初めてのアパート暮らしの方で、トイレが故障して、水漏れもしてる!?
なんて経験をしたら焦ってしまいますよね。
どこに連絡したらいいのか焦る前に、こちらの記事を読んでおいてください。
修理費は誰が負担するのか、気になりませんか?
また、階上からの水漏れ被害に遭った方の体験談もご紹介しています。
トラブルが起こる前に、ぜひご参考になさってください!
アパートのトイレが故障・水漏れ!誰の責任?
アパートのトイレが故障して水漏れしたときは、ほとんどの場合は施工業者の責任になります。
もし、トイレで水漏れが起きたら、大家か管理会社に連絡しましょう。
管理会社が「入居者の責任です」と言っても、それは間違っています。
トイレで水漏れが起きた場合、管理会社のほとんどば、専有部分ということを言ってきます。
つまり、入居者の責任、と言っているのです。
管理会社は、維持管理がメインの仕事なので、1軒の水漏れに時間をかけたくないので、原因特定を急ぎます。
そして、水漏れが起こると、専有部分は入居者の責任と決めつけるのです。
共用部分でさえ、水漏れの責任は入居者だと言ってくることもあります。
トイレを正しく使用しているのに水漏れが起きた場合は、オーナーの責任です。
また、施工工事の失敗も入居者の責任にする管理会社がたくさんあります。
管理会社の断定に、納得がいかない入居者はたくさんいます。
そのときは、専門業者を呼びましょう。
アパートのトイレが故障・水漏れ!ほとんどの原因は経年劣化?
アパートのトイレが故障して水漏れが起きたときの責任は、経年劣化か使用不備かで変わってきます。
アパートでトイレの水漏れが起こったら、ほとんどの場合、入居者が修理を負担しないといけません。
水漏れの原因が、専有部分にあたるので、責任は入居者にあると判断されるからです。
しかし、トイレの水漏れはパッキンが経年劣化して起きる場合がほとんどなので、修理はオーナーが負担するべきなのです。
例外として、異物を便器に流す、トイレの使用が異常に多い、という使用不備がありますが、ほとんどは経年劣化が原因と言えます。
しかし、管理会社は、入居者がトイレを頻繁に使うためにパッキンが摩耗した、と言ってきたりします。
一般的にパッキンは20年くらい使用しても、水漏れしない材質でできています。
新しく入居する際に、管理会社は、水漏れが起こるかもしれない場所のパッキンを交換してから入居させるべきです。
以前の入居者が摩耗させた後に、次の入居者が修理を負担するようなことがあってはいけないので、トイレの水漏れは、オーナーが負担するべきなのです。
トイレの故障・水漏れの修理は自分でもできる!?
アパートのトイレが故障して、トイレが少しでも水漏れをするなら、大家さんに連絡しましょう。
管理会社が入っているなら、管理会社に連絡してください。
トイレの水漏れは、経年劣化が原因なら、修理費はオーナーが支払わないといけません。
新築に入居した場合でも、パッキンが劣化しているのなら、水漏れはオーナーの責任になります。
トイレのパッキンは2つで、1,000円くらいで購入できます。
トイレのタンクの中に、2つのパッキンが入っていて、素人でも交換できます。
しかし、万が一のことを考えると、水漏れ業者に交換してもらうほうが良いでしょう。
自分でも修理は可能ですが、特に古くなったアパートのトイレは腐食していることもあるので、水漏れ業者に頼みましょう。
慣れれば30分くらいで交換できますが、初心者だと時間がかかります。
賃貸は、壊したら修理費が高いです。
素人が触るとダメージが大きくなることがあるので、水漏れ業者に頼むのが得策です。
トイレ故障・水漏れ!自分で修理できない時は専門業者に頼もう
アパートのトイレの水漏れは、専門業者に頼みます。
水漏れ箇所を確認して、電話で説明しましょう。
出張費とパーツ代で5,000円くらいかかります。
専門業者に費用を確認してから頼むのをおすすめします。
修理費は、安いところに頼みましょう。
自分で故障を直そうとすると、逆にダメージを与えることがあるので、気をつけてください。
下の階へ水漏れしている場合は、早急な対応が必要です。
下の階に損害を与えてしまうのが、トイレのタンク以外の止水栓あたりからの水漏れです。
これ以外の水漏れなら、便器の中に水が流れるため、下の階へ損害を与えません。
止水栓あたりの水漏れは、強く閉めると管が折れてしまいますが、緩く閉めると水が止まりません。
そのため、自分で修理するのは大変です。
この水漏れの場合は、バケツなどで水を受けるようにしましょう。
それから業者を呼んでください。
水漏れが起きたときは、まず、オーナーか管理会社に連絡しましょう。
寝室が水浸し!!マンションやアパートで階上から水漏れ<体験談①>
階上からの水漏れのために、寝室が水浸しになった知り合いの体験談です。
トイレの故障以外の水漏れの話しです。
梅雨の時期に、友人はアパートに部屋を借りていました。
ある日、仕事から帰ったときに、寝室の天井から水が落ちているのに気づきました。
おなかが空いていたので、洗面器を置いて夕食を食べに出かけました。
そして、夕食が終わって部屋に戻ったときに、電気をつけてびっくりしました。
天井が今にも落ちてきそうなくらいに、水気を吸って膨らんでいたのです。
上の階の洗濯機の蛇口が外れたことによる水漏れが原因でした。
上の階の住人は部屋にいなかったので、開いたままの水道から、ひっきりなしに水が出ていたのです。
梅雨の時期なので、余計に部屋は湿っぽくて住める状態ではありませんでした。
修理が終わるまで、寝室で寝るのは不可能だったので、3週間ほど他の部屋で寝ました。
もしホテル住まいとなったら、その費用は保険会社か上の階の住人に、請求するつもりでした。
保険は大切!階上から水漏れ<体験談②>
上の階からの水漏れで寝室や被害を被った場合は、寝室やクローゼットの中を撮影しておきましょう。
デジカメで寝室やクローゼットの中の家財を撮れるだけ撮り、証拠を押さえます。
保険会社からの「給付金お支払通知書」には、支払合計額80万円となっていました。
請求した額は120万円くらいだったので、家財の損失額だけで見れば十分です。
残りの請求は「精神的苦痛による賠償請求」でした。
自宅は、安らぎを得る場所なのに、工事で人が出入りする異常事態と異常な湿気で、落ち着かない生活が続きました。
このストレスを、保険会社は認めてくれたようです。
この保障は、上の階の住人が加入の「個人賠償責任特約」から支払われたものでしょう。
「家財の汚損」は自分の保険で支払われました。
上の階の住人が無保険の場合「精神的苦痛」の被害は、上の住人に直接請求をすることになったと思います。
保険は、自分自信を守るために必要なものだと痛感した出来事でした。
以上、アパートのトイレの故障による水漏れと保険についてご紹介しました。
トイレの故障。修理費用は貸主!?
トイレの故障原因のほとんどは経年劣化によるものなので、修理費用は貸主が負担するのが望ましいですね。
賃貸契約の内容にもよるので、トラブルが起こる前に契約書をよく読んでおくとよいでしょう。
賃貸暮らしでトイレが水漏れした場合は、専門業者に頼んだ方がいいですよ!
自分で修理しようとして他の物まで壊してしまうと、修理費用を請求されてしまいますので注意してくださいね。