車をマットブラックに塗装する方法!車中で快適に眠るには?

車を個性的にして目立たせたいなら、マットブラックの艶消し塗装がおすすめです!

クールでかっこいいマットブラック塗装車ですが、艶消しゆえのデメリットもあります。
今回は車をマットブラックに塗装する方法や、艶消し塗装車のメリット・デメリットについてまとめました。

合わせて、車で快適に眠る方法もご紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。

車をマットブラックに塗装する方法

車をマットブラックにする方法をご紹介していきます。

艶消しを用いてマットブラックに塗装された車は、男性なら惹かれてしまう色合いと言えるでしょう。

艶消しを行うことで、艶消しをしていないブラックの車とは違い、重厚感が増して街中では、他の車とは圧倒感が段違いになります。

このような効果からマットブラックに塗装された車の人気が出てきているため、最近ではメーカー側で純粋なマットブラック仕様に艶消しをし、販売している程の人気カラーです。

マットブラック仕様に塗装された車体は、艶消し塗料を主体に塗装されます。
この艶消し塗料は、普通の塗料と比べるとは異なり、大粒の顔料が多く含まれています。

また、マットブラック仕様の艶消し塗装の方法は、光の加減を考えられて塗装されています。

逆に普通の塗料で塗装を行う場合は、一般的な塗料で塗装を行うため、車体の表面は平らになるように塗装されています。
さらに光の仕組みは考慮されていないため、反射によって光沢があるように見えます。

しかし、艶消し塗料を使う場合は、平らには塗装せずに凸凹に塗装を行います。
そのため、反射が車体の場所によって変わり、光沢がない重厚感あるマットブラック仕様に仕上がります。

マットブラックに塗装するメリット・デメリット

■マットブラック仕様にするメリット

マットブラックにすることで、他の車とは異彩の存在感を放ち、重厚感ある車体になり注目を集めることができます。
さらに、大きい車体であれば存在感が一層増します。

■マットブラック仕様のデメリット

一般的な塗装は車体に対して、平らになるように塗るため光沢が生まれますが、汚れがつきにくいというメリットがあります。

逆に艶消し塗装をされたマットブラック仕様は、車体に対して凸凹に塗るため、汚れが付きやすくなってしまいます。

普通の自動車であれば、洗車すればいいのですが、艶消し塗装がされているものはお手入れも簡単ではありません。

艶消し塗装をされたマットブラックの車体は、汚れを落とした後に使用するワックスは使用厳禁なのです。

だからと言って、洗車を行った後に艶消し塗料を塗るとボディがザラッとしてしまうからと、その上にワックスをかけるとムラになってしまいます。

そのムラを消すためにワックスを塗りなおすと、凸凹表面が損なわれてしまい光沢が生まれてしまいます。

そのため、艶消し塗装のマットブラックの車体はお手入れにとても時間がかかり、一般的なお手入れは、大量の水で優しく手洗いをする方法を行わなければなりません。

艶消し塗装車を汚れにくくする方法・マットブラックの上をコーティング?

汚れが付きやすいマットブラック仕様の車体を汚れにくくする方法としては、ラッピング塗装を行う必要があります。

ラッピング塗装とは、フィルムをボディに施行することによって塗装する方法で、艶消し塗装とは異なり、塗るというよりは貼るといったほうがいいかもしれません。

ラッピング塗装は、フィルムを貼っているだけなので、フィルムを剥がせば元通りにすることができ、気軽に見た目を変えることができます。

他にも、長持ちさせる方法として、コーティングする方法があります。

■艶消し塗装後のコーティングを行うメリット

先ほど、マットブラックに艶消し塗装を行った車体は、ボディの表面を凸凹に仕上げているため、汚れが付きやすいと言いましたが、コーティングはこの凸凹表面を覆うようにコーティング剤が働いてくれます。

そのため、汚れが付きにくく、長持ちさせてくれるメリットがあります。

■艶消し塗装後のコーティングを行うデメリット

凸凹表面を作ることで生まれる艶消しですが、その凸凹表面の上にコーティング剤を塗ってしまうため、多少の光沢が出てしまうのがデメリットとして挙げられます。

しかし、業者によっては、焼き付けコーティングという方法をしている場所もあります。

焼き付けコーティングとは、艶消し塗装者専用のコーティング技術で、この方法によってボディに艶を出さずにコーティングすることができます。
車好きのこだわりがある方にはおすすめです。

車で快適に寝泊りする方法

先ほどまでは、艶消し塗装を用いたマットブラック仕様にする方法についてご紹介しましたが、ここからは車の中で快適に過ごす方法についてご紹介していきます。

車で長期的に旅行をしたことがある人ならば、車の中で寝泊まりをしたことがあるのではないでしょうか。

車の中で快適に眠れるということは、重要なサバイバルスキルの一つとも言えます。
今回は、車の中という限られた空間の中で熟睡できる方法を裏技や小技をご紹介していきます。

■夜に備える

いくら車の中で寝るとはいえ、冬は寒くて熟睡なんてとてもできません。
かといって、朝までエンジンをかけたまま寝るのでは、ガソリン代がかかってしまい意味がありません。

そのため、夜に備えて寝袋を買っておきましょう。
寝袋が一つあるだけで、場所や気候に左右されず、快適に車中で過ごすことができるでしょう。

気温が低い地域や季節には、寝袋を2つと毛布を用意しておくといいでしょう。
寝袋を使用する際には、安全ピンで寝袋の頭頂部分を留めておくと熱も逃がしにくく、寝返りをしたときには頭を守ってくれます。

■ニット帽、アイマスク

ニット帽があれば、耳が冷えることなく夜も過ごすことができます。
また、アイマスクがあると明け方に目を覚ましてしまうなんてことを防止してくれます。

アイマスクがない場合は、タオルやニット帽で代用することができるので試してみてください。

車で寝泊りする時の必需品

マットブラックに塗装した愛車に乗ると遠くまで旅をしたくなることもあるでしょう。
その際には、車の中で朝を迎える機会とも出くわすかもしれません。

そこで、車中泊をする方法として、必需品がいくつかあるのでご紹介します。
旅行をする際に車中で何日も過ごす場合は、前もって多めに準備しておく必要があります。

旅行先の近くにコンビニがあればいいのですが、必ずしもあるとは限りません。
なるべく車に積んでおくことが重要になります。

■準備しておくもの

①水

②懐中電灯

③枕やクッション
これだけの荷物があるのですから、大の字で寝れるわけではありません。
そのため、座席に座った状態で寝ることもあるため、長時間寝ても疲れないように、枕やクッションなどの頭や首を支えてくれるものが必要になります。

④毛布や寝袋

⑤携帯電話
緊急時の連絡手段や目覚まし時計、ひまをつぶしたいときに重宝します。

⑥蓋のついた缶
男性限定ですが、車中で尿意を催したときに必要になります。

⑦消毒液やウェットティッシュ
衛生上必要になるでしょう。
食時前に消毒したい場合やきれいな水を必ず使えるわけではないため、病気の予防として必要になります。

車で寝泊りする時のポイント

マットブラックに塗装した愛車で遠出をして、実際に寝泊まりをするときの方法として重要なポイントがいくつかあります。

①貴重品は、必ず外から見えない場所に保管しておくようにしておきましょう。

見える場所においておくと、泥棒に盗まれてしまう危険性が増してしまいます。
必ず見えない場所、または鍵がかけられるような場所に保管しておきましょう。

②体を清潔に保てるように、ウェットティッシュを準備しておきましょう。

車中で泊まるのですから、シャワーを浴びることができるとは限りません。
ドラックストアなどに種類が豊富にあるので、買っておいて損はないでしょう。

③事前に車を駐車しておく場所に見当をつけておくこと。

事前に決めておくことで、ガソリン代や時間、トラブルを避けられます。

④アイマスク、耳あてを準備しておきましょう。

アイマスクは明け方に目を覚ましてしまうことや車のライトを避けられますし、耳あては電車の音などの騒音を防いでくれます。
音や光が気になる人には必需品となりますので、車に積んでおくといいでしょう。

艶消し塗装車はこまめに手入れを

かっこいいマットブラックの車は、艶消し塗装ゆえに汚れが目立ちやすくて、お手入れが大変というデメリットがあります。

綺麗な状態を維持するには、こまめな手入れが必要です。
「洗車も整備も趣味です」という車好きの方なら問題ありませんね。

お手入れが面倒な方なら、艶消し塗装後にコーティングしておくことをおすすめします。汚れがつきにくく手入れがしやくなりますよ。

マットブラックの車で、ドライブや車中泊を楽しんでください。