雨が降る梅雨の時期になると、なかなか外にお布団が干せなくて嫌ですよね。
何だか湿気っぽかったり、ダニが繁殖してしまうのではないか・・と、心配になりますよね。
今回は、梅雨の時期になかなかお布団が干せないときのお布団の干し方や6つの湿気対策、そしてダニの増殖を抑える方法をご紹介していきたいと思います。
梅雨の時期に外でお布団を干す方法
雨続きの梅雨時期では当然お布団が干せません。
そのため、梅雨の時期の晴れの日はとても貴重です。
「晴れたからお布団を干さなきゃ」となる奥様は多いでしょう。
しかし、ちゃんと干す時間帯に干していますか?
梅雨ですので、雨続きの後の空気はとても湿っています。
湿度が高すぎてお布団を干したのに余計湿気っぽくなってしまった、ということも起こるでしょう。
それは、干す時間帯は悪いからです。
朝、空は晴れていたとしても地面やアスファルトは未だに濡れています。
そのため、濡れた地面が乾いたとき、湿度は急上昇するのです。
日差しによって地面の水が蒸発する時間帯にお布団を干すと、干す前よりお布団が湿ってしまうのです。
お布団を干す前に地面に水は残っているか、空気はジメッとしていないか確認しましょう。
干すお布団が沢山あって一度に干しきれない場合は、干す順番にも気を付けましょう。
まずは、敷布団から干しましょう。
敷布団は体に接地している面積が大きい為、汗を沢山吸収し、掛け布団に比べて湿気が多いのです。
寝ている間にかく汗は多いのでお布団に浸透してしまいます。
そのため、きちんと裏表日に当てて乾燥させるようにしましょう。
晴れ間を狙って干したのに!急な雨でお布団が濡れたときの対処法
通り雨やゲリラ豪雨でお布団が濡れてしまう時がたまにあります。
その時の対処法をお教えします。
まず、濡れたところはタオルで叩くように拭きます。
衛生面を気にする方は熱いお湯に付けて絞ったタオルを使いましょう。
余談ですが子供のおねしょなども、熱いタオルで拭くといいです。
拭き終わったら天日干しして乾かしましょう。
雨が降っていて天日干しが出来ない場合は、ドライヤーや扇風機やエアコン、乾燥機など使って乾かしてください。
ドライヤーや扇風機などの送風機を使って乾かすのであれば、椅子の背などにお布団を掛けると乾かしやすいです。
どこかに掛けることによって風の当たる範囲も広くなります。
お出かけ中に急な雨でお布団を取り込めず、グッショリレベルで濡れてしまった場合は、さすがに送風機だととても大変なので、コインロッカーに行って乾燥機を使うのが良いです。
湿気が多いまま放置してるとカビが生えてくるので、面倒でも必ず乾かすようにしましょう。
雨が続いてなかなかお布団が干せない
梅雨の時期に晴れる日があればいいのですが、雨が降らないだけで太陽が出ていなかったりして、全く天日干しが出来ないときがあります。
そんなときにはやはり布団乾燥機があると大助かりです。
梅雨以外に秋雨前線など、一年の中で雨がよく降る時期は何度かあります。
乾燥させたお布団で寝るのはとても気持ちがいいですし、天気を気にすることなくいつでもお布団を乾燥出来るというのは、大きなメリットだと思います。
また、大きくて重いお布団を使っている方やお年を召した方は、お布団を干すのも取り込むのも一苦労です。
乾燥器は簡単なので、そういった苦労もせずに済みます。
一人暮らしでお布団を夜まで寄り込めない方も、何時でも手が空いてる時に乾燥することが出来ます。
最近質のいい睡眠がとれてないという方は、乾燥機でお布団を乾燥させてみると改善されるかもしれないです。
とは言っても乾燥器は中々手が出ない人が多いでしょう。
干せる環境がなく乾燥器を持っていない人は、とりあえず毎日お布団を畳むようにしましょう。
畳むだけでもかなり違うので、敷きっぱなしにしないことから始めてみましょう。
雨が続いてお布団が干せない・・6つの湿気対策
湿気対策グッズというのもあるので、それをいくつかご紹介します。
敷布団の下に敷いて使う除湿シートというものがあります。
これは湿気がどれくらい溜まってるのかわかり、湿気も多少吸ってくれるものです。
湿気センサーが付いていて、湿気によって色が変わります。
変色した色でどれくらい溜まっているのか度合がわかります。
このシート自体を干すことで何度も使えます。
吸湿速乾機能付き敷パッド(シーツ)は敷布団の下ではなく、上に敷くパッドです。
お布団の下ではなく上に敷くので、多量の汗を吸い取ってくれます。
除湿シートと同様に乾燥させて何度も使い回すことが出来、速乾性を持っているものが多いです。
洗濯も出来ます。
値段もお手頃な価格なので、コストパフォーマンスは高いです。
除湿機は部屋の空気の除湿をするものですが、お布団や洗濯物の除湿もしてくれます。
水を捨てるだけでいいので、手間がかからないのが嬉しいです。
扇風機は風を送るので、扇風機でも湿気が取れます。
風を送るということは空気の入れ替えも出来るので、扇風機は空気の入れ替えと除湿も出来る多機能家電と言えるでしょう。
雨で湿度が高い日は、扇風機を回してお布団に入ると快適に寝られます。
子供のお布団・・雨の時期はどうやって干す?
お布団の湿気の原因は汗です。
ということは、新陳代謝が活発な子どものお布団が一番湿気が溜まりやすいということです。
夏場は、クーラーを切っていたら当然汗をかきますし、冬場でもお布団を何枚も重ね掛けしていれば汗をかきます。
そして、沢山の汗をかいたお布団を敷きっぱなしにしていれば、カビの繁殖場所になってしまいます。
カビは人体と同じ温度で湿度が高い環境を最も好みます。
なので湿気は取り除かなければならないのです。
晴れが多い時期は問題ないのですが、梅雨などの雨が多い時期は天日干しが出来ないので困ってしまいますね。
晴れたら急いで干すことでしょう。
しかし、本当に気を付けるべきは雨が降ったあとの晴れの日なのです。
最初にも述べましたが、雨が降った翌日の朝は地面がまだ濡れています。
ということは、太陽の熱によって地面が乾くとき、蒸気が出るので湿度が急激に上がります。
この時にお布団を干してしまったら、当然お布団が乾くはずありません。
むしろ蒸気を吸収して湿ってしまうでしょう。
晴れたからといってすぐに干すのではなく、風がまとわりついてこないか、地面が濡れていないか確かめるようにしましょう。
湿気でお布団のダニや臭いが気になるときは?
お布団のカビも気になりますが、ダニも気になりますね。
どちらでもない方が気分が良いです。
そこで最後はダニ対策についてです。
ダニが嫌いな環境を作りましょう。
ダニは湿気を好みます。
カビと同じく雨の日はダニも喜びます。
除湿器を使って湿度を50%に管理しましょう。
この湿度だとダニが生息しにくい環境になるのでかなり効果的です。
確実に絶滅させたい場合は30~45%を2週間ほど保ちましょう。
ここまで湿度を低くすると、ダニは干からびて死滅します。
この2週間というのは卵が孵化した場合を考えての期間です。
卵がないと断言出来るならもうちょっと短くてもいいでしょう。
湿度管理は面倒という人は、コインランドリーの乾燥機を使うとすぐに退治出来ます。
コインランドリーにある高温乾燥機は80℃~120℃の高温で乾燥させるので、ダニは確実に死滅します。
持っていくのと持って帰るのが大変ですが、一日で終わるので湿度管理のような手間はかかりません。
ここでもまた布団乾燥機が活躍します。
1時間くらいかければダニをずいぶん減らすことが出来るそうです。
これも熱で死滅させるので熱が逃げないように、入れ方を工夫する必要があります。
しつこいようですが、布団乾燥機は本当に便利なので強くオススメします。
出来ることをやってみましょう
いかがでしたでしょうか?
雨の時期はなかなか難しいですよね。
つかの間の晴れ間!と思っていても、急に雨が・・なんてことありますし、湿度も高いのでいくらも湿気は飛ばないですよね。
湿気によるダニや臭いも嫌ですよね。
布団乾燥機がご自宅にない方は、コインランドリーに行くのが一番手っ取り早い方法かもしれませんね。