友人や恋人との間で、趣味・趣向や価値観の違いを感じることはありませんか?
どんなに親しい相手でも、やはり他人。
違いがあって当然なのですが、なぜか壁を感じてしまいますよね。
今回は、趣味・趣向や価値観の違いを感じた時に、どう乗り越えていけばいいのか、大切な人と上手に付き合っていくにはどうしたらいいのかをご紹介していきます。
悩んだ時には、寝て心をリセットしましょう。
この「寝たら忘れる」には科学的根拠があるんですよ!
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
趣味や趣向・価値観が違う人・価値観の違いとは?
他人と価値観の違いを感じたことはないでしょうか。
価値観というものは、その人の生育歴や、出会ってきた人の影響によって変わります。
また、なにか一つの物事に対する、それぞれの意見の違いです。
たとえば、お金の価値観の違いを見てみましょう。
お金の使い方というのは、育った環境が貧乏であったり、裕福であったり、収入によっても変わるでしょうし、両親から厳しく育てられていれば、出費が少なかったりするかもしれません。
しかし、何かを買うときに、安いか、高いかという感覚は人によって違います。
たとえば、アルコールを含む製品です。
節約のために出来るだけ安い発泡酒を飲む人もいれば、味を重要視して、ビールを飲む人もいます。
また、プリン一つでも、100円の安い物をたくさん食べられればいいという人もいれば、少しでもおいしい物をと、300円のものでなければ満足感を得られない人もいるでしょう。
それぞれの趣味趣向のもとに、物と物の相対的な価値観ではなくて、自分自身が何を好むのか、自分にとって必要なものは何か、というものに対する価値観が、お金に対する価値観を浮き彫りにするのです。
趣味や趣向・価値観が違う人・趣味や食べ物に対する価値観の違い
それでは、趣味に対する価値観の違いはどうでしょうか。
物を集めたり、料理を習ったり、スポーツをしたりと、趣味には色々とあります。
さらに趣味には、時間やお金がかかるものです。
多趣味な人ほどお金や時間がかかってしまいますが、無趣味な人にはそれを理解することができないでしょう。
そうした場合、相手がどうしてそんなものに時間やお金をかけるのか、理解ができないこともあるのです。
夫婦の場合、趣味にお金や時間をかけすぎると、互いの関係性が悪くなることもあります。
こうした場合は、相手の趣味の世界に飛び込んでみるのも一つです。
理解はできなくても想像の足しとなり、イライラとすることを減らすことはできるでしょう。
あまりにも家計を圧迫する、二人の時間がとれない場合は、きちんと話し合いをしましょう。
また、食べ物の場合をあげてみましょう。
食べ物の価値観の違いは、味付けの違いや、料理に入れる具、食材やお皿などに趣向を凝らすかという点などがあげられます。
味覚や盛り付けといったものは、その人が育ってきた食文化と密接にかかわるといえます。
互いの好む味付けを話し合って、お互いが妥協する場面もでてくることでしょう。
趣味や趣向・価値観が違う人と上手に付き合うには?
相手との価値観の違いを感じると、相手との心理的な距離を感じることがほとんどです。
他者との違いを感じると、さみしくなるものですが、趣味趣向の違いはどうしてもでてくるものです。
自分を否定されたり、相手との違いを感じてさみしくなったりしたからといって、相手の価値観を否定することは決してしてはなりません。
相手を認めることが大切になります。
価値観の違いはあるものと思い、その違いを認めることで、相手を認めることになります。
価値観の違いがあるということは、当たり前のことですし、悪いことではないのです。
一緒に価値観を育てる努力もしていきましょう。
相手の価値観を認めることができれば、相手の育ってきた環境に興味がわいてきますし、違う点を意見交換することもできます。
共に話し合って、さまざまな価値観の共有をすることで、新たな価値観を創造することができます。
お互いの違いから、共通の価値観を見出し、作り上げることで、より互いの絆が深まっていくのです。
もしも恋人と趣味が合わなかったら
付き合うのなら同じ趣味の人がいい、デートは盛り上がるし、もしかしたら一緒に行動できるかもしれない、そう思うのは自然なことです。
しかし、恋人と趣味趣向がまったく合わない、という人も多いと思います。
この場合、相手の趣味を受け入れず、自分の趣味の話ばかりしてはいませんか。
相手の趣味が違うのなら、視野が広がるチャンスです。
ぜひ、恋人の好きなものを聞いてみてください。
お互いの趣味を話し合うことで、自分自身は相手の好きなものを好きになれるかもしれませんし、相手も興味をもってくれるかもしれません。
自分の好きなものを聞いてもらったり、理解してもらうことはとっても嬉しいことです。
相手にも自分の好きなものを理解してほしいときは、そのものをPRして、よく目にさせるといいかもしれません。
長い付き合いの中では、自然とお互いのことがわかってきて、共通の好きなものも見つかることでしょう。
共通点が少ないカップルはいるかもしれませんが、ゼロ、というカップルは珍しいと思います。
趣味や趣向・価値観の違いで悩まないで!悩みは寝て解決
趣味趣向の違いは恋人ばかりではなく、友人関係の間であったり、親子の間でも感じることがあるかもしれません。
「どうしてこんなに価値観が違うのか」と悩まず、眠ってしまうのも手です。
なぜなら、睡眠をすると心がリセットされるからです。
この話にはちゃんとした科学的根拠があります。
イライラした気分で眠りについたけれど、次の日に起きてみると、スッキリしていた、ということを経験したことはありませんでしょうか。
睡眠中は、情報を処理する重要なプロセスになっていて、夢の中で大事な情報と、さほど重要ではない情報を切り分ける作業をしているのです。
もしも記憶がずっととどまっていたとすれば、脳に負担がかかりますし、新しい情報が入ってきません。
しかし、睡眠をすることで、こうした記憶の整理をすることができ、心をリセットしているのです。
嫌なことを忘れたいとき、気分をリフレッシュしたいとき、そんなときはしっかりと睡眠をとって、嫌なことを忘れてしまいましょう。
趣味や趣向・価値観の違いで悩まないで!よく寝て感情コントロール上昇
睡眠には二種類あります。
レム睡眠とノンレム睡眠です。
人は睡眠中、この二つの睡眠の状態を繰り返しています。
レム睡眠は浅い眠り、ノンレム睡眠は深い眠りをしている状態です。
夢をみている状態なのは、レム睡眠のほうです。
レム睡眠中は、脳内にある化学物質が大量に放出され、ストレスの軽減をします。
人の心を癒すカギとなっているのは、レム睡眠といえるのです。
睡眠不足であると、こうした情報の処理が上手にできません。
寝不足で不機嫌になる場合もあることでしょう。
この理由は、睡眠不足のために情報処理をつかさどる前頭葉の動きが鈍くなって、ネガティブな気持ちが起こりやすくなる扁桃体が活性化するからです。
イライラしてしまう、という人は睡眠が足りていないかもしれません。
一晩ぐっすりと眠ってみましょう。
しかし、注意してほしいのは、過度に睡眠時間をとってしまうと、逆に脳の動きを低下させてしまうことです。
睡眠時間は適切に取り、短すぎず、長すぎず、規則正しくとり、感情のコントロールをしてみましょう。
そうすることで、趣味趣向の違いからくるイライラから解放されるかもしれません。
趣味や趣向・価値観で相手を否定しない
世の中に、自分と100%同じ価値観を持っている人はいません。
価値観が違うということは、自分の知らない考え方を持っている人なんだと前向きに捉え、相手を認めることが大切です。
恋人と趣味が違うのは、自分の視野を広げる一つのチャンスです。
拒否しないで、まずは一緒にやってみましょう。
また、睡眠不足は感情コントロールの低下を招きます。
悩んでいると、なかなか寝付けないこともありますが、なるべく眠る努力をしましょう。寝て起きた時には、少し気持ちがスッキリしているかもしれませんよ。