「好きな人の写真を枕の下に敷いて寝ると彼が夢に」なんてことを聞いたり試したりしたことはありますか?
楽しい夢を見て起きると嬉しい気持ちになりますよね。一方で、悪夢を見てしまったときは気分が悪いですし、元彼や元カノの夢を見てしまったら、昔のことを思い出してしまいますよね。
今回は、夢を見る原因や対処法についてご紹介します。
夢を見る原因は浅い眠りにあり?
眠りが浅いときに夢を見ると言われています。
睡眠時間が短かったり、寝たり起きたりを繰り返すような浅い眠りの場合は中途覚醒しますので、直前に見た夢を覚えているのです。
お酒の影響というのもあり、お酒の影響で脳が麻痺してしまい、眠りが浅く良い睡眠が取れなくなってしまいます。
また、毒素を分解する目的で交感神経が刺激され、寝ているときに目が覚めてしまいます。
レム睡眠と呼ばれる浅い眠りの状態を指しており、直前の夢を覚えているわけです。
これらが眠りが浅いときに夢を見るということになった原因であると考えられます。
お酒の影響で浅い眠りになってしまい、レム睡眠の状態で夢を見ています。
ちょこちょこと目が覚めるので、夢を意識することも多いというわけです。これらのことから、眠りが浅いときに夢を見るというのは、レム睡眠時に夢を見て、目が覚めることも多いからです。
しかし、実際のところは誰もが夢は見ており、眠りが浅いから夢を見るというわけではないのです。
レム睡眠だと夢を見る
夢を見る原因は眠りが浅いからではなく、実際には「夢を見ているときに限って眠りが浅い」ということです。
ノンレム睡眠と言われる深い眠りについているときには、夢を見ることはほとんどありません。
見ていても良くわからないような夢であり、しっかりと覚えているような夢は、眠りの浅いレム睡眠の状態のときに見ています。
レム睡眠の状態のときには脳が活動しているため、このような現象が起こるのですが、レム睡眠のときには脳は活動し眼球も動いています。
視床が神経伝達物質からの刺激も受け、脳の記憶を整理している状態なのです。
パソコンで例えると、夢を見ている眠りはデフラグ作業に当たります。
記憶を詰め込んでしまうとパソコンの動きが遅くなってしまいますし、不要なファイルは削除しなければいけません。
そして、覚えていないだけで、誰もが夢は見ています。
睡眠時にはレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すのですが、夢を覚えているときはレム睡眠時の起きる直前だけなのです。
時間が経つと忘れてしまいますが、夜中に目が覚める直前も、見た夢を覚えています。
悪夢を見る原因Part1
ストレスの影響で眠りが浅くなってしまい、ストレスの影響から夢を見るということがあります。
しかし、脳はストレスによって緊張していますので、悪夢を見る原因に繋がります。
考え方がマイナス思考の人の場合は、長い睡眠を取ってしまいます。
睡眠時間が長いと眠りは浅くなってしまいますので、どうしてもレム睡眠が多くなります。
この状態によって何度も夢を見ますので、強い印象が残ってしまいます。
反対に、プラス思考の人は短い睡眠で、夢を見ていても覚えていないことが多いです。
覚えている場合でも良い夢であることが多いです。
一説では、「起こさない程の少しの音でも、十分に眠っている人間には認識できている」ということです。
サイレンの音で起きたと思ったら、目覚まし時計が鳴った音だったというケースは、耳が起きており、睡眠時に聞こえた音の影響であると言われています。
また、テレビがついている状態では音が聞こえてきて良い夢が見られないので、テレビをつけて寝ることはおすすめできません。
リラックスできるようなヒーリング音楽は、良い夢にも繋がります。
悪夢を見る原因Part2
悪い夢を見る原因の1つに、睡眠前の食事も挙げられます。
消化の悪い食べ物を寝る前に食べると興奮状態が続き、悪い夢を見て何度も起きてしまいます。
夕食は遅くても寝る2時間前までに済ませ、コーヒーなどカフェインが入った飲み物は、14時以降は取らないことが望ましいです。
また、一説では、「ビタミンB6は夢を見る事に影響を及ぼす、神経伝達物質のコネクターのようなものなので、過剰摂取でも不足気味でも悪影響を及ぼす」とのことです。
ビタミンB6不足は悪い夢を見る原因に繋がります。
取りすぎても熟睡できなくなってしまいますが、ビタミンB6はしっかり取っておくことがおすすめです。
できればサプリメントでの摂取は控えましょう。
ある研究によると、拒食症の人は食べ物の夢を見ているというデータがあります。
お腹が減った低血糖状態での睡眠は浅い眠りに繋がり、何度も目が覚めてしまいます。
バナナやミルクなどを寝る前に取ると、良い夢を見ることができるようです。
元彼や元カノの夢を見る意味とは
昔の彼女や彼氏が夢に出てくる原因は、脳が無意識のうちに昔の彼女や彼氏のことを感じ取ったというケースが考えられます。
このような夢を見るならば、昔の彼女や彼氏の思い出のようなものに触れたということが考えられます。
同じシャンプーや香水の香りを脳がキャッチしたり、同じ車を見かけた、同じ格好の人を見たなど、これらは脳がしっかりと記憶しているのです。
一番記憶に残るのは香りなのですが、些細なことが脳を刺激して夢に出てきます。
頻繁にこのような夢を見る場合は、昔の彼氏や彼女を思い出させるような人が身近にいるのではないでしょうか。
他に考えられる原因は、現状に不満を抱えているケースです。
これは現状を充実させることで解決できますが、気がつかないところで比べてしまっていたり、懐かしく思っていることが考えられます。
どこかで寂しさを感じていたり、人に甘えたいと感じていたりすると、どこかで相手のことを思い出しているのではないでしょうか。
元彼や元カノの夢を見たときにすべきこと
昔の彼氏や彼女と仲良くしている夢を見るというのは、実は良い兆しなんです。
見る原因は様々ですが、積極的に恋愛をして良い時期です。
今の環境が良いということの暗示であり、すでに思い出となっているときに見る夢であることが多いです。
復縁した夢を見る原因は、決して復縁したいときに見るわけではなく、前向きに生きていくというプラス思考のときに見ます。
今の関係を大事にしようとしている証拠です。
喧嘩をした夢を見る原因は、引きずっている可能性があるようです。
付き合っていた頃の夢は、寂しいときなどに見ることのある夢ですが、良い変化がある兆候でもあるようです。
未練がある場合などは、不満があるような夢を見ることがあり、ショックなことを引きずっていることが考えられます。
誰にも取られたくないというときには、昔の彼氏や彼女が誰かと仲良くしているような夢を見ます。
しっかりと別れられていない場合には、ずるずると関係を続けないように気をつけましょう。
しっかりと吹っ切ることが大切です。
逃げる夢はショックなことや罪悪感といった感情と向き合えていない可能性があります。
これらの感情は素直に認めてしまうと良いでしょう。
夢を見るのはなにかしら原因がある
浅い眠り、レム睡眠・・・夢を見る原因はいろいろあるようです。
また夢でも悪夢や元彼・元カノが出てくる夢など、いろいろなバリエーションがあり、対処法なども少しずつ変わってくるようですね。
悪夢を見てしまう日が続く場合は、テレビをしっかり消してからねること、いい香りを嗅ぐこと、寝る前にバナナを食べることなどをしてみてはいかがでしょうか。
素敵な夢を見ることができるかもしれませんよ。