一人暮らしならベッドは折りたたみが活躍!選び方のコツは?

一人暮らしを始める時に、まずは家具を探すところから始める方は多いでしょう。

しかし、一人暮らしではお部屋が小さいことも多く、置きたい家具を全部入れることができないということもありますよね。

そこで、一番大きな家具であるベッドを折りたたみにして、お部屋を広く使ってみてはいかがでしょうか?

今回は、折りたたみベッドのメリット・デメリットや、選び方のコツなどをご紹介します。

一人暮らしならお布団よりもベッドが最適!

そもそも折りたたみベッドを選ぶ以前の問題として、一人暮らしでお部屋が小さいのならベッドを買わなければ良いと思う方もいらっしゃるかもしれませんよね。

お布団ならばベッドのように場所をとることもありませんし、他に好みの家具を置けるという楽しみ方もあります。

しかし、どんなに小さなお部屋でも、一人暮らしの場合にはまずベッドを購入することをおすすめします。

一人暮らしを始める理由は人それぞれ違いますが、基本的には仕事や学校など家を留守にするということが多いでしょう。

お布団は毎日の上げ下ろしがあり、さらに定期的に干すなどのお手入れがベッドよりも格段に多くなります。

また、お布団は場所をとらないと思ってしまいがちですが、それはあくまでも収納する場所がある場合に限られます。

一人暮らしならば、お部屋の数は多くても2部屋ほどのことがほとんどでしょう。

収納も決して多いわけではありません。

さらに、洋室の場合には押し入れもありませんから、結局お布団を出しっ放しなんていうこともあり得ます。

出したままにするのなら、見栄え的にも衛生的にもベッドの方が良いですよね。

折りたたみベッドのメリットとデメリット

それでは、折りたたみベッドのメリットとデメリットをご紹介していきます。

折りたたみベッドは、何といっても使用時以外にたためることが最大のメリットとなります。

また、基本的にキャスターのある製品がほとんどのため、簡単に移動することができます。

移動ができれば、寝る場所を変えることもベッド下を掃除することも楽にできますよね。

さらに、たたんだ時にその上でそのままお布団を干すことも可能です。

値段の上でも、置き型のベッドよりは安価なことがほとんどです。

一方、そうして簡単にたたんだり動かしたりできるシンプルな作りのものが多いことは、デメリットにも繋がります。

一般的なベッドと比べておしゃれな外見のものは少なく、華奢な分強度は高くないことも多いため、安全面で心配な方もいらっしゃるでしょう。

マットレスに厚みもないため、寝心地も置き型のベッドよりは下がると言えます。

また、一般的なベッドであれば収納を兼ねているものも多いため、収納がないことをデメリットと感じる方も少なくないかもしれませんね。

どんな作りのものでも、メリットがそのままデメリットに繋がることはたくさんあります。

それでも、折りたたみベッドはその特性を、一人暮らしのお部屋でこそ輝かせることができると考えます。

折りたたみベッドの選び方のコツとは?

それでは、数ある折りたたみベッドの中からひとつを選ぶためには、どのようなポイントを重視すれば良いでしょうか?

まず、折りたたみベッドを選ぶ時には、通販を利用するよりも実際に商品を確認することをおすすめします。

折りたたみベッドのシンプルな作りでは、まれにベッドのきしみや音が気になるという方もいらっしゃいます。

折りたたみ方は簡単にできるのか、たたんだ時のサイズはどうなるのか、など実際に目で見て確かめることで多くのことを知ることができますよね。

一人暮らしの場合全ての作業を一人で行うわけですから、力のない女性などは特にたたみ方を確認することは必要です。

寝心地がとても良いとは言いきれない折りたたみベッドだからこそ、寝心地の確認をしておくことも重要となるでしょう。

探す時間がない方や気に入った商品が通販で見つかった方の場合は、口コミを見て実際に使った方の意見をしっかりと確認した方が安心できますね。

名の知れたメーカーを選ぶことも、安心材料のひとつとなるかもしれません。

そして、折りたたみベッドはマットレスも一体型のことが多いので、低反発なのか高反発なのか、厚みがどれくらいなのかもしっかりと確認しましょう。

起き上がる時のことを考え、脚の高さやリクライニング機能の有無もチェックしておくと良いですね。

一人暮らしのお部屋におすすめの折りたたみベッドは?

ここでは、おすすめの折りたたみベッドをご紹介していきます。

最初におすすめしたいのは、リクライニング付きの折りたたみベッドです。

リクライニングは置き型のベッドにもほとんど付いていませんので、必要ないと考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、一人暮らしだからこそベッドの上でくつろぐ時間は多くなりますので、リクライニングでベッドとカウチソファの両方の役割を備えていると、使い勝手はとても良くなります。

同じ理由から、タマリビングの「コンパクトソファベッド」もおすすめです。

こちらは、一般的な折りたたみベッドというイメージではありませんが、たたむことでソファとして使用できるので収納スペースを考える必要がなくなるでしょう。

また、宮付きの折りたたみベッドも携帯電話やメガネ、時計などを置いておけるのでとても便利です。

他に、すのこの折りたたみベッドは通気性が良く、たたんだ上にお布団を干すことができるので衛生的で良いですね。

YAMAZENの「宮付きすのこ折りたたみベッド」は、宮部分もすのこでできていて見た目にも美しいので、和風モダンが好きな方などには特におすすめしたい商品です。

一人暮らしだからこそおしゃれなベッドで楽しみたい!

一人暮らしをする時に、やはり好きな家具を置けるということは大きな楽しみですよね。

しかし、前述した通り折りたたみベッドはおしゃれな家具とは言い難い部分もあります。

そんな時は発想を逆転させて、折りたたみベッドのシンプルさを活かしたお部屋作りをしてみましょう。

北欧調のベッドやクラシック調のベッドなど、おしゃれなベッドはたくさんありますが、どうしてもお部屋のイメージはひとつに定着してしまいますよね。

しかし、シンプルな折りたたみベッドはベッド自体が主張をしてこないため、寝具の色や形を変えるだけでガラリとイメージを変えることができます。

今まではあまり使えなかった華やかなシーツや、大きな柄ものを使用してみるのも良いでしょう。

季節によってベッドカバーを変えてみるのも楽しいですね。

また、マットレス付きの折りたたみベッドによっては、専用のベッドカバーが販売されていることもたくさんあります。

カラー展開が10種類以上もある商品があれば、マットレス自体がストライプやチェックだったり、デニムやベロア調の素材で覆われているものもあります。

ベッド自体の作りよりも、カラーをお部屋のインテリアと合わせて楽しむというのも良いですね。

折りたたみベッドの注意点と使用方法

最後に、折りたたみベッドの注意点と使用方法についてまとめてみました。

まず、折りたたみベッドを購入する前にたたんだ状態での収納場所をしっかりと確保しましょう。

せっかく省スペースにするために購入したのに、お部屋の真ん中にたたんだベッドがあっては本末転倒となります。

次に、寝具の収納場所を確保しましょう。

ベッドを購入した時点で、お布団とは違い収納場所は必要ないと思ってしまいがちですが、たたんだベッドにまくらや毛布などの寝具は置いておけませんよね。

お布団ほどかさばるものではありませんが、一定量の寝具を置く場所は必要となります。

また、一人暮らしの場合は賃貸住宅であることが多いかと思いますが、慣れない折りたたみやキャスターの移動で床に傷を付けないよう気を配る必要もあります。

そう考えると、折りたたみベッドと言えども必ずしも毎日折りたたまなくて良いのではないでしょうか。

来客時や、掃除をする時にはスッとたたんでお部屋の端に寄せるだけにして、寝具はクローゼットなどに一時置いておくという方法でも良いと考えます。

そして、通常は置き型ベッドと同じように使用すれば疲れた時にすぐ横になれますし、ベッドも寝具もあえて収納スペースを作る必要はなくなりますね。

臨機応変に折りたたみベッドを使ってみよう

一人暮らしのお部屋を有効に使うということは、常にお部屋を広くしておくという意味ではありませんよね。

小さくても1人で過ごす分には、ベッドをそのままにした方が使いやすいこともありますし、手間も軽減することができます。

それでも、いざという時にスッとたためる折りたたみベッドは、やはり一人暮らしの大きな味方となるでしょう。

自分に合った折りたたみベッドを上手に選んで、自分が暮らしやすいようなお部屋を作ってみましょう。