピローチップの額は最低1ドルとなります。
3つ星クラスのホテルなら1ドルから2ドル、4つ星クラスなら2ドルから3ドル、5つ星クラスだと3ドルから5ドルというように、ホテルのランクによって多少高くなってきます。
また、靴などでカーペットやベッドに泥汚れをつけてしまった場合は大目に5ドルを置いておくべきでしょう。
ピローチップの頻度は1日に何回ものハウスキーピングがあったとしても1日1回です。
それから上級テクニックとしては、ピローチップの他に「Thank you for your good service.」とメモを添えておくと良いでしょう。
そうすることで次の機会に一輪の花が添えてあったり、返礼のメモがあったり、サービスに変化があってそれを楽しむことができます。
海外ホテル事情・ピローチップはベッドメイクのお礼&感謝
海外のホテルを利用して毎日気持ちの良くベッドから起きられたのなら、感謝の意味を込めてチェックアウトの朝にピローチップを置いておくと良いでしょう。
ピローチップは姿を見せずにゲストの快適な滞在のために毎日サービスに努めてくれた従業員へ感謝を伝えるための道具となります。
そのようにピローチップを払えるようになるとあなたは「A good traveler」だと言えます。
また「Thank you.」と簡単でも良いですからメッセージを残せたら完璧でしょう。
そういうことができればどこでも歓迎されるグッドゲストになることでしょう。
チップと聞くと日本では心づけではないかと思ってしまうのですが、日本の心づけとチップは別ものです。
心づけは気持ちなので渡しても渡さなくも自由なので、チップを渡すことも自由だと思って払い忘れることもあるのですが、チップにうるさい国だと追いかけてきてチップを要求するところもあります。
すべての国がチップを要求してくるわけではなく、国によってはチップ不要ですし、チップの習慣があってもそれほどうるさくない国もあり、チップの相場も国によって異なってきます。
そのようにチップといっても各国の習慣があるので、間違いがないように旅行先の習慣をチェックしてから旅行するのがベストでしょう。
海外風ベッドで気分もゴージャス
女性なら特に、海外のような豪華なベッドに憧れますよね。
ポイントは「重ねる」ことです。
シーツを何層かに重ねたり、枕やクッションも複数使って重ね置きをすると、より海外風なベッドに見せることができます。
海外風の豪華なベッドメイクで、海外セレブのような気分になってみませんか。