色は、人の運気や心理に関わるとされています。
赤色は情熱的や活力といったイメージがあり、みどりならリラックスする効果などの心理的効果が期待できます。
このような、色。
実は睡眠の質にも影響があると言われています。
ベッドやお布団の色を変えることで、より快適な睡眠を手に入れることができるかもしれません。
ここでは安眠におすすめの色をご紹介すると共に、寝室の色で運気が上がる風水についても見ていきましょう。
ベッドとお布団を色で選ぶ時のコツ
快適な睡眠のためには、脳へ刺激を与えない環境作りも重要とされています。
そのため、柄物のお布団やド派手な色のベッドは、脳に刺激を強くあたえてしまうので快適な睡眠を得るためには不向きと言えるでしょう。
お布団には、チェックやストライプよりも無地のお布団がおすすめです。
また、その中でもアースカラーという自然を思わせる空の青色、葉っぱのみどり、茶色など自然な色などをおすすめします。
このような色にすることで、刺激が少なく済むため、快適な睡眠を得やすくすることができるのです。
しかし、ここで注意点があります。
「脳に刺激を与えたくない」からと言って、ベッドやお布団、部屋全てを1色の色で統一するのは、あまりおすすめできません。
バランスのためにも色は、3色でコーディネートをおすすめします。
それでは、次章からは刺激の少ない色について、もう少し詳しく期待できる効果をお伝えします。
ベッドとお布団の色には「みどり・青・ピンク」がおすすめ
先程、ベッドやお布団の色には、刺激が少ない色をおすすめさせていただきました。
そこで、おすすめする色の特徴についてお伝えしていきます。
快適な睡眠を促すおすすめの色は、「みどり」、「青系」、「淡いピンク」の3色です。
・みどり
みどりは癒し、再生、回復を連想させてくれる色です。
リラックス効果が期待できるため、ベッドやお布団の色におすすめできます。
・青系
みどりと同じで、リラックス効果が期待できます。
そして、日本人が白色の次に好きな色とされています。
そのため、抵抗もなくベッドやお布団の色に使えるかと思います。
・淡いピンク
ド派手なピンクや鮮やかなピンクは、睡眠を妨害する可能性がありますが、淡いピンクはリラックス効果が期待できます。
そのうえ、女性ホルモンを活性化させるとも言われている色です。
それによって、肌のたるみや目じりのシミに効果があるとされています。
しかし、ピンクは濃さによって、睡眠を妨害する可能性があるので、どれが淡いピンクなのかしっかりと調べる必要があります。
ただし、これらの色が必ずしも当てはまるとは限りません。
人によって好き嫌いもあるかと思います。
嫌いな色を無理に使うと逆にリラックスできないこともありますので、自分の好みに合った色でコーディネートしましょう。
寝室におすすめしない色とは?
次は、睡眠を妨げると言われている色についてご紹介していきます。
睡眠を妨げる色は、赤色、オレンジ色などの暖色と言われています。
また、赤と青が混ざった紫色も睡眠には不向きです。
それでは、詳しく理由をお伝えしていきます。
・赤色
赤色は、興奮させやすい色です。
「どんどん行こう」、「すぐに行動しよう」、「バリバリ働くぞ」などやる気を出させてくれる色です。
しかし、疲れている時には強すぎる色であるため、イライラの原因になることもあります。
ですから、疲れを取るための睡眠には不向きと言えます。
・オレンジ色
オレンジ色は、ビタミンカラーと言われているほど、フレッシュで元気が出てくる色です。
食欲増進や、明るく陽気な気分になる効果があるので、リラックスしたい睡眠には不向きと言えます。
・紫色
紫色は、高ぶった精神の興奮を鎮めたり、身体の回復を高めたりしてくれます。
これだけなら睡眠に向いていると思われますが、芸術的、美的な感性を刺激するので想像力が向上し脳に刺激を与えてしまうのです。
自分の好きな色だからとベッドやお布団などの色を決めるより、快適な睡眠が送れる色にしましょう。
白色と灰色も不眠の原因になる!?
睡眠には不向きな色で、暖色系を挙げましたが、他にも白色や灰色も睡眠には不向きになる可能性があります。
その理由をお伝えします。
・白色
白色は純粋、無垢、穢れがないといったイメージを持たれる色です。
身に付けることによって、清潔感が出て自分には嘘がないという印象を相手に与えます。
しかし、真っ白な白色一色の部屋は、緊張させたり冷たく感じたりするので、ベッドやお布団には不向きかもしれません。
実際に真っ白で統一された寝室で寝ると、睡眠時間が1時間短くなるといった調査結果もあるほどです。
・灰色
上品、静か、都会的な意味合いがある灰色ですが、黒にも白にもとれない色合いが、不安を誘ってしまうので、睡眠には不向きな色とされています。
また、曇り空やコンクリートなどどんよりとした色なので気分が落ち込みやすくなってしまいます。
このように、暖色系以外の色でも睡眠に不向きな色があります。
快適な睡眠を送りたいのなら、青色やみどりなどの寒色系の色を取り入れましょう。
健康促進や恋愛運向上させたい人のベッドとお布団の色はコレ
快適な睡眠がとれる色についてご紹介してきましたが、運気的な要素でも色は活躍していきます。
そこで、次は風水の観点から、ベッドやお布団におすすめの色を見ていきましょう。
・健康促進の色(赤色・みどり色)
赤色は、元気にしてくれる色です。
しかし、先程お伝えしたとおり、脳を刺激して興奮させる作用があるのでベッドやお布団には向きません。
そのため、取り入れるのであるなら、薄い赤色にして小物などに取り入れることをおすすめします。
また、みどり色は、再生と回復の色となりますので、健康促進にはもってこいと言えます。
そのうえ、リラックス効果も期待できますので、風水の観点から見ても、みどりはベッドやお布団にはおすすめの色です。
・恋愛運上がる色(ピンク)
ピンクは、女性らしさを連想させる色です。
こちらも先程もお伝えしたとおり、淡いピンクはリラックス効果が期待でき、女性ホルモンの分泌向上にも期待ができるとされています。
そのうえ、恋愛運をアップさせるとも言われているため、ベッドやお布団に取り入れてみてもいいでしょう。
このように風水的に見て、目的に合った色をベッドやお布団に取り込んでみてはいかがでしょうか。
金運アップ!仕事運を向上させたい人のベッドとお布団の色はコレ
健康促進の色と恋愛運が上がる色についてご紹介しましたが、次は金運や仕事運が上がると言われている色についてご紹介していきます。
・金運の上がる色(黄色・ベージュ・みどり色)
みどり色は健康促進の色でもあると同時に、金運アップの色も期待できる色とされています。
そして黄色は、希望や幸福を連想させる色と言われています。
金運アップにはもちろん、人の目を引きたい時や知識を高めたい時にも使える色です。
しかし、ベッドやお布団には向かない色でもあるので、取り入れる時は小物に取り入れるなど注意しましょう。
・仕事運を上げる色(赤色・紫色)
赤色については先ほどもご紹介したように、元気が出る色なので行動力がありバリバリと仕事をこなすにはもってこいの色です。
しかし、刺激を与えやすいことから、薄い色などを使うことをおすすめします。
また、紫色は、ミステリアスで人とは違うと思われやすい色です。
仕事の交渉を有利に運びたい時や、一筋縄ではいかない気難しい人のように見せたい時に有効です。
しかし、快適な睡眠には向いていない色ともされています。
その理由は、紫色は想像力を向上させる色だからです。
そのため、脳が刺激されるので、快適な睡眠を手に入れることは難しいでしょう。
取り入れる時は、ワンポイントなどにすることをおすすめします。
風水的には睡眠には不向きな色もありますが、どうしても取り入れたい時は、ワンポイントや暗めな色合いを選んで脳を刺激しないようにしましょう。
ベッドとお布団の色で睡眠の質が変わる
いかがだったでしょうか。
色は、快適な睡眠に大きく関わってきます。
セールで安かったからと、ベッドやお布団を買うのではなく、自分の睡眠に合った色のベッドやお布団を買ってはいかがでしょうか。
快適な眠りに導いてくれる色を見つけて最高の睡眠を手に入れましょう。