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お布団を洗濯してもダニは退治できないって本当?

2018.10.14

洗いたてや天日干ししたお布団は、清潔な香りがして気持ちが良いですね。

洗濯や天日干しをすれば、お布団の汚れだけでなくダニも退治できると多くの人が思っているかもしれません。

しかし、実はそうではありません。

洗濯だけでダニは退治できないのです。

それでは、どのようにすればお布団のダニは退治できるのでしょうか。

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ダニが増えるとアレルギーの原因に!

自宅のお布団で寝ていて、朝起きたら虫に刺されていることがありませんか。

犯人はダニかもしれません。

しかし、ダニというと刺すというイメージがありますが、実は人間を刺すダニは数パーセント程度しか存在しません。

家庭で見つかるダニのほとんどは『コナヒョウヒダニ』や『ヤケヒョウヒダニ』などのチリダニ科です。

チリダニ科のダニは、人間のフケや垢、食品カスをエサにしますが、人間を刺すことはありません。

しかし死骸やフンなどがアレル物質になるため、厄介者です。

死骸やフン、殻などは乾燥すると微粉末になり空気中に飛散します。

そうなると、人間の口や鼻から入ってしまうこともありますので、注意が必要なのです。

ダニは、高温多湿が大好物です。

温度25℃前後、湿度70%前後の環境になると爆発的に繁殖します。

湿度の上がる梅雨から温度の上がる夏にかけては、ダニが増えるシーズンです。

ひと夏でダニの数は5倍以上に増えるというのですから、何かしらの対策が必要です。

お布団を洗濯すればダニを退治できると聞いたこともありますが、本当なのでしょうか。

お布団を洗濯してもダニは死なない

お布団やシーツなどには、ダニの大好物の人間のフケや垢がたくさん落ちていますので、たくさんのダニが生息しています。

お家の中で、最もダニ対策をしなければならないのは寝具なのです。

そのため、清潔を保つためだけでなくダニを退治するために、定期的にお布団やシーツを洗濯していると思います。

しかし、実は洗濯ではダニを退治することはできません。

洗濯をすると、お布団が水に浸かることになりますので、溺死させられると思われるかもしれませんが、水に沈めてもダニが死ぬことはありません。

ダニは、1週間水に沈めても死なないといわれているのです。

洗剤を溶かした水でも同様です。

また、激しい水流でも繊維から離れて流されることはありません。

ダニはカギ爪や吸盤のような器官を足先に持っており、がっちり繊維にしがみついているのです。

洗濯機の水流では、流すことはできません。

ただ、洗濯では全くダニが死なないのかというとそうではありません。

洗濯機の水流による衝撃で、死んでしまうダニもいます。

しかし、お布団などの分厚い素材ですと、内部にダニが残ってしまうため、洗濯機ではダニを死滅させることはできないと考えておきましょう。

洗濯だけでなく高温でダニを退治しよう

ダニを退治するために必要なのは、高温です。

ダニは、50℃で20~30分、60℃では一瞬で死滅します。

お布団をこの温度にすれば、ダニを退治することができます。

家庭用の衣類乾燥機は、一般的に55℃以上になります。

薄手の毛布やタオルケットなど、乾燥機に入るものであれば30分~1時間程度でダニ退治ができます。

また、家庭用の布団乾燥機も使い方によっては有効です。

しかし注意点があります。

加熱をする際、お布団のすべての部分を50℃以上にしなければなりません。

一部でも温度が低い部分があると、その部分のダニが生き残ってしまうからです。

おすすめはマットタイプの布団乾燥機です。

マットタイプであればお布団にしっかり熱源であるマットが密着するため、全体をしっかり加熱することができます。

衣類乾燥機も布団乾燥機も持っていないという人は、もう一つ手段があります。

それは夏の車内です。

夏の車内が高温になることは知られていますね。

この高温を利用するのです。

晴れた日に、温度の上がった車内に大きなビニール袋にお布団を入れて密封します。

フロントガラスの下あたりの、しっかり日光が当たる場所に置いてください。

裏表それぞれ2時間程度置いておきましょう。

ダニ退治をした後、洗濯機や掃除機などでしっかりダニの死骸やフンを洗い流しておくことも忘れずに行いましょうね。

コインランドリーの熱風や熱湯で洗濯するのも効果的

大きなお布団や厚手のお布団はコインランドリーを使うのがおすすめです。

掛け布団だけでなく敷布団を乾燥できるような大型の乾燥機があるコインランドリーもありますので、寝具すべてにおいてダニ退治をすることができます。

コインランドリーの乾燥機は、ガスで高温の熱風を発生させています。

そのため、すぐに60℃の高温に達することができますし、内部まで熱を浸透させることもできます。

大きな乾燥機の内部で回転させながら乾燥しますので、お布団をはたいてくれる効果もあり、ダニの死骸やフンも落とされやすいのです。

内部まで熱を浸透させるために、20分以上は乾燥機にかけると良いですよ。

ただ、お布団を熱風で乾燥させてダニが死滅したとしても、その死骸はお布団の中に残ったままです。

その後、掃除機で吸い取ったり再度洗濯してダニの死骸を落とすのがおすすめです。

また、コインランドリーによっては50℃~60℃のお湯で洗濯をしてくれる洗濯機を置いているところもあります。

60℃の熱湯で洗うとダニは死にますので、これも有効です。

寝具のお湯洗いが可能かどうか確認してから使用してください。

大きなお布団は宅配クリーニングでラクチン

少しお金がかかってしまいますが、クリーニングに出すという方法もあります。

忙しくてコインランドリーに行く時間がない、お布団を洗濯する時間がないという人もいますよね。

お布団のクリーニングでは、ほとんどの素材のものを洗ってくれます。

羽毛布団や綿布団なども大丈夫です。

洗濯表示を確認し、洗濯ができる表示があればクリーニングに出すことができます。

しかし、取り扱っているお布団についてはクリーニング屋さんによって違いがありますので、前もって確認しておきましょう。

小さな子どもがいて外出できない、大きなお布団を持ち運ぶのが大変、というのであれば、宅配クリーニングがおすすめです。

インターネットで注文し、希望の日時を入力すると自宅まで宅配業者がお布団を引き取りに来てくれます。

業者によって「無料保管」してくれたり、「防ダニ加工」をしてくれたりしますので、希望のオプションが付いている業者を選ぶと良いでしょう。

また、ペットの使用した寝具は引き受けてくれない業者も多いのですが、ペットがおしっこをした寝具でもOKという業者もあります。

それぞれの業者がさまざまなサービスを展開していますので、見比べてみてください。

お布団の下に置くだけでダニ退治!

お布団のダニを増やさないためには、こまめなお部屋の換気やシーツ交換、お布団の洗濯と乾燥、掃除機をかけるなど、気を付けることがたくさんあります。

こまめにするのは大変かもしれません。

そこで、洗濯や掃除も大切ですが、併せてダニ取りシートを使いましょう。

ダニ取りシートは、お布団などの下に置いておくとダニを捕獲してくれるというダニ取りグッズです。

シートに入っている誘引剤によってダニをおびき寄せ、粘着シートで捕獲するという仕組みになっています。

ダニ退治の即効性はありませんが、置いておくだけでダニ退治とダニの除去を同時にできてカンタンらくちんです。

おすすめのダニ取りシートをご紹介します。

●ダニ捕りロボ

ダニを捕まえるだけでなく、乾燥させて死滅させるという特許を取得した方法でダニを退治することができます。

死骸やフンも飛び散らないため、そのまま燃えるゴミとして捨てるだけなので簡単です。

誘引剤に化学物質を一切使用していないため、子どもやペットがいるお家でも使うことができます。

●ダニピタ君

こちらも置いておくだけでダニを誘引して吸着シートで捕獲するシートです。

初回購入時にのみ返金保証が付いていますので、お試しとして使ってみるのも良いですね。

ダニの数を抑制していく

お布団のダニを退治するには「高温」「乾燥」というふたつが重要です。

お布団は大きくて重さがありますので、自宅での洗濯やお掃除は簡単ではありません。

あまり自宅で頑張り過ぎずに、定期的にクリーニングに出すと効果的にダニが退治できると思います。

しかし、どんなに頑張ってもダニを完全にゼロにすることはできません。

ダニの大繁殖を防ぎ、数を抑制していくという気持ちでいると良いですよ。

 - ダニ対策, 寝具, 布団