いつもは二重なのに、朝だけ一重になってしまう原因はなんでしょう?
実際、朝だけ一重という方、結構いるのではないでしょうか。
その理由のひとつとして、むくみが上げられます。
今回は、まぶたが一重になってしまう原因と対処法をご紹介していきます。
二重なのに、朝一重になってしまう原因はむくみ!?むくみの原因は?
朝起きたらまぶたがむくんでいたなど経験はありませんか。
まぶたのむくみにはどんな原因が考えられるでしょう。
むくみは、代謝機能の低下が関係してきます。
普通なら腎臓で余分な水分が尿として体から排出されますが、ろ過できずに体に水分が残った状態になってしまうことでむくむのです。
皮膚の薄いまぶたは、むくみが出やすいので腫れたようになり、普段は二重なのに朝は一重になってしまうことがあるのです。
むくむ原因のひとつとして、味の濃いものを食べたりなど、塩分の摂りすぎがあります。
これは、体内の塩分濃度が高くなり、それを調節しようと体に水分をため込むため、むくんだ状態になります。
また、むくみには、時間帯で起きる場所が違ってきます。
夕方になると靴がきついなど足のむくみが気になる女性がいることでしょう。
それは、体内の水分が重力で下半身に移動してむくみとなるのです。
また、睡眠中は体を横にしているので、体内の水分が全身に行き渡り顔全体がむくんだり、皮膚の薄いまぶたにむくみが出やすくなったりもします。
また、年齢を重ねると腎臓が萎縮して機能も低下してくることがあります。
このときにもむくみは出ます。
血液検査で数値が基準よりも高いと人工透析になる場合もあります。
頻繁にむくむ方や、むくんだ状態が治らないときは、尿と一緒に多量のたんぱくが排出されるネフローゼ症候群の可能性もあります。
頻繁にむくむ方は、一度医療機関の受診をおすすめします。
二重から一重に!朝まぶたがむくんでしまう原因
まぶたにむくみが出るのは様々な原因がありますが、前の日にお酒を飲んだりしても、朝に一重になるくらいむくんでいることもあります。
それは、アルコールを分解しようと多くの水分を蓄えてしまうため、その結果むくみに繋がります。
朝起きると二重が一重になるくらいまぶたがむくむ場合には、生活習慣によるものが大きいということです。
運動不足や不摂生な夜更かしなど続けていると、身体全体の代謝も低下し老廃物をためこむ状態に陥ります。
さらに外食が多い人やコンビニの食品も要注意です。
特にラーメンやそばの麺類の汁、牛丼などのファーストフードの塩分はかなり高いことが分かっています。
インスタントラーメンなどの即席食品にも塩分がとても多く含まれています。
このように、生活の周りには、まぶたがむくむ原因がたくさん潜んでいますから、普段から意識して気を付ける必要があるでしょう。
疲労や睡眠不足が続くと腎臓機能を弱める可能性もあり、体の新陳代謝をも著しく低下させてしまうので、むくみやすい体になってしまいます。
疲労や睡眠不足はむくみだけでなく、体に様々な悪い影響を与えますので、十分な質の良い睡眠による疲労回復が大切です。
睡眠不足が二重、一重に関係している!?
まぶたのむくみを解消するのは、まず、食生活を見直す必要があることが分かって頂けたかと思います。
また、むくみには睡眠に関する関係性もあります。
疲労が原因のむくみの場合は、十分に睡眠を取って休養することが1番有効です。
他にも早寝早起きを心掛けること、食生活では薄味にすること、利尿効果のあるお茶を積極的に摂取する、などして適度な運動をし、新陳代謝を活発にしましょう。
睡眠不足でむくむ場所は、目元は疲れが出やすいパーツであるため、むくみとして現れやすくなります。
反対に前日の睡眠時間がいつもより多い場合は、寝過ぎが原因と考えられます。
横になっている時間が長いので、全身の水分が顔に集中しやすくなってしまいます。
運動不足やデスクワークの仕事など、身体が全然動いていないとむくみやすくなって、冷え性の方は、より血行が悪くなるのでむくみやすくなります。
一駅早く降りて歩くことや、エレベーターではなく階段を使うなど、少し多めに歩く工夫をしてみたり、休憩中にストレッチをするなどの意識をすることから始めてみてください。
体を動かすことで質の良い睡眠がとれるでしょう。
しかし、今までしてきた生活習慣を明日から変えるのは、すぐにはむずかしいものです。
いつもは二重なのに今朝は一重になっているなど、朝起きたときにまぶたがむくんでいる場合の簡単な解消法をご説明します。
蒸しタオルと冷水を交互に顔に当てることで、滞った血流が促進され、顔やまぶたのむくみが解消されます。
ぜひ試してみてください。
朝、一重にならないために!寝る前のマッサージが効果的
二重の方が一重にならないためにするマッサージについてご紹介します。
血流を良くするには「首」がつく部位をストレッチしたり、温めたりすると効果的です。
湯船に浸かって、少し汗をかくくらいだと体も心から温まります。
就寝前に疲れた首をストレッチなどでほぐし、顔と首の血行をよくしましょう。
入浴後にはマッサージクリームじゃなくても大丈夫なので、ボディクリームなどでリンパマッサージで首のリンパの流れを良くしましょう。
指先で耳の後ろから鎖骨の方へ軽く数回擦ります。
また、つぼ押しもむくみの効果があります。
眉頭の少し凹んだことろに指先で眉毛を押し上げるような感じで数秒間押します。
少し痛気持ちいくらいの強さで行ってください。
目頭の間も同じように押すとよいでしょう。
このつぼ押しは、ヨガでも行いますのでゆっくりとリラックスしてするのがよいでしょう。
朝起きたらむくんで一重だったときや、まぶたのむくみだけでなく、目の疲れが気になるときにもおすすめなので、リフレッシュしたい時にも押してみてください。
朝起きて、二重から一重になってしまった時の対処法!
朝起きた時に二重から一重になってしまっていたときの対処法をご紹介していきます。
◯まぶたのむくみには冷やすと効果的
冷たくしたタオルを目にのせて、5分ほどソファーで横になっているとすっきりした感じになります。
このとき炭酸水があれば炭酸水を使うと効果倍増です。
◯温度の違うタオルでむくみ解消
目元に冷たいタオルと温かくしたタオルを数分間、交互におくことで血行がよくなりまぶたのむくみに効果的です。
この際、タオルを温めるとき電子レンジなどで熱くなり過ぎないように注意が必要です。
注意点でまぶたの皮膚は、薄いのでやけどに気をつけてください。
しかし、血行をよくすることで朝起きたら二重のはずが一重だったり、クマができてしまったときにもよいです。
◯まぶたのむくみにはティーパック
紅茶を飲むなら、カモミールティーを飲むのもいいですが、今回は飲んだ後のティーパックも使います。
冷めたティーパックをそのまま乗せるのもいいですが、気になる方はカモミールティーをコットンなどにたっぷり染み込ませてからまぶたの上にのせるとよいでしょう。
朝のむくみが気になるなら、食生活を見直してみよう
先ほど塩分を摂りすぎるとむくみが出てしまい、前日に飲んだお酒やラーメンが原因でいつもは二重なのに朝起きると一重になることがあるとお伝えしました。
それでは、食生活を見直す方法についてお伝えします。
まず、一般的にいわれている1日の食塩摂取量についてですが、成人男性が10g未満、成人女性が8g未満といわれています。
塩分制限の食事では6gといわれています。
味が薄すぎると美味しくなく感じてしまうので、酸味や辛みを少し加えたり工夫しましょう。
塩や醤油の塩分以外のもので、ゆず、コショウ、レモン、すだち、しそ、みょうがなどでも味付けができます。
麺類の汁には、塩分が多いので全て飲まないで残すようにしましょう。
味噌や醤油で減塩の商品が販売されていますが、減塩だからといって使いすぎると塩分の取りすぎになることもあるので、注意してください。
減塩に努めるとともに、ナトリウムの排泄を促して血圧を下げる作用のあるカリウムを積極的に摂る事が推奨されています。
意識して摂りましょう。
カリウムが多く含まれている食品はパセリ、豆味噌、よもぎ、こんぶつくだ煮、アボガド、ひき割り納豆、ホウレンソウ、ゆりねなどです。
果物ですと調理もしなくていいので、手軽に摂取できます。
バナナ・はっさく・いよかん・もも・干し柿・りんご・キウイなどです。
カリウムの過剰摂取は、尿中に排泄されるので心配ないですが、腎臓の機能が低下すると、カリウムの排泄が困難となり、高カリウム血症を起こす可能性があるので、腎障害がある場合は摂取量に注意が必要です。
まぶたがむくんでしまう前に、対処しよう
朝起きてまぶたが腫れてしまう主な原因は、むくみのせいなのです。
寝不足や、塩分の取りすぎでも起こるむくみは、しっかりと対処することで、防ぐことができます。
もし、まぶたがむくんで一重になってしまったら、マッサージが効果的です。
マッサージを行うときは、やさしく行いましょう。
まぶたは皮膚が薄く、デリケートですからね。