新生児のお布団はどう洗濯する?方法や頻度をご紹介!

新生児は新生児用のお布団があるけれど、これって普通のお布団と洗濯の方法は同じなのでしょうか。

また、新生児と成人した大人とでは、洗濯の頻度は違うのでしょうか。

ここでは、新生児の布団の洗濯方法や洗濯の頻度、なるべく汚れない工夫などもご紹介します。

新生児のお布団の敷布団は洗濯すべき?

新生児用ふとんの敷布団まで汚れてしまったら、全部を洗わなくても、バスタブに持っていって、汚れた部分だけを押し洗いすればいいです。

もし、防水シーツもセットになったお布団を使っているなら、敷布団まで汚れる心配はさほどないでしょう。

たとえば、私の家の場合であれば、ベビー布団を使うときは、オムツをつけていましたので、敷布団まで洗濯しなければならないことは、それほどありませんでした。

とはいえ、私は汚れたら捨てようと考えていたので、他の方はちがうかもしれません。
特に、今後も赤ちゃんを予定されているのであれば、ときどきは洗った方がいいかもしれません。

洗濯の仕方ですが、まずは手洗いをしましょう。次に脱水です。

お布団をはじからくるくる巻いて、筒状にしましょう。次に、この形が崩れないように、ひもで何カ所かきつく縛ってください。

ビニールひもよりは、荷造り用の麻のひもが良いです。縛り終わったら洗濯機で1分ほど脱水をしましょう。その後は、紐をほどいてもう一度手洗いです。

ここまで終わったら、もう一度、はじめと同じように筒状にしてひもで縛り、再び1分間の脱水。
キルティング加工がしてあるなら乾燥機を使ってもいいです。縛ったまま、低温モードに設定しましょう。

その途中で一度取り出して、いったんひもをほどき、お布団の巻いてある方向を変えてからもう一度巻き直して乾燥機に入れると、全体がよりすばやく乾きます。

新生児の掛け布団や敷きパッドの洗濯方法

新生児用の掛け布団の洗濯方法をご紹介します。
ダクロンアクア・アレルキャチャー・キャメル・羽毛布団であれば、ご自宅で洗うことが出来ます。

手洗いの場合は、洗濯ネットにお布団を入れ、それをぬるま湯で溶かした中性洗剤を使って押し洗いをします。

洗濯機の場合は、水流を弱めに設定するか、またはお布団を洗う専用のコースで洗ってください。

洗濯が終わったら良くすすぎましょう。洗い足りないと洗剤が残ってしまいます。

次に脱水です。力を入れてしぼってしまうと、ふとんの糸が切れてしまったり、わたが切れてしまったりといった原因となります。

手洗いの場合はあまり力を入れ過ぎず、洗濯機の場合は短めに脱水しましょう。

乾燥の方法は、乾燥機よりも干す方がいいです。特に痛みの原因になるので、タンブラー乾燥はやめましょう。脱水の終わったお布団を伸ばし、重なっている部分がないか確認し、しっかり乾くまで干しましょう。

なおオーガニックコットン素材のお布団は、プロのクリーニングに依頼する方がいいでしょう。掛け布団と同じように、敷きパットもご自宅で洗えます。やり方も同じように、ぬるま湯に溶かした中性洗剤の中で押し洗いをし、その後しっかりとすすぎましょう。

干し方も同じようなものですが、脱水方法だけ多少違います。敷きパットを脱水するときは、手前から奥に向かって、ゆっくり巻きながら脱水してください。ちょうど海苔巻きを作る時の要領です。

新生児のお布団を洗濯する頻度

新生児用のお布団やタオルなどを、どれくらいの期間で洗濯していますか?
もちろん家庭によって異なりますが、だいたい次のような頻度で洗っている方が多いようです。

タオルは毎日、シーツは2~3日に1回、マットは毎週1回、新生児用お布団は2ヶ月に1回。ふとんを洗うのは苦労しますので、お布団の上にマット、シーツ、タオルを重ね、お布団を洗う回数を減らすのが賢い方法です。

その場合でも、特に赤ちゃんの肌が直接触れるタオルはこまめに洗濯しましょう。というのも、赤ちゃんのお布団まわりは汚れやすいからです。

実は赤ちゃんは、成人に比べて、2倍近い汗をかきます。さらに、お布団に入っている時間も大人と比べてはるかに長いです。赤ちゃんは1日のおおよそ4分の3程度の時間を、お布団の中で寝て過ごしています。

成長とともに睡眠時間は減っていきますが、3歳くらいになっても、半日以上は寝ているのが普通です。というわけで、どうしてもお布団は汚れやすくなってしまいますし、しかも赤ちゃんの肌はデリケートです。

忙しくても、しっかりと洗濯してあげましょう。何をいつ洗ったかを忘れてしまわないために、種類ごとに洗う曜日を決めておくと便利です。

洗濯の頻度を減らす工夫

洗濯の中でも一番大変なのは、新生児用のお布団の洗濯です。毎日交換してあげたいところですが、現実的にはなかなか難しいところです。

そこで、洗濯を楽にして、かつ清潔さを保つための方法としておすすめなのが、シーツの上にさらにバスタオルやフェイスタオルを重ねることです。

こうすると、もちろんタオルは汚れますが、お布団やシーツに比べれば、タオルの洗濯はとても簡単です。しかも毎日新しいタオルと取り換えられるので清潔です。

もちろん気を付けていても、タオルだけでは足りないこともあります。

たとえば赤ちゃんが敷布団にウンチをもらしてしまったとき、どうすればいいのでしょうか?
こういうときにそなえて、シーツの下に、おねしょパットを挟んでおけば、パットだけ洗えばいいのでとても楽です。

値段は大体500円から1,000円といったところです。あまりにおもらしの回数が多い時は、寝るときだけでもオムツを考えてもいいでしょう。

お布団をクリーニングに出すとかなりのお金がかかりますし、自分で洗うとなると非常に手間がかかります。敷布団は風呂場で踏み洗いするしか方法がありません。

洗い終わったら、水で重くなったお布団を抱えて外まで持っていって干すことになります。
運んでいる間も水は床に落ちてきますし、天気が悪くなったら一大事です。ですから、可能な限り敷布団を洗わなくて済むような工夫をすると、育児が楽になるはずです。

新生児用のお布団はいつまで必要?

新生児用のお布団はいつまで使うものでしょうか。
3ヶ月になる子供がいる方で、退院後の新生児用のお布団の使用について悩みを抱えている人もいます。退院後も新生児お布団を使うなら、どのくらいまで新生児用のお布団を使えるのでしょうか。

サイズから考えると、3歳児でも十分使えそうだと感じますよね。大人用お布団は小さい子供には柔らかすぎると耳にすることがあると思います。

出来るだけ長く使いたいと思いますよね。しかし、1日中このお布団の上で過ごしているので、どのタイミングで新調すべきか悩みますよね

9ヶ月の子供でも新生児用お布団を使っている方もいます。しかし、赤ちゃんの成長はそれぞれ違うので、赤ちゃん本人が嫌がらなければ、当分使い続けてもいいと思います。

新生児用お布団を嫌がるときには、大人用のお布団でもかまわず一緒に寝てあげましょう。一緒に寝るようになった後は、新生児用お布団をパンツトレーニング用のお布団に使うのが便利です。おねしょをしてしまったときでも、大人用お布団と比べれば洗濯も簡単なので、パンツトレーニングには最適です。

吸水シートでもいいのですが、それだと濡れたときの違和感がないため、赤ちゃんが不快感に気付かず、おねしょが治りにくいという話もありますので、この点からも、新生児用お布団は有効活用出来ると思います。

新生児用のお布団の使用期限は、大体1歳くらいなって、今後も使い続けるかどうかを考えている方が多いですね。

新生児のお布団の水通しは必要?

新しく買った衣類(特に肌着)は一度水通しするのが一般的だと思います。同じくベビー用品も水通しした方がいいのでしょうか。

もちろん肌着の場合は、大人用と同じように一度洗濯をしてから着させていますが、お布団もそうすべきなのでしょうか。
こうした疑問に対しては、次のように答えることが出来ます。

まず、お布団に使うシーツやタオルなどは、水通しをする方がいいでしょう。お布団そのものは水通しをする必要はありません。ただ、天日干しはした方がいいと思います。

さらにこれに掃除機をかけると完璧ですが、そこまで神経質になる必要もありません。定期的にシーツの洗濯を心がけ、天気の良い日に天日干しをすれば十分清潔な状態を保つことが出来ます。

なんといっても、赤ちゃんは大人と違って1日中新生児用のお布団で寝ているわけですから、お布団まわりの手入れをこまめにしてあげれば、いつもより気持ち良く寝ることが出来るかもしれません。

もちろん水通しがだめだというわけではないので、気になるようでしたら、一度洗濯してもいいでしょう。

とはいえ、やはりお布団はお布団ですので、乾くのに時間がかかりますし、洗うなら天気の良いタイミングを見計らってやりましょう。

新生児のお布団はどう洗濯する?方法や頻度をご紹介! まとめ

いかがでしたか?

新生児には、いつでもきれいなお布団でスヤスヤ眠ってほしいですが、がんばりすぎるとお母さんの負担になってしまいます。

うまくバランスを取って、心身ともに健康に子育てをしたいものです。

また、大変な場合は洗濯だけでも家族に頼むなどして、みんなで子育てをしていきたいですね。