顔冷えは肌荒れと老化を促進させる!?寒い時期の顔冷え対策

  • 2017年2月27日
  • 2019年5月28日
  • 睡眠

寒い季節、気温の低下とともに顔の温度も下がるって知ってましたか?

顔の温度が下がると、顔周りの血流が悪くなり、くすんだり青白い顔になったりということが起こりやすくなります。

顔冷えによる肌トラブルを起こさないよう、顔をあたためてキレイになる方法をご紹介します。

寒い夜でもぐっすり快眠するコツもお教えしますよ!

寒い季節は肌トラブルに注意!

空気が冷えてしまうと身体が冷えてしまいます。
そんなときのために人間には体温を一定に持つ機能が備わっています。

冬の厳しい寒さでは、体温を上げる機能が追いつかず、身体を冷やしてしまったり、身体が頑張ってしまうためにエネルギーを大量に消費して、疲れてしまったりすることがあります。

また、身体が冷えることで血行が悪くなってしまいますし、血行不良によって内臓の機能が低下してしまうことがあります。

腸まで冷えてしまえば便秘や下痢を招くことがありますし、胃が冷えれば消化不良を起こすことがあります。

また、顔や手や足が寒いというときには、肌の機能が低下して必要な水分や栄養素が十分に行き渡らず、血色が悪くドライ肌になります。
他にも抵抗力が低下したり、傷の修復が遅れたり、身体の冷えは良いことはありません。

冷えが怖いのと同様に乾燥も怖いものです。

空気の乾燥で肌の水分が奪われ、ハリやツヤが失われるばかりか、カサカサ感やかゆみ、そしてヒビ割れを起こしてしまうかもしれません。

肌はそんな状況に対応しようと皮脂を過剰に分泌してしまい、それが原因で冬ニキビと呼ばれる状態になることもあります。

顔冷えチェック!なぜ顔冷えは良くないの?

身体の中でも冷やしてはいけないのが顔です。

顔は手足と同じように露出している場所で寒い空気をもろに浴びてしまうのですが、手足に比べて頬などに脂肪が多いです。
脂肪には血管が少なく、冷たくなることで肌トラブルが起こりやすいです。

冷えを原因とした主な肌トラブルとしてはカサつきが多いです。

体温が1度下がることで免疫能力が30%も下がると言われることから、身体を冷やすことは良くないと言えるのですが、それと同じように顔を冷やすことは良くないのです。

肌トラブルを始め、良くないことが起こる前に顔が冷えていないのか、チェックしてみましょう。

・目の下にクマがある
・末端が冷えて寝付けないことがある
・首や肩がこっている
・食事や睡眠の時間がバラバラである
・冷たいものばかり飲む
・よくお腹を下す
・週に1度も運動しない
・日々ストレスを感じている
・生足で出かけることが多い

このようなことの中から3つ以上当てはまったしまった場合は、顔が冷えていると言えます。

寒い季節の顔冷え対策

寒い季節の顔冷え対策をご紹介します。

1つ目は、冷たい風を浴びすぎないことです。

冷たい風を浴びることで肌が乾燥してしまいますし、体温がどんどん奪われてしまいます。
乾燥を防ぐために、外出するときはマスクなどして冷たい風に当たらないにしましょう。

2つ目は、化粧水やパックを冷蔵庫に保存しないことです。

お風呂上りは顔も火照っているので、ひんやりしたパックは気持ちの良いものです。
しかし、肌の温度を下げてしまうのであまり良くありません。

また、冷たいことで毛穴が閉まると考えているかもしれませんが、それは一時的です。
冷えている間だけなので、気にする必要はないと言えるでしょう。

3つ目は、洗顔にはぬるま湯を使うことです。

冷たい水では肌の温度を下げてしまい、肌のバリア機能が落ちてしまいます。
朝だと目を覚ます役割があるかもしれませんが、肌にはぬるま湯がベストです。

4つ目は、ホットタオルで温めることです。

顔が冷たくなってしまったら温めましょう。
血行改善効果もあるので、クマ防止にもなります。

寝る時あたたかい服装・顔周りのあたたかグッズ

寒くて目が覚めてしまうというのは、お布団から出ている顔が冷えていることが原因です。
そのため、寝ているときは寒い空気を防ぐことが大切になります。

部屋の空気をエアコンなどで暖めることもできますが、グッズを使って身体を温かくすることで快眠を手に入れることもできるので、そのためのグッズをご紹介します。

まず、おすすめしたいのは、冬の時期に良く見かけるレッグウォーマーです。
首から肩までを覆うことができ、顔周辺を温めるので顔の冷えを防げます。

また、おやすみマスクもおすすめです。
長時間使えるように肌触りの良くしたマスクで、首まですっぽりと覆うタイプも登場しているので種類を選べます。

他に、おやすみぼかぼかネックウォーマーも良いです。
耳元や肩まで包み込んでくれるグッズで、広範囲をカバーしてくれるので寝ていても空気の冷たさが気になりません。

また、襟元ボアベストというアイテムも良いです。
パジャマの上から着ることができて、肩や腕まで温かいです。
襟元がボア素材なので頬も温めてくれます。

寒い季節、寝る時の冷え対策

寝るときの冷え対策は、身に着けるグッズだけではありません。

カイロや湯たんぽは、寒い季節の必須グッズと言えるでしょう。
カイロは、電子レンジで温められるタイプがありますし、カイロ、湯たんぽ、ホットカーペットを使うことで手軽にお布団の中を温められます。

できればお布団に入る前に、予めお布団を温めておきましょう。

しかし、就寝中にカイロなどを使用して寝ると、低温やけどの可能性があります。
同じ理由でホットカーペットをつけっ放しにして寝ることも危険なので、寝ている最中には、使わないようにしましょう。

また、布団乾燥機もおすすめです。

布団乾燥機を使うことでお布団を温められますし、湿気が抜けてお布団がふわふわになって寝心地が良くなります。
また、お布団にも一工夫しましょう。

シーツや掛け布団は温かく感じる素材のものに変更しましょう。
キーワードは「起毛」で、起毛なら触るだけで温かく感じると思います。

そのような工夫をすると、シーツに触ったときにヒヤリと感じることがないので、顔とシーツが触れたところで目が覚めることもありません。

もし、シーツを変えることが面倒なら、毛布をシーツの上に敷いてしまいましょう。
それだけで寝ていて温かく感じられるようになります。

寒い夜にぐっすり快眠するコツ

寒い季節の夜を快眠で過ごすには朝にも気をつけるべきことがあります。

まず朝食は、牛乳とバナナを食べましょう。
牛乳やバナナにはトリプトファンというアミノ酸が含まれています。

トリプトファンは、眠りを促すホルモンであるメラトニンの元になるので快眠につながります。

また、パジャマは厚着をしすぎないようにしましょう。
寒いからとって厚着をしてしまうと肩こりや腰痛、それから血行不良となって睡眠に悪影響を与えます。

それに汗が蒸発し難くなるので、適切に熱を逃がせず寝苦しくなってしまいます。
パジャマを厚くするのではなくお布団を工夫することで温かくしましょう。

また、きつい靴下を履くこともおすすめできません。
足を圧迫しすぎると血行を阻害してしまいます。

それからお風呂はぬるめにしましょう。
熱いお風呂だと寝つきが悪くなります。

ぬるめのお湯で身体を温めたら、1時間後くらいにお布団に入りましょう。
身体がポカポカのまま眠ることができます。

そしてマスクをつけて寝ましょう。
マスクしていると鼻に冷たい空気が入らないので、体温を維持しやすいですし、顔も温かくなります。

顔を温めて美肌になろう

顔が冷えると、肌の乾燥やくすみの原因になってしまいます。
肌荒れや老化を促進させないために、顔冷えに注意しましょう。

ホットタオルなどで温めて血行を良くすると効果的です。
目元を温めることでクマ防止にもなります。

寝る時には、お布団やベッド周りの寒さ対策をしっかりして、朝までぐっすり快眠してください。